移管初年度 予算確保を/水道関係4団体から要望/水道議連

 自民党水道事業促進議員連盟(会長=田村憲久・衆議院議員)の第20回総会が6日、衆議院第2議員会館で開かれた。来年度予算概算要求や水道行政移管について国土交通省、厚生労働省、環境省からヒアリングし、日本水道協会、全国簡易水道協議会、日本水道工業団体連合会、全国管工事業協同組合連合会の水道関係4団体からは概算要求を踏まえた要望を受け取った。

アイデア・工夫で全国の模範に/循環のみち下水道賞表彰式開く/国交省

アイデア・工夫で全国の模範に/循環のみち下水道賞表彰式開く/国交省

 第16回国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」の表彰式が8日、国交省で行われた。下水道の可能性や課題に挑戦し、社会に貢献した好事例と評価された11件が受賞し、堺市の「介護予防とコミュニティ創出の鍵は?? マンホールにあり!!」がグランプリに輝いた。斉藤鉄夫・国土交通大臣が受賞者に表彰状を手渡し、先進的な取り組みを讃えた。

住民誘導想定し応急給水訓練/国立市・警察と初の3者合同で/東京都水道局

住民誘導想定し応急給水訓練/国立市・警察と初の3者合同で/東京都水道局

 東京都水道局は2日、政策連携団体の東京水道とともに、国立市主催の防災フェスタくにたち(総合防災訓練)に参加し、国立市、立川警察署と初めてとなる3者での合同応急給水訓練を行った。

来年4月に3市域料金改定へ/審議会が答申、2029年度統一目標に/かずさ水道広域連合(企)

来年4月に3市域料金改定へ/審議会が答申、2029年度統一目標に/かずさ水道広域連合(企)

 かずさ水道広域連合企業団は、君津・富津・袖ケ浦市域の水道料金改定にあたり審議を重ねてきた「かずさ水道広域連合企業団水道審議会」から答申を受領した。2024年4月の料金改定はやむを得ないものであり、市の一般会計から営業助成補助金を繰り入れることによる平均改定率は君津市域で16%、富津市域で13・07%、袖ケ浦市域で9・84%としている。答申を受け、今後は構成団体の首長などで構成する経営会議幹事会、経営会議での検討を経て、11月の議会定例会に水道事業給水条例改正案を上程、議決後に、各市で住民説明会などを行ったうえで、新料金を適用する予定となっている。

水道事業の支援あり方を議論/総務省、横浜ウォーター講演も/第2回長野県水道・下水道技術研究会

水道事業の支援あり方を議論/総務省、横浜ウォーター講演も/第2回長野県水道・下水道技術研究会

 長野県、県内市町村、長野県下水道公社が参画する「長野県水道・下水道技術研究会」の第2回研究会が、8月31日に長野市内でウェブ会議を併用して開催された。構成市・企業団が水道事業の現状や課題を提示した後、下水道公社による水道事業の技術的支援のあり方などについて意見交換を行うとともに、総務省と横浜ウォーターによる講演も行った。

平均20・6%改定の料金体系を了承/家庭用は従量料金に配慮/提言など経て来春に改定へ/岡山市水道事業審議会

平均20・6%改定の料金体系を了承/家庭用は従量料金に配慮/提言など経て来春に改定へ/岡山市水道事業審議会

 第77回岡山市水道事業審議会(会長=石井克典・弁護士)が8月23日、岡山市水道局庁舎内で開催された。今回は財政健全化に向けた議論の第9回で、事務局が前回再提案した水道料金の平均改定率20・6%を踏まえ、一般家庭用に配慮した料金体系の設定や料金関連制度の見直し、料金改定実施時期などを審議し了承。財政健全化に向けた議論は今回で終了し、これまでの審議内容を市議会の委員会などで報告後、審議会での提言書の確定、条例改正案の可決などを経て、来年4月からの改定を予定している。

上下水道のDX推進テーマに/産業応用部門大会でシンポ開く/電気学会・公共施設技術委員会

 電気学会は8月22~24日の3日間、名古屋工業大学の会場とオンラインのハイブリッド方式で「2023年電気学会産業応用部門大会」を開いた。上下水道分野を担当する公共施設技術委員会

(委員長=熊谷治彦・横浜市環境創造局下水道施設部北部第一水再生センター長)は「上下水道施設におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に向けた取組」をテーマにシンポジウム開催した。

契約事務手続きの負担軽減など要望/都下水道局長、流域本部長を訪問/設備協

 東京下水道設備協会(会長=三井田健・明電舎会長)は6日、東京都下水道局に対し、「下水道設備工事に関する要望書」を提出した。都の来年度予算における十分な下水道事業費の確保や新規事業などの積極的な展開に加え、工事契約における事務手続きの負担軽減や社会情勢の変化や現場の実態に応じた制度運用などの配慮を求めた。