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2015年(平成27年)  6月 29日(第5003号)






関係者一丸 水道の未来切りひらく/予算確保に向け「決起集会」も/日水協・第86回総会
 日本水道協会は25日、第86回総会を砂防会館で開催した。役員改選や昨年度の会計決算などについて審議したほか、広域化をテーマにしたフォーラムも行った。また、総会では初めの試みとなる、正会員による地元選出国会議員に向けた陳情活動も実施、課題が山積する水道の窮状を訴えた。なお、役員改選では新役員案が了承され、総会後に開かれた理事会で尾﨑勝・理事長が再任されている。 "

今年も水素で特別企画/新たな発想に期待/下水道展/下水協
 7月28日から開催される下水道展'15東京で、今年も特別企画「水素社会と下水道(仮題)」が計画されている。昨年度、国土交通省のB―DASHプロジェクトで「水素リーダー都市プロジェクト」の実証実験が開始され、下水バイオガスから製造できる水素“下水道バイオ水素”に業界内外から注目が集まっている。
 今年は、横浜市環境創造局や本田技研工業が水素に関する展示を行うほか、燃料電池自動車の試乗会も実施する。

新規技術12件など審査証明を諮問/下水道機構
 日本下水道新技術機構は19日、平成27年度建設技術審査証明事業(下水道技術)の第1回審査証明委員会(委員長=楠田哲也・九州大学東アジア環境研究機構特別顧問・名誉教授)を開いた。江藤隆・理事長から今年度の審査証明技術について諮問が行われた。
 新規技術(依頼者)は次の12件。
 ▽エコロガード工法ハイブリッド(東京都下水道サービス、日本工営、メーシック)▽ジックボードM工法(日本ジッコウ)▽スネークインバート(栗本建材、サンリツ)▽エスロヒート下水熱らせん更生型(東京都下水道サービス、積水化学工業、足立建設工業)▽空洞探査装置(東京都下水道サービス、メーシック)▽次世代軽開放鉄ふた(長島鋳物)▽アルファライナー工法(東亜グラウト工業)▽SSL―L、V工法(アームズ東日本、五洋建設)▽更生管用耐震可とう継手接続工法(タキロンエンジニアリング、早川ゴム、二幸削進工業、日本ステップ工業)▽貼ル段治〈ハルダンジ〉(西川ゴム工業)▽熱式気体流量計(東京計器)▽スウィングミキサーNeo(JFEエンジニアリング)

7月28日富山市で官民「マッチング」/厚労省・経産省
 7月28日に富山市で開催される今年度第1回の「第1回水道分野における官民連携推進協議会」(主催=厚生労働省・経済産業省、共催=日本水道協会、日本工業用水協会)の参加申し込みが始まった。締め切りは7月14日17時までで、民間事業者は厚労省水道課水道計画指導室(shidoushitsu@mhlw.go.jp)、水道事業者は日水協水道技術総合研究所(kenkyusyo-i@jwwa.or.jp)にメールで申し込む。詳細は厚労省、日水協のホームページで。

わいがや参加者を募集
 日本下水道協会は7月3日に開催する「GKPわいがやトーク」の参加者を募集している。前田純二・佐賀市上下水道局・同市環境部環境政策調整監が「下水道資源を『バイオマス産業都市さが』へつなぐ」をテーマに、下水の有効活用法を独学で探し年間8500万円のコスト削減につなげた話などを披露する。参加希望者はGKPホームページより申込用紙を入手しメールかFAXで申し込む。問い合わせは同協会(電話03―6206―0260)まで。

大雨に備え安全講習会や見学会開く/危険性認識し安全対策を/雨天時の安全管理講習会開く/東京都下水道局
 東京都下水道局は5月26日、都庁で局の安全対策の一環として、雨天時の安全管理講習会を開催。工事受注者や局職員などを対象に雨天時の安全管理や安全対策事例の紹介のほか「最近の気象」についての気象講習を行った。同講習会は平成20年8月に同局が発注した雑司ヶ谷幹線再構築工事での作業員死亡事故の再発防止策のひとつとして毎年実施しているもので、今回が8回目となる。講習会の冒頭あいさつした、渡辺志津男・同局技監は「下水道の特性や変化の激しい最近の気象状況についての正しい知識を得て、特に雨天時における工事や作業の危険性を十分認識した上で安全対策を実施してほしい」と呼びかけた。

