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2008年(平成20年)  6月 12日(第4410号)





水はすべての生命線/全国簡易水道大会を開催
 全国簡易水道協議会は5日、埼玉県さいたま市で平成20年度「全国簡易水道大会」を開催した。全国から町村長ら簡易水道関係者約300人が集結。国庫補助制度の拡充などを求める7項目の大会決議を採択した。農山漁村を支える簡易水道は、脆弱な運営基盤に施設の老朽化、水質への対応など課題が山積状態だ。大会ではこれらの解決に向け関係者が一致団結。要望実現へ積極的に活動していく。
全国から約300人が参集した大会

中国へ“水支援”続々/自治体・民間から浄水器など
 政府は中国・四川大地震への追加支援の第1弾として、テントや浄水器・飲料水などの救援物資を11日朝のチャーター便で成都へ送った。水道関連物資は日水協と水団連を通じて水道事業体と民間企業から提供されたもの。
 11日輸送分は浄水器6台、関連機器80台、飲料水1万1,520本となっている。
 今回のチャーター便以前にも水関係の救援物資は現地に届けられている。厚労省水道課のまとめによると、今回の支援を含め水道事業体からは▽PH計(札幌市)▽浄水装置(東京都、名古屋市など)▽給水ポリ袋(仙台市、新潟市、大阪府、大阪市、堺市、阪神水道企業団、広島市など)▽飲料水(横浜市)▽残留塩素測定器(神戸市)▽簡易水質測定キット(福岡市)が提供された。民間企業も(株)ウェルシィ、日本上下水道設計(株)、(株)日さく、荏原商事(株)、森松工業(株)、日本ギア工業(株)から水道資器材・物資が無償提供されている。

厚労省、総務省に要望/日水協常任理事会
 日本水道協会は3日、常任理事会を開き平成21年度水道関係予算について厚生労働省、総務省に対して要望活動を行った。厚生労働省に対しては地震や水害など自然災害に強い水道施設を整備するために、「水道施設整備事業に対する財政支援措置の充実」を要望。総務省へは「上水道事業にかかる起債融資条件等の改善及び一般会計繰出制度の拡充」について要望した。
 このほか、常任理事会では1.水道の安全保障検討会(仮)の設置2.ISO/TC224国内対策委員会の設置3.全国水道研究発表会の開催地について審議し了承された。水道研発は平成21年5月20日(水)~22日(金)の3日間、さいたま市の大宮ソニックシティで開催されることになった。

厚労省で西山健康局長(中)に
要望書を手渡す御園専務理事

水道の国際貢献へ前進/日水協が検討会設置
 日本水道協会は3日、第1回「水道の安全保障に関する検討会(仮)」を協会会議室で開いた。水道分野の国際貢献について国内で気運が高まる中、水道事業体がどのように行動するべきか具体的な議論がいよいよ始まった。

汚泥燃料管理の徹底を/国交省下水道部
 国土交通省下水道部は5月30日、下水汚泥燃料の取り扱いに関する安全確保の徹底について都道府県、政令市などに通知した。通知では汚泥燃料の水分管理、温度管理、可燃性ガス濃度管理の徹底を呼びかけている。なお、爆発の危険性が高い水素の発生は、油温減圧乾燥汚泥を除く他の汚泥燃料ではなかったと報告されている。

落札者は総合評価で12月決定/横浜市水道局川井浄水場PFI
 横浜市水道局は3日、PFI事業により川井浄水場を全面的に更新し、膜ろ過方式を導入する「川井浄水場再整備事業」の入札説明書などを公表した。落札者は価格や提案内容などを総合的に評価する総合評価一般競争入札で決定し、性能評価点と価格点の配分は6:4となっている。予定価格は265億3,157万9千円(税抜き)。入札参加資格者確認申請時必要書類は8月25、26日に、入札時必要書類は9月24日に受け付ける。落札者の決定は12月上旬を予定している。

横手市で補助拡充訴える/下水協東北地方支部総会
 下水協東北地方支部総会が5月29日、横手市のホテルで会員約150名を集めて開催された。総会では全国平均より低い東北地方の下水道普及率を上げなければいけないとして、補助関係の拡充を求めた3題の会員提出議題を審議。全員一致で下水協総会に上程することになった。

さいたま市で開催/下水協関東地方支部総会
 日本下水道協会関東地方支部は5月30日、さいたま市の浦和ロイヤルパインズホテルで第44回総会を開催した。事業計画案などを了承したほか、2つの会員提出議題を審議し、下水協総会に上程することを決定。また、来年度の開催地は群馬県に決まった。

