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第3912号  7月11日発行




ACT21の成果を報告/水道技術センター
 水道技術研究センターは7月9日(火)、10(水)の両日、東京都品川区東大井の「きゅりあん」(品川区立総合区民会館)で『高効率浄水技術開発研究・ACT21』の成果報告会(後援=厚生労働省水道課)を開いた。冒頭、センターの藤原正弘・専務理事は、「海外にも自信を持って示せる技術開発ができた」と胸を張った。報告会には全国から700名が参加。一斉に水道施設の更新時期を迎える中で、最新技術への期待と関心の高さをうかがわせた。
国庫補助金の廃止に反対/大規模用水管理者会議
 全国大規模水道用水供給事業管理者会議が6月28日、東京都千代田区の都道府県会館で約50名が出席して行われた。国庫補助金の存続や水道広域化施設整備費の補助率の引き上げ等といった平成15年度水道予算に関する要望事項を決議した後、国会議員や関係省庁に要望を行った。
借換債700億を配分/総務省
 総務省は1日、平成14年度公営企業借換債の枠配分を行った。
 今回配分額は地方債計画額700億円の全額。内訳は、(1)上水道高料金対策分340億円(2)工業用水道事業経営健全化対策分及び工業用水道高資本費対策分65億円(3)地下鉄事業高資本費対策分175億円(4)下水道高資本費対策分120億円-となっている。
下水道の補対範囲確認/国土省下水道部
 国土交通省下水道部は4日、平成14年度事業執行にあたっての国庫補助対象範囲の確認事項について連絡した。
 今回新たに連絡されたのは、(1)測量試験費(2)光ファイバー対応管(3)放流水の脱色設備(4)下水輸送システム(真空式・圧力式)-となっている。
15年度予算で要望/簡水委役員会
 全国簡易水道協議会は6月28日、法曹会館で平成14年度第1回役員会を開催した後、佐々木秀康・会長(岩手県衣川村長)が先頭となって厚生労働省や国土交通省、総務省、内閣府へ「平成14年度全国簡易水道大会決議事項」の要望活動を行った。
7,430立方メートルの膜ろ過施設が完成/恵那市大崎浄水場
 岐阜県恵那市水道環境部が平成11年度から大崎浄水場で建設を進めてきた「膜ろ過機械設備工事」がこのほど完成した。膜ろ過施設は中空糸UF膜(限外ろ過膜)による内圧通水方式、クロスフローろ過方式を採用しており、処理水量は日量7,430立方メートル。処理用の6ユニットと薬品洗浄用の1ユニットを設置するとともに、前処理に長繊維ろ過処理、後処理に活性炭ろ過処理と除マンガンろ過処理も併設し、臭気および色度対策を施している。施工企業はオルガノ株式会社で、総事業費は約17億5,800万円となっている。
11月完工へ湛水開始/東京都水道局山口貯水池
 東京都水道局の山口貯水池が11月の完工を睨んでこのほど湛水を開始し、5日には関係者ら約100名が出席の下、湛水開始式が行われた。
農集と公共下水道を接続/島根県東出雲町
 島根県東出雲町が平成13年度から本格的に着工した「農業集落排水施設と公共下水道との接続」が注目を集めている。同町の農業集落排水計画区域の汚水管と公共下水道管渠を接続し、島根県宍道湖流域下水道宍道湖東部浄化センターで処理するもので、平成13年度から5カ年計画で総事業費は約4億5,000万円を見込んでいる。処理場の建設費や維持管理費の削減などが図れる事例として、全国の下水道事業体からも問い合わせが相次いでいるという。今後における中小市町村の下水道整備に大いに参考となりそうだ。
“将来の広域化”討議/大阪府水道部
 大阪府水道部は4日、大阪市中央区のプリムローズ大阪で第3回大阪府水道事業懇話会(座長=米原淳七郎・追手門学院大学教授)を開催した。今回は水道事業の広域化を議題に含め、さらに多角的に府営水道の将来構想を検討した。
最西部に戸倉給水所/東京都水道局多摩推本部
 東京都水道局多摩水道改革推進本部があきる野市で建設を進めていた戸倉給水所が、このほど完成した。 同給水所の給水区域は同局の中で最も西に位置するが、これまで、万が一の際のバックアップ施設が不十分だった。そこで、配水池容量の増大を目的として容量5,000立方メートルの給水所を新たに設け、あきる野市の広域的水運用を行う給水拠点として整備した。
広島県芸北町から初の委託契約/水道総合管理事業J-TEAM
 改正水道法に対応、荏原エンジニアリングサービス(EES)とNJSE&Mと広島県環境保健協会が業務提携し平成12年6月に発足した「J-TEAM(水道総合管理事業)」は、4月に広島県芸北町からの初契約と新たに栗本鉄工所と積水化学工業の参画を踏まえ、15の厚生労働大臣指定検査機関と荏原製作所、日本上下水道設計の関係者の出席を得て、5日東京・目黒の八芳園において第3回の連絡会を開き、新しい連絡体制のもと、より一層の提携強化、営業展開を申し合わせた。
上水道基礎研修行う/水団連
 日本水道工業団体連合会は3日から5日までの3日間、東京市ケ谷の日本水道会館で「基礎専門研修02上水道」を開き、70名を超える会員会社の新規配属社員が参加した。同研修は昨年第1回目を行い、好評を博していた。
技術研究発表会行う/水コン協
 全国上下水道コンサルタント協会は6月26日、27日の両日、東京都江東区青海の日本科学未来館で第12回技術研究発表会を開いた。
 今回は合計25編(上水道7編、下水道18編)が発表され、日頃の研究成果が披露された。また、初日の26日には東北大学大学院工学研究科の大村達夫教授が「水環境中の病原微生物のリスク管理」をテーマに講演した。
世界の水道民営化最前線 19/
    (オンデオデグレモン技術部長補佐 氏岡 庸士)