水道産業新聞社
検索  


水道産業新聞とは新聞購読のお申し込み会員サービスコーナー


今週の紙面
過去の特集一覧
バックナンバー
水の資料館
水の資料館
出版物案内
水道・下水道年鑑
関連書籍
水の広報PR
水の広報PR
水の写真コンテスト
水の写真コンテスト
上下水道製品技術紹介
水道資機材総合事典
下水道資機材・工法総合事典
リンク集
リンク集
健康のため水を飲もう
健康のため水を飲もう
会員のコーナー
意見の玉手箱
会社案内
会社案内
個人情報保護方針
採用情報


バックナンバー

2012年(平成24年)  2月 27日(第4723号)






農薬類は5分類に見直し/水質基準逐次改正検討会/厚労省
 厚生労働省水道課は21日、今年度第1回の水質基準逐次改正検討会(座長=眞柄泰基・トキワ松学園理事長)を同省会議室で開いた。検討会では農薬類の分類を見直すことや、それに伴い水道水質検査における「妥当性評価ガイドライン」を作成すること、要検討項目への追加物質、今後の水質基準等の見直しについて、3月に開催する厚生科学審議会生活環境水道部会に報告することを了承した。妥当性評価ガイドラインは、標準検査法が定まっていない要検討項目や対象農薬リストに未掲載の農薬類を対象にするもので、同ガイドラインに基づく検査結果を公式な検査結果として認めるようにするとしている。今後は、原案の作成・検討、水道水質検査法検討会での審議を進め、今年7月頃の通知を目指している。

尾﨑日水協専務が取組説明/参院調査会
 参議院の「国際・地球環境・食糧問題に関する調査会」が22日、院内で開かれた。この日は、参考人として尾﨑勝・日本水道協会専務理事が出席、日本の水道事業の現状と課題や日水協の取組などについて説明し、官民が連携して海外展開を進め、世界の水問題の解決に貢献することが、日本の水道界の活性化や持続可能な水道事業の実現につながることを訴えた。

地方政府間のマッチングなど/日本・ベトナム下水道政策対話
 日本とベトナムの下水道に関する政策対話が15日、国土交通省会議室で行われた。平成22年12月に国交省とベトナム建設省との間で締結された下水道分野の協力に関する覚書に基づくもので、今回は、日本によるベトナムの下水道分野への技術協力に関する報告や、国交省からベトナム建設省への提案などについて、両省が意見を交換した。

岩手中部(企)と北九州市に内示/厚労省
 厚生労働省は「水道広域化促進事業」の平成23年度分の内示を終えた。岩手中部広域水道企業団と北九州市の2件だった。この補助制度は、水道事業の統合を促進しようと22年度に創設したもの。小規模水道事業者の老朽施設の更新・整備にあわせ、統合の受け皿となる大規模事業者の施設整備も補助の対象になる。補助率は1/3。制度創設以来合計4件が採択されることになるが、同省では今後も水道事業の統合・広域化を後押ししたい考えだ。

水道事業統合の協定締結/北九州市水巻町
 北九州市と水巻町は16日、水道事業の統合に係る基本協定を締結した。水巻町は水道事業(給水人口3万179人、1日最大給水量8970立方m)を廃止し、北九州市は同町まで給水エリアを拡張する。
 水巻町の水道事業は北九州市から約90%、残り10%を中間市からの分水により、供給を受けている。そうした中、昨年8月、同町は北九州市に対して水道事業の統合を要望していた。その後、統合条件や方法について検討を進め、今回の基本協定締結となった。

GX形ダク管を試験施工/姫路市水道局
φ75~250で来年度から採用
 姫路市水道局はこのほど、GX形ダクタイル鉄管の試験施工を実施した。GX形管(φ150~200、合計延長135m)を土地区画整理内に布設。同市では平成20年度から、ダクタイル鉄管はNS形管を採用してきたが、来年度からφ75~250については、GX形管に変更することとしている。