耐震化運動も積極的に参画/水団連通常総会
 日本水道工業団体連合会は6日、東京で第42回通常総会を開いた。今年度の重点活動として、厚生労働省が中心となって進めている水道施設・管路耐震化改善運動への積極的な参画や、日水協での議論などを通じて官民一体の緊急時対応確立に向けて取り組みを強化していく方針を決めた。

検査個数7年ぶり増加/水道バルブ工業会
 水道バルブ工業会は19年度水道用弁類検査状況を取りまとめ、5日に札幌市のルネッサンスホテル札幌で開かれた第49回定期総会で明らかにした。検査個数は39万8,545個(前年度比1.8%増)と、7年ぶりに増加に転じた。

仙台市でセミナー開く/膜協会
 膜分離技術振興協会は仙台市で行われた水道研究発表会の前日の5月27日に、「第9回浄水膜セミナー」を仙台市民会館で開催した。セミナーでは日本での膜ろ過施設の更なる普及を目指して浄水膜の基礎、制度と実用例について分かりやすく解説された。

グロー工法協会と統合/3SICP技術協会
 3SICP技術協会(会長=小島秀薫・池下工業社長)は先月30日、第2回総会を開き、20年度事業計画などを審議、了承した。昨年4月に設立した同協会は、この日からグロー工法協会を統合して新体制がスタートした。グロー工法協会会長の相沢昌男氏は同協会理事に就任している。
 統合によって同協会会員が取り扱える工法は▽SGICP工法(G工法・M工法含む)▽3Sセグメント工法(円形管、ボックスカルバート、馬蹄形他)▽グロー工法―となった。小口径から大口径にわたり、反転工法・形成工法・製管工法とバリエーションを持った営業展開が期待される。

創立50周年で記念式典/さいたま市管工事組合
 さいたま市管工事業協同組合(大澤規郎・理事長)は先月29日、さいたま市パレスホテル大宮で創立50周年記念式典を開いた。
 式典には、厚生労働省山村水道課長や相川さいたま市長、浅子さいたま市水道事業管理者などの来賓をはじめ組合関係者約2百人が参集。
 厚生労働省より感謝状が贈呈された。また、これまでの組合発展に尽力した功労者に対し、埼玉県知事、さいたま市長より感謝状が贈られた。

業界団体総会
鎌田氏が新会長に/ハイセラ管協会
 ハイセラミック管協会は先月20日、名古屋市のホテルキャッスルプラザで第7回定時総会を開き、20年度事業計画案などを審議し承認した。また役員改選に伴い、新会長に鎌田修氏(シンエツセラコン顧問)が就任した。
 20年度は、下水道展08横浜に出展し、下水道協会主催の下水道資器材研修会中日本地区に参加する。また現在採用の市町村に対して、引き続き営業活動を展開し、地方の中小市町村に対しては、実直な広報活動を継続してハイセラミック管の長所や利点をPRする。

中川会長を再選/ヒューム管協会
 全国ヒューム管協会(中川喜久治会長)は先月21日、東京虎ノ門の虎ノ門パストラルで平成20年度定期総会を開き、平成20年度事業計画などを決めた。また、役員改選が行われ、中川会長が再選された。
 平成20年度事業計画では、60周年記念行事の実施、下水道展への出展、施工ハンドブックやヒューム管要覧の改定発行などを行っていく。

更なる信頼を/JER認定協会
 JER認定施工協会の第4回総会及び研修会が先月22日、会員ら約80人が参加するなか、神戸市西区の日本ジッコウ本社で開催された。総会後には、施工・品質管理の手引き(案)など、3テーマによる研修会を行った。
 20年度は下水道展に出展するほか、日本防食協議会の社団法人化への対応などを進める。

新理事長に松田氏/三多摩管工組合
 三多摩管工事協同組合(金子利理事長)は先月22日、東京都立川市のクレストホテルで第46回通常総会を開き、平成20年度事業計画などを決めた。また、役員改選が行われ、新理事長に松田英行副理事長が就任した。
 平成20年度事業計画ではIT化の推進並びに給水装置の電子申請、工事の電子入札への対応、流量計算ソフトの普及などを重点に各種事業を展開していく。

“銀メダル”で水道PR/全管連
 1日に新潟市で開催された第30回水道週間中央行事。記念行事の行われた“りゅーとぴあ”の空中庭園では、PRコーナーも設置され、水道局のウォーターバーや各区の物産展に加え、全管連も展示PRを行った。
 全管連の展示の目玉は、昨年の技能五輪国際大会で見事銀メダルに輝いた地元・新潟市の遠間潔寿氏(千代田設備工業)の“作品”。
 展示コーナー奥に設置されたメダル受賞の配管には、行事に訪れた市民も足を止めて興味深げに見つめていた。