小規模自治体でPPP/PFI/検討会 改正ガイドライン3月公表へ/国交省

 国土交通省下水道部は1月26日、「下水道事業におけるPPP/PFI手法選択のためのガイドライン(案)」改正検討会(座長=浦上拓也・近畿大学経営学部教授)を開き、ガイドラインの本文などについて審議した。中小規模自治体でのPPP/PFI手法導入を促進することを目的としており、〝まず最初に手に取るガイドライン〟となるよう改正する。現行のガイドラインでは記載の無かった各手法の特徴や、地方公共団体の課題洗い出し方法、手法を検討する際の流れ、具体的な事例を盛り込むことで、地方公共団体がPPP/PFI手法を適切に選定できるようにする。改正版は委員や自治体等からの意見を踏まえ、最終案を提示し、3月中に公表する予定。

第6回インフラメンテナンス大賞/八尾市台帳システムに厚労大臣賞/松江市ダム堤体補強に国交大臣賞

 第6回インフラメンテナンス大賞の表彰式が1月13日に行われた。受賞した37団体のうち、厚生労働大臣賞の八尾市水道局施設整備課は伊佐進一・厚生労働副大臣から、国土交通大臣賞を受賞した松江市上下水道局は斉藤鉄夫・国土交通大臣から賞状が手渡された。

「汚泥削減サービス」開発へ/AI・IoTを活用/運転管理で水分量を低減/日立製作所 ウォーターエージェンシー

 日立製作所とウォーターエージェンシーは、AI・IoTを活用し、下水処理場から排出される脱水汚泥の水分量を削減する「汚泥削減サービス」の実用化に向けた共同開発を開始した。脱水汚泥の最終処分または再利用の委託費用や、脱水汚泥の輸送や焼却工程で生じるCO2排出量の削減による環境負荷の低減が目的。

事業統合の検討進捗を共有/水道事業運営審議会開く/千葉県水政課

事業統合の検討進捗を共有/水道事業運営審議会開く/千葉県水政課

 千葉県総合企画部水政課は、県営水道事業に関する事業計画の大幅な変更や事業の設置・統合などの重要事項を審議する千葉県水道事業運営審議会(座長=滝沢智・東京大学大学院教授)を設置している。1月18日に開いた今年度の審議会では、現在取り組みを進めている県内水道の統合・広域連携について進捗状況を共有したほか、千葉県企業局や県内水道事業の概況などを報告した。