水の写真コンテスト入選作品展/横浜市水道局・京急百貨店・本紙合同で
 本紙主催の第53回「水の写真コンテスト」で入選した18作品の展示会を、横浜市港南区にある京急百貨店で23日から開催している。同店での展示は横浜市水道局、京急百貨店、本紙の3者が協力して昨年より実施しており、今年で2回目。今回は初の試みとして、今年創設125周年を迎える横浜市水道局とのコラボレーション企画、写真展「横浜水道ノスタルジア」も開催しており、同局が所有する横浜水道のあゆみを記録した貴重な写真も鑑賞できる。

災害対策テーマに意見交換/大都市下水道計画研究会
 大都市下水道計画研究会がこのほど、名古屋市公館で開催された。政令指定都市と東京都の下水道計画担当者らが一堂に会し『下水道施設における災害対策のあり方』をテーマに意見交換した。次期開催地は神戸市。

管工事組合との連携を強化/神奈川県企業庁
 災害時の応急復旧と応急給水活動の連携の充実・強化をはかるため神奈川県企業庁はさきごろ、厚木市の神奈川県総合防災センター総合訓練場で、神奈川県管工事業協同組合、湘南管工事業組合連合会と地震災害対策合同訓練を行った。

イメージアップ最終審査に14件/東京都水道局
 東京都水道局は水道工事のイメージアップのために住民対応や広報に関する優れた取り組みを実施した工事を表彰する「水道工事イメージアップコンクール」を実施しており、今年度で7回目となる。さきごろ、同局研修・開発センターで最終審査会が開催され、最終選考まで残った14件の発表があった。また、審査結果に基づき、3月28日に表彰式が開かれる。

管工事積算ソフトが好調/エージェンシーソフト
 エージェンシーソフト(東京都千代田区)が展開する管工事積算ソフト「頂」の平成23年度版が好調だ。GX形ダクタイル鉄管関連の歩掛、材料費を網羅しており、水道事業体やコンサルタントのほか、管工事業者などを中心に普及が拡大している。

大型海淡施設にRO膜/東レ
 東レはこのほど、シンガポールのチュアスⅡ海水淡水化プラント(31万8500立方m/日)向けに、RO膜エレメントを受注した。中東を除けばアジア地域最大の海淡プラントとなる。25年契約のDBOO(設計・建設・所有・運転)方式で整備、運営される。受注は同国Hyflux社の子会社であるTuaspring社。膜エレメントの納入は今年中、プラントの稼動は2013年の予定だ。

供用30年下水用塩ビ管の長期耐久性確認/塩化ビニル管・継手協会
 塩化ビニル管・継手協会は、布設後30年を経過した下水道用硬質塩化ビニル管の経年耐久性の評価を行い、設計当初の性能を確保していることを確認した。これまでの経年調査は16年を経過した管が最長で、ゴム輪の性能評価は今回が初めて。今回の性能試験により設計耐用年数である50年以上供用しても性能を満足するものと推定され、下水道用硬質塩化ビニル管の長期耐久性が確認できたといえる。

就任インタビュー/清水工業社長 清水康裕氏
 今年1月、29歳で代表取締役に就任した、その心境について「当社は前社長がかねてより病気を患らっていたため、2009年に専務取締役に就任して以来、実質的に経営を担ってきました。2010年にデンマークAVK HOLDING社と資本提携も行い、同社と連携しながら新しい会社として本格的に動き出していることを対外的に知って頂くためにもこのタイミングが一番良いのではないかと考えて、私自身が申し出て就任を決めました。自身の仕事内容は就任前と変わりませんので、特に大きな心境の変化はなく、改めて気が引き締まるような感覚です」と語る。

広島営業所を開設/磯村豊水機工
 磯村豊水機工は、新たに広島営業所(浦田裕之所長)を開設し、3月1日から営業を開始する。住所・連絡先は次のとおり。
 〒732―0052広島県広島市東区光町一丁目11番5号、TEL082―568―1275、FAX082―568―1276

NEDO、JDA、APDAが開催/インターアクア併催会議
 インターアクア2012・第3回国際水ソリューション総合展が15日から17日まで東京ビッグサイトで開催された。国内外の水インフラ技術に関する幅広い展示のほか、技術に関する併催会議も充実しておりインターアクアを盛り上げていた。