民間運営可能性を検討へ/水道・工業用水で調査委託/広島県企業局
 広島県企業局は24日開会の同県議会定例会に、「水道事業における公共施設等運営権の活用検討事業」の補正予算案を提案した。施設運営権を民間に設定し、自由度の高い事業運営を任せる「公共施設等運営権制度(コンセッション)」を軸に、県の水道用水・工業用水両事業への活用可能性調査を委託するとしている。都道府県では初の試みで、同局と企業の共同出資会社「株式会社水みらい広島」に次ぐ先進的な取り組みとして、注目を集めそうだ。

各地で見学会など行う/東京都下水道局
 東京都下水道局は、雨期に向かう6月を浸水対策強化月間として、下水道の役割や浸水対策への理解を深めてもらうため、ポンプ所などの施設7カ所と建設工事現場5カ所で見学会を行ったほか、下水道管の清掃、マンホールや雨水貯留施設の総点検などを実施した。23日には、松田芳和・同局局長が見守るなか、江東幹線建設工事現場の見学会を行った。江東区立東陽小学校の4年生をはじめ地域住民ら約110人に対して、工事の受注者である大豊・銭高建設共同企業体と協力して、工事現場の見学などを行った。

消化ガス発電が順調稼働/700戸分の売電先は毎年入札/松山市
 愛媛県松山市の中央浄化センター消化ガス発電設備が、順調に稼働している。同センターの消化ガス(約7000立方m/日)を活用し、ガスエンジン発電機ユニット(最大出力660kW)で、一般家庭700戸相当の年間約400万kWhを発電。設備維持電力を除く約300万kWhの売電先は毎年度入札する予定で、今年度はエネットが42・68円/kWh(税抜)で買い取る。発電設備の施工は東芝で、工事費は6億5100万円(税込)となっている。
 消化ガス発電設備は、平成25年8月~同27年3月の工期で設置し、4月から本格運用・売電開始。この間、受電側接続検討の申し込み、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の設備認定、発電電力売却の一般競争入札などを行うとともに、通電式を3月15日に開催した。

大雨への備え強化/菅田ポンプ所を一般公開/名古屋市上下水道局
 名古屋市上下水道局は梅雨の時期を前に「大雨に備えた準備強化週間」を設けている。5月16日には、菅田ポンプ所が一般公開され、雨水排水ポンプ所や自家発電機など、普段間近で見ることのできない設備を見学できることもあり、親子連れなど約200人が参加した。 "

水環境保護の大切さをPR/アユの放流、施設見学行う/横浜市環境創造局
 横浜市環境創造局は10日、中部水再生センターで水環境保護の大切さをPRするため、「あゆの放流式」を開いた。下水処理水が流れる同センター内の水路「あゆのせせらぎ」にアユの稚魚を放流したのをはじめ、DVDによる下水道事業の紹介、同センターの施設見学を行った。同市立元街小学校の小学4年生や市民ら約120人が参加した。

水の飲み比べで水道水好評/岡山市
 岡山市水道局は6日、第57回水道週間行事のメイン行事で、恒例の市民参加型イベント「おかやま水道フェア」を同市中区の岡山ふれあいセンターで開催した。吹奏楽部の演奏などステージイベント、浄水発生土の配布などが催され、市民ら約3200人が来場した。

水道の重要性などPR/松山市
 松山市公営企業局は7日、水道週間イベント「まつやま水道フェスタ2015」を同市総合コミュニティセンターで開催した。水道の重要性などを再認識してもらうため、水道を学べるクイズラリーやパネル展示などを実施し、市民ら約3600人が来場した。

コスプレサミットで水道水PR/名古屋市上下水道局
 名古屋の水道水が、7月25日から8月2日に名古屋市のオアシス21や大須商店街などで行われる「世界コスプレサミット2015」のオフィシャルウォーターに採用された。同市上下水道局は、同局の水の缶詰「名水」の提供や同局ブースの出展などで、サミットの盛り上がりをサポートするとともに、世界に向け名古屋の水道水のおいしさ、安全性をPRする。

