「持続と進化へ積極的に」/全国下水道主管課長会議開く/国交省

 国土交通省下水道部は4月24日、「全国下水道主管課長会議」をオンラインで開いた。冒頭あいさつした松原誠・下水道部長は「下水道事業を巡る状況は大きく変化しており、肥料利用、官民連携、さらには水道行政の移管という話題がある」と最近の状況について述べ、「都道府県の皆様の役割が極めて重要。リーダーシップを発揮し、管内の市町村をしっかりと引っ張っていただきたい。また、地域の課題については必ずしも対応の方針が一律でない場合もある。様々な手法による解決も可能なので、問題点、課題等があれば遠慮なくご相談いただければ。下水道事業の持続と進化に向け、積極的に取り組んでいく自治体を支援していきたい」と力を込めた。

3市で料金収納業務等を共同化/2025年度開始へ基本協定/豊橋市・豊川市・湖西市

3市で料金収納業務等を共同化/2025年度開始へ基本協定/豊橋市・豊川市・湖西市

 愛知県豊橋市と豊川市、静岡県湖西市は4月27日、水道料金収納業務等包括業務委託の共同発注に関する基本協定を締結した。豊橋市と湖西市は2022年度から水道料金収納業務等の共同化を行っているが、25年4月から新たに豊川市が加わり、業務の効率化、サービス向上を図る。同日、豊橋市役所で協定締結式を開催、浅井由崇・豊橋市長、竹本幸夫・豊川市長、影山剛士・湖西市長が協定書に署名した。

ドローン活用した水管橋の点検へ/年度内に3回目のフィールドテスト/日本鋳鉄管

 日本鋳鉄管は、ドローンを活用した水管橋の点検・調査のフィールドテストを実施する。水管橋において目視が難しい部分をドローンに搭載した高性能カメラで撮影し、具体的な点検手法や画像解析による点検有効性の検証を行う予定。昨年度は埼玉県企業局の協力を得て水管橋のフィールドテストを2回実施。ドローン点検の安全性と有効性について確認した。