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2018年(平成30年)  3月 26日(第5233号)






“世界初”の試みに注目/下水道に紙オムツを受け入れる
 このところ下水道の話題がテレビや新聞など一般メディアを賑わせている。下水道へ紙オムツを受け入れるための実証実験を、国土交通省が来年度から開始するのだ。紙オムツを利用している高齢者世帯などの負担を軽減することが狙いだが、生活者にとって身近、しかも画期的なテーマとあって、関心を集めているのだろう。同省下水道部は実現に向け、今年1月に「下水道への紙オムツ受入実現に向けた検討会」(座長=森田弘昭・日本大学生産工学部教授)を設置し、下水道の受け入れ条件について議論を進めている。本紙では、その経緯を整理し今後の方向性を探った。

他事業との調整など課題多く/水道復興支援連絡協議会/厚労省
 厚生労働省水道課は16日、第8回東日本大震災水道復興支援連絡協議会を開催した。災害復旧事業の進捗状況や、人的支援など同協議会の取り組みを報告。岩手、宮城、福島の被災3県も各県における水道の復興状況や今後の課題を報告し情報共有を図った。

アオコ対策技術実証へ/造水促進センター
 造水促進センターは13日、第26回理事会を開き平成30年度事業計画・収支予算などの議案を審議した。

認証制度委開きシステム文書見直し/日水協
 日本水道協会は23日、第41回認証制度運営委員会(委員長=松井佳彦・北海道大学大学院教授)を開いた。

研究助成の募集を開始/給水財団
 給水工事技術振興財団が実施する「給水装置工事技術に関する調査研究助成事業」の平成30年度の調査研究課題の募集が開始された。応募は4月25日まで。募集要項・申請書などは同財団ホームページに掲載されている。若干数の採用を予定していて、選考委員会での選考を経て5月下旬に結果が公表される。

みやぎ型管理運営方式導入へ/事業概要の最終案示す
 宮城県企業局は22日、第4回宮城県上工下水一体官民連携運営検討会を開き、事業概要の最終案と収支シミュレーションを示した。宮城県では昨年2月から上工下水一体官民連携運営事業(みやぎ型管理運営方式)の平成32年度からの実施へ向け検討を進めている。

初の民間講師で幹部職員研修会/大阪府下水道協会
 大阪府下水道協会は2月19日、大阪市中央区のシティプラザ大阪で平成29年度『幹部職員研修会』を開催した。

全環協との災害協定見直し/仙台市水道局
 仙台市水道局は、全環衛生事業協同組合と平成19年2月に災害時の協定を締結していたが、東日本大震災の経験を踏まえ、協定内容を見直した。

早期未普及解消へDB導入/久慈市下水道課
 岩手県の久慈市下水道課は15日、設計施工一括方式(DB)を導入する「久慈公共下水道北部ほか汚水管渠整備事業」の優先交渉権者を宮城建設(代表企業)・小山組・三水コンサルタントのグループに決めたと発表した。

山倉ダムでメガソーラー完成/千葉県水道局
 千葉県水道局が管理する山倉ダム(市原市)の水上に「山倉水上メガソーラー発電所」が整備され20日、竣工式が開かれた。発電所の施設面積は18ha、最大発電出力が約13・7MWで日本最大級の水上発電設備となる。

中島博士記念賞表彰式開く/東京都水道局
 東京都水道局は6日、都庁で中島博士記念賞表彰式を開いた。東京水道の礎を築いた中島鋭治博士の名を冠し、優秀な論文・報告を表彰するもので、今年度は対象論文61編のうち、最優秀・イノベーション賞1編と努力賞3編、計4編を表彰した。

警察、消防と連携し対策訓練/埼玉県企業局
 埼玉県企業局は2月27日、三郷市にある新三郷浄水場で警察、消防と連携してテロ対策訓練を行い、不審者侵入に対する浄水場職員の対応について確認した。

優秀論文8編を表彰/水問題研究所
 水問題研究所の水問題研究基金論文表彰授与式が2月15日、名古屋市役所西庁舎内で開催された。

トルコ・イズミル市に職員派遣/仙台市建設局
 仙台市建設局は2月3日から11日まで、4人の技術職員をトルコ・イズミル市に派遣した。

ボトル水「戸田の水来」を商標登録/戸田市上下水道部
 戸田市上下水道部は、ペットボトル水「戸田の水来」を商標登録した。

第7回技術研究発表会を開催/大阪広域水道企業団
 大阪広域水道企業団は8日、大阪市中央区のプリムローズ大阪で第7回技術研究発表会を開催した。受水・関係団体ら約250人が参加し、研究成果を巡って活発な意見交換を行った。

DBOの広域汚泥資源化施設が起工/秋田県
 秋田県は、県北3市3町1組合で発生する生活排水汚泥を集約処理・資源化する「秋田県県北地区広域汚泥資源化事業」の資源化施設を、県米代川流域下水道大館処理センター内に建設する。事業方式はDBO方式で、設計・建設期間は平成32年3月まで、維持管理・運営期間は32年4月から52年3月の20年間。