更新型偏心構造弁を発売/狭小部での優れた施工性/工期短縮、コスト削減を実現/前澤工業「更新マディハイバルブ」
 前澤工業は、更新対応伸縮機能付バルブシリーズの新商品の偏心構造弁「更新マディハイバルブ」の販売を6月1日から開始した。水道面間に準じて伸縮機能を持たせた構造で、狭い場所や両端が固定された配管などの更新・新設時に優れた施工性を発揮し、工期短縮、コスト削減に貢献する。また、伸縮継手やフランジアダプターが不要なことも大きなメリットとなっている。さらに、面間の伸縮により施工方法の選択肢に幅を持たせることもでき、より効率的な施工につなげることができる。

エネルギー削減が鍵に/MBR普及へシンポ開催/膜協会水環境学会
 膜分離技術振興協会と日本水環境学会・膜を利用した水処理技術研究委員会が主催した「水再利用の国際標準化戦略シンポジウム」(実行委員長=木村克輝・北海道大学大学院准教授)が17日、中央大学駿河台記念会館で開催された。国内外から専門家が講師として招かれ、およそ120人が参加した。“MBR普及促進への鍵”と銘打ち、いかにすればMBR施設を普及できるかヒントを探った。

GX形、S50形で更新・耐震化/各支部の広報活動を強化/日本ダクタイル鉄管協会総会
 日本ダクタイル鉄管協会(会長=久保俊裕・クボタ副社長)は4日、東京都千代田区のスクワール麹町で第67回定時総会を開き、平成27年度の事業計画・予算を決めた。
 27年度は、ダクタイル鉄管の強靭性や長期耐久性、耐震性を強調したPR活動を行うとともに、技術広報グループの活動から抽出した課題に取り組む。管路の更新・耐震化の推進に向けての広報、普及活動を計画的に実践する。また、9年間行ってきた技術広報グループ(GST)による広報活動により、GX形の認知度の向上やダクタイル鉄管の優位性PRに一定の成果が出たことから、GSTを解散し、各地域特性に合わせた支部の広報活動を強化する。さらにGX形などについて厚労省歩掛改定の対応や協会各種技術資料の見直し・改定、接合要領書の改定などを行う。

新会長に大井JX日鉱日石金属社長/リサイクル貢献者など表彰/銅センター定時総会
 日本銅センターは1日、東京中央区のコートヤード・マリオット銀座東武ホテルで定時総会・理事会、第42回日本銅センター賞表彰式を開いた。理事会で、新会長に大井滋・JX日鉱日石金属社長、副会長に松下彰・UACJ銅管常務取締役を選任した。松本正義・副会長と亀井隆徳・専務理事は留任する。

PE管が追随性を発揮/長野県北部地震の被害調査/POLITECが日本地震工学会で報告
 配水用ポリエチレンパイプシステム協会(POLITEC)はさきごろ、東京大学地震研究所で開かれた日本地震工学会主催の「2014年長野県北部の地震に関する調査団報告会」で、ライフライン施設の被害状況について報告した。水道施設では、震源となった白馬村を縦断する神城断層部に埋設された配水用ポリエチレン管が追随性を発揮したことが報告の中心となった。

さらなる施工延長拡大を/SPR工法南関東支部定時総会
 日本SPR工法協会南関東支部(成田良秋支部長)は3日、横浜市中区のホテル横浜ガーデンで第16期定時総会を開き、平成27年度事業計画などを決めた。
 総会後、懇親会であいさつした成田支部長は「昨年度当支部では多数のデモ施工、見学会を行い、すぐれた技術力を各方面に理解してもらい、SPR工法、オメガライナー工法は着実に施工延長を拡大している。今年度もさらに施工拡大を目指して会員一丸となって取り組んでいきたい」と決意を述べた。

谷口・水みらい広島課長が県に復職
 水みらい広島企画・総務課長を務めていた谷口淳氏が6月1日付で、広島県企業局企業総務課主査に復職した。谷口氏は県と水ingの共同出資会社である同社の創立(平成24年9月)に伴い、県を派遣退職していた。

大河内賞の受賞候補業績を募集/大河内記念会
 大河内記念会は第62回(平成27年度)大河内賞の受賞候補業績の推薦募集を開始した。大河内記念賞は、生産工学上優れた研究成果を表彰するもの。受賞資格は生産工学、生産技術の研究開発や高度生産方式の実施などに顕著な業績をあげた個人または5人までのグループあるいは事業体。推薦者は自薦、他薦は問わない。推薦締切りは8月17日まで。審査結果の発表は28年2月中旬で、贈賞式は28年3月25日に日本工業倶楽部会館を予定している。詳しくは同記念会ホームページまで。