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第3891号  4月15日発行




水環境等23事業を認定/国土交通省
 国土交通省下水道部は平成14年度新世代下水道支援事業(第1回)として23箇所を採択し12日、同省会議室で認定証授与式を行った。同事業は近年下水道の役割として新たに求められている良好な水循環の維持・回復、リサイクル社会構築への貢献、情報社会への対応等を積極的に果たしていくことを目的に創設された制度で、水環境創造事業、リサイクル推進事業、機能高度化促進事業の3分野で採択されている。平成11年度の創設以来、今回を含めて116箇所が採択されている。
鉛の基準確保に万全を/厚生労働省
 厚生労働省は3月27日付けで、各都道府県水道行政担当部局長等にあてて、「水質基準に関する省令の一部改正」について通知した。鉛の水質基準を現行の0.05ミリグラム/Lから0.01ミリグラム/Lに強化し、平成15年4月1日から施行するのに対応したもの。
 通知では、(1)鉛の水道水質基準を0.05ミリグラム/Lと定めた平成4年の基準改正時に、概ね10年後の長期目標を0.01ミリグラム/L以下とすることとし、鉛管の布設替え等を指導してきた(2)その後10年を経過したことや、安全な水の供給という目的を達成するため、世界の情勢も踏まえ、基準値を強化することにした-ことなどを確認。
 今回の改正を機に、鉛管の布設替えやpH調整、広報活動の一層の強化・促進に努めるよう求めている。
九州ブロック那覇市/全国簡易水道協議会ブロック会議
 平成14年度全国簡易水道協議会ブロック会議のトップを切って11日、九州ブロック会議が那覇市の沖縄県市町村自治会館で開催された。簡易水道事業は多くの課題に直面しているが、会議では、これらの問題解決に向け「国庫補助制度の充実強化」など財政問題を中心に7題の提出問題が討議され、全て採択された。ブロック会議は今後全国各ブロックで順次開催され、6月6日甲府市で開催される全国大会に向け要望の集約がなされる。
大渇水の辛い経験/参議院議員 関谷勝嗣
 「水と私」をテーマに「おいしい水推進議員連盟」のメンバーに、水・水道への思いを執筆していただいた。順次掲載する。
大規模地下空洞配水池が完成/岐阜市水道部
 岐阜市水道部が平成8年度から建設を進めていた鏡岩配水池がこのほど完成した。配水池は災害時の安全な水道水の確保などを目的に、金華山の岩盤を掘削し山中に建設した全国でも珍しい大規模地下空洞式配水池で、最大貯水量2万立方メートル。また、配水池への入口も兼ね、昭和40年代まで使用していた鏡岩水源地エンジン室を改装した水の資料館も開館し、3月29日には同水源地敷地内で竣工式が挙行された。
建設改良費に約65億円/新潟市水道局
 新潟市水道局が明らかにした平成14年度予算によると、資本的支出に76億4,155万9,000円を計上、このうち建設改良費64億8,069万8,000円で信濃川浄水場整備をはじめとする基幹施設整備に努める。
 建設改良費の主な内訳は、(1)信濃川浄水場建設事業40億4,475万2,000円(2)配水管整備事業6億3,441万円(3)配水管整備事業4億6,068万8,000円(4)老朽管改良事業3億7,485万円(5)出水不良改善等事業2億6,775万4,000円(6)浄水場施設整備事業7,464万5,000円-。
下水道事業費376億円/神戸市下水道事業新年度予算
 神戸市建設局の平成14年度下水道事業会計予算は総額700億5,200万円を計上している。
 このうち、下水道事業費は376億4,300万円で、安全で安心なまちづくりとして、新和田岬ポンプ場や和田岬連絡雨水幹線などの築造工事、降雨情報の携帯電話への配信、下水道用地・施設の活用として、名谷処理場跡地有効活用事業や太陽光発電設備工事をはじめ、災害に強い下水道システムの構築などを実施する。
