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第4372号   12月 24日発行




20年度予算財務省原案を内示/国費 水道711億円 下水道6,620億円 簡水297億円 工水33億円
 財務省は平成20年度予算財務省原案を20日、各省庁に内示した。水道事業費は公共事業費合計で対前年度比93.9%の1,008億円が計上された。緊急時用連絡管整備事業と、重要給水施設配水管整備事業の基準緩和が認められ、災害対策に重点的に配分された。下水道事業費は対前年度比95%の6,620億円。概算要求の新規5項目は全て認められた。中でも自治体から要望の強かった市町村合併支援措置の延伸は、平成27年度まで認められた。他にも民間活用型地球温暖化対策など、自治体にとって幅広いメニューが揃った。
長期計画を来年3月策定/さいたま市下水道部・下水道長期計画(素案)
 さいたま市下水道部は3日、「さいたま市下水道長期計画(素案)」を公表した。同計画は50年先の下水道を見据えた基本的な方針や施策の方向性を示したもので、下水道事業の最も基本となるもの。計画の目標年次は平成32年度。事業の重点化、市民や他事業との連携強化を強く打ち出したのが大きな特徴で、具体的な施策や数値目標については、実施計画(5年程度)を策定して事業の進行を管理するとしている。現在は、パブリックコメントを募集(来年1月7日まで)しており、市民の意見を取り込んだ上で来年3月に長期計画を策定する。
12人を新たに認定/東京都水道局スーパー配管工
 東京都水道局は14日、第2回「スーパー配管工」認定式を都庁第二本庁舎で開き、新たにスーパー配管工に認定された12人に認定証と認定バッヂが東岡創示・水道局長から手渡された。
 昨年度から始まったこの制度は、工事請負単価契約に従事している配管工の中から、特に優れた配管工をスーパー配管工として認定することで、配管技術の維持継承と配管技術全体のレベルアップ、配管工の意欲向上を図ることが目的。スーパー配管工が所属している企業は、単価契約工事(配水管小規模整備工事、給水管整備及び取り出し工事)における技術力等審査方式で、評価点に加点される特典がある。
 今年度は、工事請負単価契約をしている266社524人の配管工のうち59人から応募があり、増子敦・給水部長を委員長とする認定委員会が審査した結果、12人が特に優秀であると判断された。これでスーパー配管工は合計35人になった。

東岡局長から認定証が
漏水発見で配水管取替/富山市上下水道局
 富山市上下水道局の配水幹線で5日、漏水が見つかり、同局は18、19日に緊急の管路取替え工事を実施し、予定通り完了した。工事期間中は該当幹線の一部区間を断水し、給水エリア95,000世帯には他の幹線から配水するとともに、周辺7町村の協力を得て給水車34台を配備した。
 漏水箇所は、流杉浄水場と市街地を結ぶ延長9,183メートルの中部幹線上で、地上部分に布設したダクタイル鉄管(φ800・印ろう継手)の継手部が老朽化でずれ、隙間から漏水しているのを定期巡回中の局職員が発見した。
 そこで同局は5日夕方、緊急工事対策本部(本部長=渡辺邦保・同局上下水道事業管理者)を立ち上げ、漏水部分を応急修繕した上で、緊急の取替え工事を行うことを決めた。
上海市水務局長が施設を視察/横浜市環境創造局
 上海市水務局の張嘉義局長ら5人は、姉妹都市である横浜市を訪問した。10月25日には、小松崎隆・横浜市環境創造局長を表敬訪問し、「山下ポンプ場雨水滞水池」や「金沢水再生センター」、「南部汚泥資源化センター」を視察した。
 今回の視察内容は、上海市水務局からの要望(雨水対策、下水再利用、汚泥資源化の施設視察)に応えたもの。
水道耐震化をテーマに講習会/日水協兵庫県支部
 日本水道協会兵庫県支部は11月2日、姫路市の姫路キャスパホールで平成19年度全会員講習会を『進化する耐震!~水道施設の耐震化の現状と将来展望~』をテーマに開催し、約150人が出席するなか、高田至郎・神戸大学大学院教授による講演などを行った。
水道絵画53点を表彰/堺市水道サービス公社
 財団法人堺市水道サービス公社(山田修司理事長)はこのほど、平成19年度水道絵画展表彰式を同市総合福祉会館で実施した。市内小学校・養護学校63校の4年生から、「水」を主題する作品1,439点の応募があり、同公社理事長賞・同市上下水道事業管理者賞・同市教育長賞各1点、金賞5点、銀賞15点、銅賞30点の合計53点を表彰した。
米国で調査施工会社を買収/積水化学工業
