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第3858号 11月22日発行




合流式下水道を“分流並”に改善/原則として10年後目標
 合流式下水道改善対策検討委員会の第3回会合が9日、下水協の会議室で行われ、合流式下水道改善対策の当面の目標案について議論された。それによると長期的な目標として分流化を視野に入れながらも当面は原則10年後を目標に、年間1万9,000tのBOD総流出量の削減、年間越流回数を30回以下に半減、スクリーン等による夾雑物の流出防止といった対策に力を入れていく方針になっている。さらに、合流式を採用している192都市において、当面の目標達成に必要な施設を整備するハード対策を進めるとともに、住民への情報提供や各戸貯留・浸透の普及促進といったソフト対策も併せて進めていく考えも示された。

魚住氏ら9名に感謝状/日本下水道事業団
 日本下水道事業団は8日、東京都港区の本社で功労者の表彰式を行った。表彰されたのは下水道事業団の発展に功績があった九名。
 表彰式では内藤勲理事長から受賞者1人々に感謝状が渡された。受賞者は次の通り。(役職は当時のもの)▽魚住昌也・前札幌市助役▽大迫健一・前東京都下水道局建設部長▽中村芳之・前横浜市技監兼下水道局長▽宮下昌之・前愛知県建設部技監▽稲嶋修身・前豊田市下水道部長▽原田禮嘉・前三重県県土整備部長▽古澤裕・前大阪府土木部長▽三浦捷・前大阪府土木部副理事▽高橋隆史・前大阪府東部流域下水道事務所長

法適化促進へ事例集/総務省
 総務省はこのほど、「簡易水道事業・下水道事業における法適化事例集」をまとめた。
 総務省では、簡易水道事業と下水道事業における法適用を推進するため、法適化に関する最近の動きを整理した。事例では、最近法適用を行った地方公営企業がどのように準備作業を行ったかをまとめるともに、事前調査や事務の引き継ぎ、新予算の調整等といった移行事務の流れを各項目ごとに説明している。

クリプト対策指針を改正/厚労省
 厚生労働省は13日付けで健康局水道課長名で、各都道府県等の水道行政担当部局長にあてて、「水道水中のクリプトスポリジウムに関する対策の実施」について通知した。今般、最新の知見をもとに、水道原水中のクリプトによる汚染の惧れの判断及び予防対策を中心に暫定対策指針を改正したのに伴い、より一層の周知徹底と指導を要請したもの。
湖沼会議でシンポ・発表会/下水文化研究会
 日本下水文化研究会主催、水道事業活性化懇話会共催の第9回世界湖沼会議自主企画プログラム「下水文化と進化する下水道のシンポジウムと研究発表会・展示会」が17日、大津市のピアザ淡海に関係者など約250人が参加して開催された。
 「地球の水を守る日本と世界の下水道事業にかける私たちの願い」をテーマに、下水道を取巻く社会情勢が大きく変化する中で、今後の下水道のあり方、方向性を探ろうというもので、水循環の中での下水道の役割の重要性を確認したうえ、他の水関連行政との連携、情報公開と市民参加、民営化など幅広い議論が行なわれた。
13年度実務協議会開く/日水協関東地方支部
 日水協関東地方支部は15、16日の2日間にわたり、埼玉県支部の開催担当により13年度実務協議会を開いた。会場となったのは埼玉県の水源である利根川上流の群馬県水上町・水上ホテル聚楽で、関東地方事業体の事務・技術の実務担当者約290名が集まった。
 協議会では、事務部門の座長に田村弘幸・さいたま市水道部管財課長、技術部門の座長に中山邦雄・さいたま市水道部設計課長を選出し、両部門7題づつの提出問題を協議した。
高岡市で研究発表会開く/日水協中部地方支部
 日本水道協会中部地方支部は15、16の両日、高岡市で第26回研究発表会を開催した。
 研究発表は浄水場の外部委託についてや主要農薬の流通実態、濁度測定値の一元化による水質管理の合理化、口径2,200ミリの不断水制水弁設置工事など計17題で、質疑応答も活発に行われた。また2日目には「高岡市の『万葉のふるさとづくり』」と題する講演や伏木配水場などの視察が行われた。
   
監理技術者の実工期配置を/下水道施設協
 日本下水道施設業協会の小島啓二会長(明電舎会長)、前田滋副会長(荏原副会長)、西口専務理事、月島機械遠藤常務、荏原関根常務らの代表は14日、日本下水道事業団を訪れ、内藤理事長、安中副理事長、石川理事らの幹部に対し(1)新積算基準への円滑な移行(2)改築・更新工事等の実態に沿った積算(3)引き渡し時期の平準化・適正工期の確保(4)設計数量の開示(5)新技術の積極的な採用-の5項目について要望すると共に、「監理技術者の現場工期での配置」についての指導方を強く求めた。
塩ビ管規格改正に着手/下水協
 日本下水道協会はこのほど、同協会会議室で硬質塩化ビニル管小委員会の第1回会合を開き、硬質塩化ビニル管の規格改正の審議をスタートさせた。
 小委員会ではまず、主査、副主査の選任が行われ、主査に東京都下水道局の片岡正造中部建設事務所設計課長、副主査に川崎市建設局の金子敏道下水道建設部建設課副主幹兼設計指導係長が就任した。
環境研究所が完成/アタカ工業
 アタカ工業が京都府木津町の関西文化学術研究都市で建設を進めていた新研究所「環境研究所」がこのほど完成し、開所式が行われた。今後は環境研究所を開発拠点として、水処理をはじめとした環境ビジネスま拡販に向けた戦略的技術・商品の開発に注力、循環型社会の構築や顧客ニーズの多様化に対応できる「問題解決型企業」への転換を目指すとしている。
ISO9001取得/日本水工設計名古屋支社、東北支社
 日本水工設計はこのほど、名古屋支社、東北支社でISO9001の認証を取得したことを明らかにした。認証機関は日本品質保証機構。名古屋支社の登録活動範囲は上水道、工業用水道、下水道、河川、建設環境で、関連事業所として北陸事務所となっている。
 東北支社の登録活動範囲は建設コンサルタント業務(河川・砂防及び海岸部門、上水道及び工業用水道部門、下水道部門、建設環境部門)と土木構造物の設計で、関連事業所として青森事業所、盛岡事業所となっている。
処理場、浄水場など見学/水団連
 日本水道工業団体連合会は13日、第18回施設見学会を行い、東京都下水道局流域下水道本部の多摩川上流処理場、東京都水道局の山口貯水池堤体強化工事、東村山浄水場を見学した。