下水道の新たな時代を感じよう/下水道展’23札幌 最新の技術・製品が一堂に

下水道の新たな時代を感じよう/下水道展’23札幌 最新の技術・製品が一堂に

 もしもドラマのタイトルを付けるなら、「北の国から’23下水道の祭典」がぴったりだろう―。下水道界最大のイベントが今年は札幌市で開催。東京より北の都市では初めてとなる。会場の札幌ドームには色とりどりのブースが並び、趣向を凝らしたプレゼンが繰り広げられる。最新の下水道技術・製品が満載だ。下水道研究発表会などの併催行事に、関係団体による様々な併催企画もある。いざ開幕、下水道展’23札幌。ドラマチックな4日間が始まった。

下水道研発で多彩な発表/大村氏が下水道情報の活用を提案

 第60回下水道研究発表会も開幕。3日までの3日間、札幌コンベンションセンターで開催され、日本語の口頭発表376編、英語15編、ポスター発表29編を合わせた420編の多彩な発表が集まった。

下水再生リンの肥料利用促進へ/全国初、農協・全農と連携協定/横浜市

下水再生リンの肥料利用促進へ/全国初、農協・全農と連携協定/横浜市

 横浜市は7月27日、下水再生リンの肥料利用促進に向け、JA横浜、JA全農かながわと連携協定を締結した。それぞれの強みを生かしながら、下水再生リンを配合した肥料の開発・生産、流通の仕組みづくりを進め、肥料の国産化・安定供給に貢献することで、食料安全保障の強化や循環型社会の形成につなげていく。自治体と農協、全農が三者連携協定を結ぶのは全国初となる。

 締結式では、山中竹春・横浜市長と柳下健一・JA横浜代表理事組合長、根本芳明・JA全農かながわ県本部長が協定書にサインした。

グリーンイノべ下水道実現へ提言/資機材価格高騰への対応も/施設協

グリーンイノべ下水道実現へ提言/資機材価格高騰への対応も/施設協

 日本下水道施設業協会(会長=木股昌俊・クボタ特別顧問)は7月27日、中央提言を行った。木股会長、中村靖・副会長(メタウォーター会長)、堀江信之・専務理事らが国土交通省を訪れ、松原誠・下水道部長をはじめとする同部幹部と面談。提言書を提出し意見交換した。