平成30年度主要事業体予算
国見第二配水幹線整備に着手/仙台市水道局
 仙台市水道局はこのほど、平成30年度当初予算を明らかにした。資本的支出は174億36万円、そのうち建設改良費は113億7033万円を計上した。「仙台市水道事業基本計画(平成22~31)」を着実に実現していくための「仙台市水道事業中期経営計画(平成27~31)」に基づき、老朽施設の着実な更新、水質管理の充実、維持管理の充実、災害対策の充実を図る事業を進め、安定給水を目指す。

第3南蒲生幹線2期着工へ/仙台市建設局
 仙台市建設局はこのほど、平成30年度下水道事業会計当初予算を公表した。
 資本的支出は379億7642万円(対前年度当初比24億5424万円減)で、そのうち建設改良費は189億8629万円(同21億8468万円減)を計上した。28年度から32年度を計画期間とする「仙台市下水道事業中期経営計画(前期)」に基づき、第3南蒲生幹線の整備をはじめとする地震対策や浸水対策などを推進する。

3配水施設の更新・耐震化完了へ/川崎市上下水道局
 川崎市上下水道局の平成30年度水道事業会計予算は資本的支出が164億2438万7000円(対前年度比22億3367万円増)で、このうち建設改良事業費は131億6369万6000円(同21億5224万8000円増)を計上した。工業用水道事業会計予算の資本的支出は22億2169万5000円(同2億9073万4000円減)、このうち建設改良事業費は15億3172万5000円(同2億9478万9000円減)を計上した。
 下水道事業会計予算の資本的支出は618億2221万4000円(139億4439万8000円減)、このうち建設改良事業費は190億8841万9000円(同10億1644万8000円増)を計上。いずれも、昨年3月に策定した「川崎市上下水道ビジョン」、「川崎市上下水道事業中期計画」にある地震対策、老朽化対策などの施策を計画的に進めていくための予算を計上している。

『京のビジョン』の初年度/京都市上下水道
 京都市は平成30年度水道事業・公共下水道事業当初予算を公表した。水道事業の総額は対前年度当初予算比10・3%減となる558億6200万円で、下水道事業の総額は対前年度当初予算比4・6%増の987億8000万円を計上した。『京(みやこ)の水ビジョン』および『中期経営プラン(2018―2022)』の初年度として、老朽管更新のスピードアップや新山科浄水場導水トンネルの更新、下水道では雨水幹線整備や下水汚泥固形燃料化施設の整備などを進める。

基本計画踏まえ更新推進/岡山市水道局
 岡山市水道局は平成30年度当初予算として、水道事業では予算規模235億300万円(対前年度当初予算比0・6%減)、建設改良費は70億5400万円(同6・7%減)を計上した。
 『岡山市水道事業総合基本計画(アクアプラン2017)』(同29~38年度)、前期5カ年の具体的な事業計画『アクションプラン前期編』(同29~33年度)に基づき、水の安定供給を目的として施設の強靭化を図るため、水道管路の計画的な更新などを積極的に推進する。

浸水対策や再構築に重点/岡山市下水道河川局
 岡山市下水道河川局は平成30年度下水道事業会計予算として、総額461億9900万円(対前年度当初予算比4・5%減)、建設改良費105億6900万円(同2・2%増)を計上した。
 『岡山市浸水対策基本計画2017』(同29年10月策定)に基づき、総合的かつ効果的な浸水対策をはじめ、下水道施設の計画的な再構築(リノベーション)や耐震化、未普及対策などを進める。

国内6台目のSIS製造機/アイスピグ研究会
 アイスピグ研究会は、会員の因幡環境整備(本社・鳥取市、国岡稔社長)にアイスピグ管内洗浄工法に使用する「特殊アイスシャーベット(SIS)製造機」を新たに導入したと発表した。

水道の基盤強化を巡って講演会/北九州ウォーターサービス
 北九州ウォーターサービス(KWS)は8日、小倉北区の同社大会議室で石井晴夫・東洋大学経営学部教授による講演会を行った。

「VR下水道展」同時開催/グローブコム
 グローブコムは20日、今年7月24日(火)から開催される「下水道展'18北九州」(主催=日本下水道協会)で、会場全体を360度VR映像で撮影し、展示会をまるごとネット上に再現する「VR下水道展」を、実際の展示会と同時に開催すると発表した。

水環境学会YWPセミナーで講演/オルガノ前澤工業
 オルガノと前澤工業は15日、札幌市で開かれた日本水環境学会年会の併催企画「Japan―YWPセミナー―発明が社会実装されるまで」で、下水処理における省エネ型窒素除去法など、最新の技術を紹介した。

メンテ講習会開く/東京都管工事組合
 東京都管工事工業協同組合(佐藤章理事長)は16日、東京文京区の全国家電会館で総合設備メンテナンスセンターの新規・更新講習会を開いた。同講習会は年に1回行われ、今回は181社が受講した。 

中部支社を開設/三水コンサルタント
 三水コンサルタント(山﨑義広社長)は、中部地区における一層の業務の拡充を図るため、従来の中部事務所を組織拡充し、中部支社として新たなスタートを切ることにした。支社長は吉村徹・取締役西日本事業本部長が兼務する。副支社長は佐藤好昭氏。営業開始日は4月2日となっている。なお、中部支社の住所、電話番号などは以下の通り。
 ▽住所=〒460―0002 名古屋市中区丸の内三丁目13―1(セプトン丸の内ビル4階)▽電話=052―684―9300(代)▽FAX=052―684―9301