時代の転換期 実情訴え/第2回運営会議開き要望活動/日水協

 日本水道協会の今年度第2回運営会議が5日、開催された。水道関係予算概算要求の概要や、協会活動に関する各報告がなされ、議事では、来年度予算確保や水道行政移管に伴う国の組織体制の強化を求める要望を取りまとめた。また、来月開催する第103回総会に24題の会員提出問題と、来年度の開催地として神戸市を提案することを決めた。

どうする!?マンホールサミット/過去最大規模の蓋の展示/10月21~22日に岡崎市で

 第11回マンホールサミットin岡崎(主催:岡崎市、下水道広報プラットホーム)が10月21~22日の2日間、愛知県岡崎市で開催される。中部地方での開催、2日間の開催は初となる。「踏み込め 戦国の舞台へ」をテーマに、トークイベントやマンホール蓋の実物展示、グッズ販売などを通してマンホールの魅力を発信する。愛知県下のマンホール蓋のほか全国からマンホール蓋が集結。過去最大規模でマンホール蓋が展示される予定。参加費は無料だが、リレートークは席数に限りがあるため、申し込み(先着順)が必要となる。

スマートメーターの効果検証/アズビル金門、埼玉水道サービス公社と基本協定/さいたま市水道局

スマートメーターの効果検証/アズビル金門、埼玉水道サービス公社と基本協定/さいたま市水道局

 さいたま市水道局は、「さいたま版スマートメーター実証プロジェクト」に関する基本協定をアズビル金門、埼玉水道サービス公社と締結した。水道スマートメーターを活用したサービス向上と、スマートメーターを本格的に導入する場合の効果を検証するための実証実験を、美園地区とさいたま新都心地区の一部エリアで実施する。スマートメーターの調達・システム環境の準備を進め、来年1月以降に実証実験を開始、実験期間は2026年3月までとなっている。8月30日には同局庁舎で協定締結式を開催、小島正明・さいたま市水道事業管理者、久保義治・アズビル金門取締役執行役員東京支社長、蓬田潔・埼玉水道サービス公社理事長が出席した。

水道が抱える課題解決へ/城里町と包括連携協定/新技術導入や空き家対策など/大崎データテック

水道が抱える課題解決へ/城里町と包括連携協定/新技術導入や空き家対策など/大崎データテック

 大崎データテックは、茨城県城里町と「包括連携協定」を締結した。同社は城里町上下水道お客様センターの運営業務を受託しているが、その枠を超え、DXなどの新技術導入に向けた検討や、人口減少に起因する諸課題への対応、災害時の支援などについて連携を進めていく。8月28日、城里町役場で協定締結式が開かれ、上遠野修・城里町長と石本裕章・大崎データテック代表取締役社長が協定書を取り交わした。

フランジ付ポリ粉体鋼管規格を改正/引用規格に整合、メッキ性能向上も/鋼管協

 日本水道鋼管協会は、フランジ付ポリエチレン粉体ライニング鋼管に関する規格(WSP039)を改正し、新たに発刊した。

 今回の改正では、ポリエチレン材料の性能を、すでに改正されている「JIS G3477―3」に整合させた。JIS規格に示されるピール強度試験とWSP039に規定するピール試験が一部整合しないことから、名称を付着力試験に変更。また、亜鉛めっきについて、これまでの均一性試験(硫酸銅試液浸漬)の破壊試験を、JIS改正に合わせ非破壊試験となる膜厚試験に変更するとともに、これまでよりめっき性能の高い膜厚基準値を設定した。