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第3884号  3月14日発行




第4期湖沼水質保全計画を決定/環境省
 大木浩・環境大臣は7日、湖沼水質保全特別措置法の指定湖沼である霞ヶ浦、印旛沼、手賀沼、琵琶湖、児島子湖に係る第4期湖沼水質保全計画を了承した。平成17年度を目標に、発生源対策として下水道や合併処理浄化槽などを整備すること等により、CODや全窒素、全燐をおおむね10ポイントほど改善する。計画は関係府県知事が作成し公害対策会議の幹事会で審議された。
寝屋川の水循環系再生へ/大阪で検討委が初会合/国土省
 国土交通省土地・水資源局水資源部が事務局運営を担当する「寝屋川流域水循環系再生検討委員会」(委員長=村岡浩爾・大阪産業大学人間環境学部教授)がこのほど設立された。検討委員会は都市再生プロジェクト(3次決定)を受け、大阪府寝屋川流域を対象に排水系統の再編、水質の改善などに着目した水循環系再生構想を策定するもので、学識経験者や行政関係者ら13名の委員で構成されている。
水道水の悪化も原因/おいしい水議員連盟
 「おいしい水推進議員連盟」(会長=橋本龍太郎氏)は6日朝、衆議院第2議員会館で勉強会を開いた。
 この日は、『ミネラルウォーターの歩みと今後の展望』をテーマに、日本ミネラルウォーター協会の福士祐次・技術顧問から話を聞いた。
 平成13年におけるミネラルウォーターの生産・輸入量は、対前年比14.5%増の124万7,277キロリットル。平成元年の11万7,279キロリットルと比べると10倍以上になった計算だ。
 ミネラルウォーターの販売量が飛躍的に伸びている背景として福士氏は、(1)天然・健康志向、グルメ志向などの時代の風潮(2)水道水の問題-をあげた。水道水の問題では、「首都圏、関西圏で水道水が悪くなってきた。特にビル・マンションの水がひどい」と指摘。
死亡事故で調査団派遣/国土交通省
 愛知県半田市で11日、下水道雨水幹線維持管理工事中に5人が死亡する事故が起きた。作業員がマンホール内で直径1.65メートルの鋼鉄製下水溝の底部に溜まった土砂を取り除く作業中、酸欠のため5人が倒れた。管内で高濃度の硫化水素が検出されたことから、中毒症状を起こした可能性があると見られている。
 事故を受けて国土交通省では、11日に調査団を派遣し原因を究明することを決めた。
344戸で鉛管実態調査/神奈川県営水道
 神奈川県営水道はこのほど、昨年8月から12月にかけて実施した鉛製給水管に関する鉛濃度の実態調査結果を明らかにした。
 今回の調査では、鉛管の使用延長によりグループ分けをしたうえ無作為抽出で344戸を選び、それぞれ流水と停滞水を採水した。採水方法は、特に使用頻度の高い台所等の給水栓から、流水は1リットル、停滞水(平均停滞時間7.4時間)は朝1番の水5リットルを採水。これについて、鉛濃度、残留塩素、pH値、濁度を測定した。
 この結果、流水では現行の基準値0.05mg/lを超えるものはなかったが、使用延長が7メートル以上のものでは新基準値の0.01l/lを超えたものが1戸あった。一方、停滞水では現行の基準値を超えるものはなかったが、44戸(12.8%)が新基準値を超えた。鉛管の使用延長でみると、3メートル未満はゼロだが、3メートル以上7メートル未満で11戸(11%)、7メートル以上で33戸(38.4%)が新基準値を超え、長くなるほど鉛濃度が高くなる傾向となった。
建設改良費に381億円/広島市下水道局14年度予算案
 広島市下水道局はこのほど、平成14年度下水道事業会計当初予算案を明らかにした。総額は1,039億9,900万円で、建設改良費に381億2,800万円を計上している。同市の下水道普及率は平成12年度末で88.0%であることから、その向上を図るため、公共下水道や排水設備などの各整備事業を実施する。
 建設改良費の内訳は(1)公共下水道整備費335億600万円、(2)受益者負担金業務費8,000万円、(3)排水設備整備費30億8,000万円、(4)都市下水路整備費400万円、(5)流域下水道整備費3億7,500万円、(6)諸設備新設改良費2億5,000万円-などとなっている。
ステンでセミナー開く/NiDI東京事務所
 NiDI東京事務所(土井一朗所長)はステンレス協会の協賛で1日、東京新橋の新橋住友ビルで第26回NiDIセミナーを開いた。今回のテーマは「ステンレスと水道」で、ステンレス給水管の土壌環境における耐食性調査を中心に講演が行われた。
待望の高度浄水施設完成/明石市水道部
 明石市水道部が建設を進めてきた明石川浄水場の高度浄水処理施設が完成し、二十八日に同浄水場で竣工式を行った。式には、明石市の岡田進裕市長ら約百人が出席し、トリハロメタンの低減など総合的な水質改善が可能となる高度浄水処理施設の通水を祝った。