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第4196号   11月 21日発行




北九州市で47回通常総会/工水協
 日本工業用水協会の第47回通常総会が10日、北九州市のリーガロイヤルホテル小倉で関係者約200人が出席するなか開催された。“産業活動の血液”といわれる工業用水も産業構造の変化で厳しい経営状況にあり、設備の老朽化による更新、耐震化対策など課題は山積している。総会では熱心に懸案事項を検討するとともに、『工業用水道事業を巡る動向』、『「平成18年度地方債計画(案)」』など2題の講演を行った。
水道統計等でPI試算/水道技術センター
 水道技術研究センターは1・2の両日、京都市下京区のぱるるプラザ京都で約140人が参加するなか、第15回水道技術セミナーを開催した。今回は『水道施設の計画的な更新と新技術の導入』がテーマ。京都市、東京都の取組みや大容量膜などについて最新の知見が紹介された。
ディスポーザーで報告会/21世紀水倶楽部
 21世紀水倶楽部(理事長=大迫健一・千葉工業大学教授)は12月7日、東京都千代田区の砂防会館で「ディスポーザーに関する調査報告会」を開催する。
 下水道施設へのディスポーザー導入の可否について、国土交通省の基本的な考え方が公表されたことを受け、「ディスポーザー導入による下水道施設への影響」について吉田綾子・国土技術政策総合研究所下水道研究室農学博士が講演。また、廣本真治郎・荏原実業企画・開発室長が「ディスポーザーを用いた資源循環型社会の提案」について講演する。問い合わせは、日本上下水道設計まで。
主任技術者試験実施/17年度
 給水工事技術振興財団は10月23日、平成17年度給水装置工事主任技術者試験を実施した。全国12会場で延べ2万3078名が受験し、東京会場となった日本大学キャンパスでは2820名が受験した。合格発表は12月9日に行われる。
原水監視で新システム導入/札幌市水道局
 札幌市水道局の白川浄水場は油分濃度計と活性炭自動注入設備を配備したシステムを新たに導入し、油などの水質事故への対応強化を進めている。同局は、水源の大半を豊平川水系に依存しており、とりわけ白川浄水場は同市の約80%の水道水を供給している基幹施設。このため、従来から水質事故防止に向けた監視体制の強化を図ってきたが、昨年4月に発生した灯油流出事故を契機にさらなる体制強化を図ったのが今回のシステム導入。キメ細かい油分感知と活性炭の自動注入を連動させたという点で注目度の高い施策と言えよう。
PFIで浄化槽整備/岩手県紫波町
 岩手県紫波町はさきごろ、PFI事業として実施する「紫波町管理型浄化槽整備事業」の事業予定者として選定した株式会社富岡鉄工所グループと基本協定を締結した。今後は契約の細部を協議し、同グループがSPCを設立するのを待って仮契約を締結する予定だ。
各種工法を積極採用/東京都水道局
 東京都水道局が整備を進める「東南幹線」では、各種工法が採用されており、現在工事中の大井給水所(仮称)から品川区八潮までの区間では、「分岐シールド」と「異径MSD地中接合」を採用している。径の異なるシールドトンネルを地中で接合する工法も珍しいが、さらに、親機シールドマシンに内蔵した子機シールドマシンが分岐する工法を併用しているのは非常に珍しく、同局の技術力の高さを示した形だ。
ステンレス分水栓規格化へ/日水協
 日本水道協会は15日、同協会会議室で第152回工務常設調査委員会を開き、水道用直結加圧形ポンプユニットの規格改正、水道用減圧式逆流防止器の規格改正、水道用ダクタイル鋳鉄管及び水道用ダクタイル鋳鉄異形管附属書1の一部改正、水道用ステンレス製サドル付分水栓の規格化を審議し、いずれも承認された。
最大口径でギネス認定/コスモ工機
 コスモ工機(本社=東京都港区、加藤正明社長)はこのほど、今年2月に「神戸製鋼所」加古川製鉄所構内で施工した『口径2600ミリインサーティング工事』がギネスワールドレコード社に認定されたことを明らかにした。
 インサーティング工事とは、水を止めずに既存の管路にバルブの挿入や水道管の分岐をする工事のことで、断水すると影響が大きい大口径管や飲食店周辺の配水管などの工事を行う際に数多く使用されている。
複数年契約が増加傾向/施設管理協、受託業務報告
 日本下水道処理施設管理業協会(榊原秀明会長)は11日、東京都千代田区の同協会会議室で記者会見を開き、平成17年度下水道処理施設維持管理業務受託実態を明らかにした。平成17年度の受託契約額総額は980億6301万円で、前年度比1.14%の伸び、また標準仕様外金額(電力・燃料・薬品・定期整備など、積算要領で標準的に定められた業務以外の金額)を控除した受託契約額は914億2357万円と、ほぼ前年度並みの数字を示した。しかし、一人当たりの年間契約額(標準仕様外金額を除く)は、656万円(前年度比0.89%減)と、平成7年以降で最低額となった。複数年契約や一括発注契約は、増加傾向にある。
北島町で現場見学会/テムコアルミドーム工法協会
 テムコアルミドーム工法協会(会長=髙瀬文雄・NIPPOコーポレーション執行役員)は11日、徳島県北島町内で現場見学会並びに技術説明会を開催した。同工法は米国のテムコ社が開発したアルミニウム合金製のストラットとパネルで構成されるドーム屋根を、上下水道タンクなどに施工するもので、催しには設計コンサルタントや事業体の関係者ら約60名が参加した。
米・独企業と販売契約/日本原料
 日本原料はこのほど、The F.B.Leopold Company Inc.(アメリカ)、Georg Schünemann GmbH(ドイツ)、KLEEMEIER,SCHEWE&CO.KSH GmbH(ドイツ)の水処理関連企業とそれぞれ販売代理店契約を締結。水処理企業として新たな展開をはかることを明らかにした。日本国内の全国浄水場でも多くの実積を持ち、今もなお集水装置のスタンダードとして使用されている。今回の締結により、日本原料は今まで築き上げたろ過に関する技術とノウハウを生かしつつ、ろ過池全般に関わる技術を提供していけるものとしている。
浄水技術研究会、参加募集中/12月、東京・消防会館で
 昨年、学識者やプラントメーカーのOBらで設立した浄水技術研究会(森田豊治会長)は12月2日、東京虎ノ門の日本消防会館で第2回講演会を開催する。
 講演会では、吉村和就・ISO/TC224WG3部会長が「ISO/TC224ベルリン会議報告と今後のスケジュールについて」、眞柄泰基・北海道大学公共政策大学院特任教授が「新しい浄水技術導入のための水道事業評価・監査について」と題して講義を行う。浄水技術研究会(TEL03-5733-7300)まで。