 積水化学工業の環境・ライフラインカンパニー(滝谷善行プレジデント)は19日、米国・コネチカット州の管路更生工事会社ハイトカンプ社の発行済み全株式を取得したと発表した。東海岸北部を中心に管路調査から施工までのバリューチェーンビジネスを展開している同社の買収で、より一層の事業拡大を図る。
鳥取市内で技術説明会/エアードーム工法協会
 エアードーム工法協会(西尾浩志会長)は5日、技術説明会および現場見学会を鳥取市内で開催した。同市江山浄水場の浄水池(容量5,000立方メートル×2池、水深5メートル)築造工事で、水道用PCタンクのドーム屋根(ドーム径36メートル)に採用されたもので、関係者ら約100名が参加した。
屋根ドームに登る参加者
論文を募集中/オゾン協 年次研究講演会
 日本オゾン協会は来年5月26日・27日の2日間、東京都江戸川区のタワーホール船堀で第18回年次研究講演会を開くが、現在その発表論文の募集を行っている。オゾンに関する最新の研究成果の発表、情報交換・討議の場として同協会が例年開催しているこの研究講演会は、昨年も全国から約180名が集まり大きな盛り上がりを見せた。
 募集論文は、オゾン発生装置、オゾン計測からオゾン利用、実例紹介までオゾンに関する全ての分野が対象。研究論文だけでなく、速報情報や実験成果も受け付ける。また、発表者は会員・非会員を問わない。
 発表申込み期限は来年2月1日、論文提出期限は同4月6日となっている。申込みは同協会ホームページ(http://www.j-ozone.org/)から論文発表申込書をダウンロードし、必要事項を記入のうえ電子メールで。
 問い合わせは同協会事務局(〒107-0052東京都港区赤坂1-3-19芳明ビル8階、TEL03-3583-5210、FAX03-3583-1461)まで。
実績30年機に全国展開へ/コーキマテリアル
 コーキマテリアル(本社・大阪市西区、犬伏博明社長)が販売している上下水道用ゴム「プラスパッキング」が好評を得ている。オーク色で品質・安全・清潔・使いやすさ・丈夫さなどに優れ、30年以上の実績を有している。これまでは関西地区を中心に営業してきたが、今後は全国展開を図るとしている。
 なお、同社のホームページのアドレスは次の通り。http://www.material-osaka.jp/
九州各地で説明会開催/ダク協九州支部
 日本ダクタイル鉄管協会九州支部は、福岡市中央区のアクロス福岡で『管路更新と耐震化に関する技術説明会』を開催した。同説明会には水道関係者約120人が出席し、日本水道協会アドバイザーの中村幸雄氏による講演や中越沖地震における水道管路被害の報告などを行った。
研究発表会で最新研究披露/日本非開削技術協会
 日本非開削技術協会(JSTT)はこのほど、東京・虎ノ門の発明会館で第18回非開削技術研究発表会を開いた。
 同研究発表会は、協会会員だけでなく、非会員にも門戸を開いており、非開削技術に関する研究成果や新技術・新製品、各種施工実績の発表・報告の場として広く認知されている。今回は多数の応募論文から15編が採用され、「管更生工法」「推進関連技術の研究開発」「推進工法施工技術」「HDD工法関連技術・管路利用情報通信技術」の4つのセッションに分けて発表された。
1月から表示なしへ/鋼管協会
 日本水道鋼管協会(WSP)は、排水用塩ビライニング鋼管が日本消防設備安全センターの性能評定での運用(管外面に評定マークを表示)を取りやめたことから、来年1月製造分より性能評定マークを表示しないことを決めた。これに伴い、ユーザーに評定マークのない製品が順次納入されることになるが、これまでと同様に使用できることを巡回PRを通じて周知している。
創立50周年迎え更に地域貢献へ/広島県環境保健協会
 財団法人広島県環境保健協会(近光章理事長)が創立50周年を迎えた。同協会は昭和32年12月、広島県地区衛生組織連合会として発足し、現在は4センター(20課4室1支所)で業務を実施。水道法第20条登録検査機関のランク付けはSランク(平成18年度)で、同12年度から全項目で満足を維持している。
排水合流継手を新開発/クボタシーアイ
 クボタシーアイは17日、低層住宅用の塩ビ製排水合流継手「KCユカマス」の販売を開始した。
 3方向から排水管を合流させ、排水を直下に流出させるドロップ形状になっており、流入径は75(VU75)、流出径は100(VU100)。流入管底高は38ミリ、マス設置後の有効高さは214ミリとなっている。また蓋には逆流止水機能付き通気弁を内蔵している。
 また性能としては、一世帯分の排水に相当する雑排水5器具、汚水2器具を合流した配管が可能になり、排水器具の封水トラップの破壊による臭気漏れや通気弁からの漏水も防止する。加えて0.1MPa×1分間の耐圧性能も確保している。