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第4043号    2月  2日発行




IWAが水道経営でワークショップ/ライター専務理事が協力要請
 国際水協会(IWA)は5月13・14日の両日、日本水道協会、日本水道工業団体連合会との共催により『効率的水道経営について』(案)をテーマに日本でワークショップを開催する。これにさきがけ1月28日、IWAのポール・ライター専務理事が来日。谷津龍太郎・厚生労働省水道課長、赤川正和・日水協専務理事、坂本弘道・水団連専務理事らを表敬訪問し、協力を要請するとともに意見・情報交換を行った。
借換債1,100億円を確保/公営公庫16年度予算案
 公営企業金融公庫が発表した平成16年度予算案によると、16年度地方債計画における公庫資金の額は対前年度比9.3%減の1兆6,140億円となった。
 公営企業借換債の拡充は1,100億円が計上された。対象は上下水道事業が利率7.0%以上で資本費要件の1.5倍以上、工水が利率7.0%以上、資本費要件の1.5倍以上で経営健全化団体であることが条件になっている。公庫の試算によると、今回の措置で利率7.0%以上の要件はなくなるという。
15年度補正予算を了承/日水協理事会
 日本水道協会は28日午後、協会会議室で理事会を開き、(1)第73回総会の開催期日(2)宿泊事業の廃止(3)15年度協会会計補正予算―について審議し、原案通り了承した。また、16年度水道関係政府予算案、第72回総会会員提出議題の処理、第55回水道研究発表会水道フォーラム、水道管理技士制度の創設―等について報告した。
熊本総会は10月27日から3日間
 日本水道協会の第73回総会は平成16年10月27日(水)から29日(金)までの3日間にわたり、熊本県益城町にある『グランメッセ熊本』で開催されることが正式に決まった。
サイクルパイプで推進工事/名古屋市上下水道局
 名古屋市上下水道局が管材メーカーと共同開発した「割り込み用人孔用撤去管(サイクルパイプ)」による推進工事が大きな成果を得ている。サイクルパイプは再利用が可能であるとともに、中間人孔築造予定箇所に推進後、簡単な吊り上げで分離撤去することにより、振動・騒音の解消や工期短縮、建築廃棄物の削減などを図ることができ、地球に優しい推進工事システムとして注目を集めそうだ。木全(きまた)康夫・同局下水道本部管路管理部設計課設計第一係長は「本市では2件の施工事例があるが、市街地の下水道築造工事には最適で、数年後には標準的な工法になっているのでは」と期待を寄せている。
勾配復元工法が最優秀賞/横浜市職員技術提案制度
 横浜市は、職員の技術力向上と公共事業の改善を図ることを目的に『技術提案制度』を設け優秀な提案を行った職員の表彰を行っているが、15年度の最優秀賞に下水道局の『不等沈下した既設下水管の勾配復元工法』が選ばれた。
久留米市で研修会開く/福岡県内市下水道推進協
 福岡県内市下水道推進協議会(会長=江藤守國・久留米市長)は20日、久留米市ビジネスプラザで平成15年度の研修会を開催した。構成市の下水道関連職員約50名を集めて開催された同研修会では、▽下水道事業の動向について(講師=坂田信之・福岡県建築都市部下水道課主任技師)▽下水道における浸水対策について(竹内弘志・全国上下水道コンサルタント協会=極東技工コンサルタント取締役技術開発部長)▽下水道資源の活用について(山本博英・日本下水道事業団技術開発部主任研究員)―の3題の講演が行なわれた。
事務・技術講習会を開催/日水協関東支部
 日水協関東地方支部は1月27・28日の2日間、横浜市で平成15年度事務・技術講習会を開催した。初日はPFIや顧客サービス、2日目は地震対策や今後の事業展開をテーマにした講義が行われ、2日間で500名が出席した。
独自の「環境計画」策定/東京都水道局
 東京都水道局はこのほど、局独自の環境マネジメントシステムである『東京都水道局環境計画』を策定した。
 同局はこれまで、水道水源林や東村山浄水場においてISO14001の認証を取得しているが、今回の環境計画では局全体でのISO認証取得はせず、ISOの考え方を取り入れつつより水道事業の特性に合わせ、取組成果を重視したものとした。
 計画の運用にあたってはPDCAサイクル(Plan‐Do‐Check‐Action)を採用し、環境計画が有効に運用されていることや環境目標に対する達成結果、改善内容について第三者からの評価を受け、見直しに活かす。また、取組状況は環境報告書やインターネットなどを活用して広く公表していく。
LANシステム順調に/公文書処理や公開に活用/岡山市水道局
 岡山市水道局ではコンピュータネットワーク(LAN)を利用した「文書管理システムおよび情報公開システム」を平成15年11月から運用開始し、順調に稼働している。公文書の事務処理、開示請求や閲覧などをパソコンやインターネットで行うもので、システム開発費は合計総額で約1,000万円となっている。
川崎工場が本格稼働/栗本細野
 栗本細野(株)(本社・埼玉県川口市、親泊利昭社長)が川崎市川崎区白石町で建設を進めていた川崎工場がこのほど本格稼働し、口径700ミリから2,600ミリまでの大口径ダクタイル鋳鉄異形管の製造を開始した。生産能力は月産150トン、年間売上高12億円を見込んでいる。将来は月産200トンまで能力アップを目指すとしている。今月13日には同工場で開所式を行う予定。
小水力発電で説明会開く/日本自然エネルギー
 日本自然エネルギー(正田剛・代表取締役社長)は1月29日、東京港区の航空会館で「マイクロ水力発電事業普及に向けた説明会」を開き、同事業の共同実施を呼びかけた。
 現在、地球温暖化防止への寄与や化石燃料の節約、地域の活性化等の視点から、上水道や下水道、農工業用水では、余剰水圧や水位落差等を利用した、小水力発電が注目を集めている。
ネプトライニング工法を開発/サンユレック
 サンユレック(本社・大阪府高槻市)は水道用コンクリート施設改修でスピーディーな施工が可能なスプレー塗布工法「ネプトライニング」を開発し、既に1万平方メートル以上の実績を上げている。同社では今後も同工法の普及を進めていく方針だ。
 水道施設コンクリートにおいて殺菌を目的とした塩素化合物による化学液侵食やコンクリート成分の溶脱、老朽化により、コンクリート構造物の改修が必要な構造物が近年増加している。
銅管、継手を規格改正/日水協
 日本水道協会は1月29日、同協会会議室で第147回工務常設調査委員会を開き、JWWA H101水道用銅管、JWWA H102水道用銅管継手の規格改正を審議し、了承された。