課題解決へ一丸となって/提言8項目を決議/第11回定時総会/下水協

課題解決へ一丸となって/提言8項目を決議/第11回定時総会/下水協

 日本下水道協会(会長=大森雅夫・岡山市長)は24日、東京・平河町の砂防会館別館シェーンバッハ・サボーで第11回定時総会を、昨年同様、適切な感染防止対策を講じた上で開催した。協会運営事項の審議、提言決議を行うとともに、表彰式が行われ、長きにわたり下水道事業の発展に尽力し、多大な功績を残した関係者に対して大森会長から表彰状が贈られた。会場の様子はオンラインでも配信された。

「明るく、楽しく、前向きに」/国交省

「明るく、楽しく、前向きに」/国交省

 国土交通省下水道部長に28日付で松原誠氏(前下水道事業課長)が就任した。同日、部長室で新旧下水道部長の〝交代式〟が行われた。

ICT活用の推進へ/7社が最新の技術発表/水道ICT情報連絡会

ICT活用の推進へ/7社が最新の技術発表/水道ICT情報連絡会

 水道事業へのICTの活用の推進に向けて19水道事業体で活動を行っている「水道ICT情報連絡会」は24日、第3回情報連絡会を横浜市内でオンライン併用により開催した。民間企業7社による技術提案に関する発表と意見交換を行うとともに、会場およびクラウドストレージ上で技術提案に関する資料展示も実施した。参加事業体の職員をはじめ、その他の事業体の職員や民間企業の社員らが参加、会場には約150人が来場し、オンライン配信の接続数は約340アカウントだった。

自覚とプライドを持って/市民から信頼される産業界へ/設立および活動報告会/FJISS

 持続可能な社会のための日本下水道産業連合会(FJISS、会長=野村喜一・日水コン会長)は16日、都内ホテルで設立および活動報告会を開いた。同連合会は2020年4月に設立されたが、コロナ禍のため、2年越しの開催となった。国会議員をはじめ、多くの関係者が出席するなか、活動報告を行うとともに、組織としての「存在意義」、会員間で「共有すべき価値」、「中期的に目指す姿」をまとめた行動指針を公表した。

下水汚泥と地域バイオマスで肥料/環境賞の優良賞を受賞/鹿児島高専、日水コンら

下水汚泥と地域バイオマスで肥料/環境賞の優良賞を受賞/鹿児島高専、日水コンら

 鹿児島工業高等専門学校、日水コンなどによる「下水汚泥と地域バイオマス廃棄物を活用した肥料の開発」が第49回環境賞(主催=国立環境研究所など)の優良賞を受賞した。受賞した取り組みは、下水汚泥処理施設から発生する下水汚泥と、焼酎粕や米糠、竹おが屑などの地域バイオマスを組み合わせ、低重金属で肥料効果が高い高窒素・低カリウムの新規肥料製造技術を開発したもの。