府全域で経営や環境問題を/大阪府水道事業懇話会
 大阪府営水道の将来構想などを検討する「大阪府水道事業懇話会」(座長=米原淳七郎・追手門学院大学教授)の第2回会議がこのほど、大阪市中央区のプリムローズ大阪で開催された。懇話会は今日の情勢を的確に把握し、次代における水道事業のあり方を見極めるもので、住友恒・滋賀職業能力開発短期大学校校長、村田洋・堺市水道事業管理者ら委員6名が出席するなか、施設整備や効率的な経営のあり方について議論が交わされた。
新「アメッシュ」運用開始/東京都下水道局
 東京都下水道局は2日、インターネット版「東京アメッシュ」運用開始式を東京都防災センター災害対策本部室で開催した。
 同局では、降雨状況を正確に把握し下水処理場やポンプ所を適切に運転して浸水被害を最小限度に食い止めるために、昭和63年度より降雨情報観測システム「アメッシュ500」を導入し運用を開始した。「東京アメッシュ」は「アメッシュ500」を改良したもの。一部地域を除く観測メッシュサイズを500メートルから250メートルにして情報の精密度を上げたほか、1分周期の素早い降雨観測を可能にした。
“エコ・スクラム”発足/東京都下水道局
 東京都下水道局は1日、下水道事業では世界最大級の環境マネジメントシステム「エコ・スクラム(ECO‐SCRUM)」を発足させ、都庁舎内で運用開始式を行った。
 「エコ・スクラム」は今年度内に局全体で認証取得することを目指して構築された環境マネジメントシステム。局全体を「本局事務」「本局計画」「維持管理」「建設」「流域下水道」の5部門に分け、認証未取得部門のシステムを構築し認証既取得部門のシステムと統合することで構築されたもの。
 フロアーに集合した同局職員を前に、鈴木宏・局長は運用開始宣言を行い、「このエコ・スクラムをしっかりと運用することで、良好な都市環境への一層の貢献、環境の保全などに全力で取り組んでいきたい」と訴えた。続いて、ネーミングに尽力した職員の表彰式が行われた。
NS形ダクタイル直管を値下げ/クボタ
 クボタはこのほど、今年度より口径75~250ミリのNS形直管価格(設計積算希望価格)の価格改定(値下げ)を発表した。今月から水道事業体に働きかけていく方針だ。
 今回の価格改定では、口径・管種・内面塗装仕様によりばらつきがあるが、従来価格より最大で23%、最小で4%の値下げとなっている。この結果、ダクタイル管で最もポピュラーなK形管の接合付属品込みでの価格と比較(NS形/K形)した場合、1種管(セメントモルタルライニング)では110%、3種管(同)では116%、また内面エポキシ樹脂粉体塗装直管の場合、1種・3種管とも100%となり、従来120~130%あったK形直管とNS形直管との価格差は大幅に縮小した。
浄水技術語る会開く/日本濾過技術研究会
 日本濾過技術研究会(会長・佐谷戸安好日本水道協会技術アドバイザ)は5日、日本水道会館で第2回「浄水技術を語る会」を開いた。
 今回は「水道におけるクリプトスポリジウム暫定指針の改訂及び水道法改定を踏まえて」をテーマに、友野勝義同研究会濾材部副委員長をコーディネータにフリーディスカッションが行われた。
ウズベキスタンから研修生/第一環境
 ウズベキスタン共和国からJICA(国際協力事業団)を通じて日本を訪れている研修生がこのほど第一環境を訪れ、水道料金制度などについて研修した。
 訪れたのは飲料水供給や汚水処理を担当しているアジソフ・ディリシャド氏(国立中央企業庁「スブゾフトラスト」技術部長代理)と水道料金決定や民営化推進を担当しているヨクブ・ザファル氏(タケシント市公共開発事業団公共投資&民営化部長)の2人。