命の水 簡易水道に支援を/予算確保へ財務相・国交相らに訴え/簡水協

 全国簡易水道協議会(会長=小田祐士・岩手県野田村長)は15日、「政府予算対策合同会議」として第2回理事会・第1回事務局長会議を東京・霞が関の霞山会館で開催した。来年度予算の概算要求や水道行政の移管を踏まえ、簡易水道関係予算の確保などを求める要望書を作成。会議終了後に、各省や関係国会議員に要望活動を実施。特に、財務、国土交通の両大臣への面談が叶い直接、簡易水道の現状を説明した。行政移管初年度の予算編成へ向け、簡易水道関係者の訴えは続く。

水道行政の円滑な移管を/検討委で要望取りまとめへ/日水協

水道行政の円滑な移管を/検討委で要望取りまとめへ/日水協

 日本水道協会は11日、第1回水道行政の移管に向けた検討委員会を開催した。移管に伴う水道事業者としての円滑な対応を図るための課題や対応策について検討するもので、会長都市の東京都と支部長都市の7市で構成。委員長は石井英男・東京都水道局多摩水道改革推進本部長、副委員長は筧正人・名古屋市上下水道局建設部長が務める。

水道・下水道の応急復旧対応実演/東村山市と合同で総合防災訓練/東京都

水道・下水道の応急復旧対応実演/東村山市と合同で総合防災訓練/東京都

 東京都と東村山市の合同による総合防災訓練が2、3日、東村山市役所周辺を会場に実施された。海外も含め約90の関係団体・機関が参加。多摩地域における総合防災訓練は4年ぶりとなる。今年は関東大震災から100年の節目の年にあたり、「関東大震災の教訓」と「防災分野におけるデジタル化」を統一テーマに、自助・共助の防災行動を体験する都民参加型訓練や、 防災DXを活用した救出救助訓練などが行われた。

創立50周年迎え決意新たに/相生市内で記念式典開く/西播磨(企)

創立50周年迎え決意新たに/相生市内で記念式典開く/西播磨(企)

 兵庫県南西部の2市(相生市、たつの市の一部)に末端給水する西播磨水道企業団は今年で創立50周年を迎え、1日に記念式典を相生市内で開催した。関係者ら約130人が出席する中、50年の歩みを振り返り、今後の事業の充実や発展へ決意を新たにした。

大規模災害への備え訴え/料金改定、管路更新の事例も/北海道支部 ダク協セミナー

 日本ダクタイル鉄管協会北海道支部は7日、協会セミナーを札幌市内で開催した。水道事業体関係者ら約70人が参加したセミナーは、三浦房紀・山口大学大学研究推進機構特命教授が「頻発する大規模災害に備える~最近の地震災害と豪雨災害から学ぶ」、木村大介・横浜市水道局配水部長が「水道料金改定と管路更新」と題して講演した。

プラントのDX実現へ協業/作業効率化や安定運転に貢献/横河ソリューションサービス

 横河ソリューションサービスは8月31日、プラントの保守効率の向上と安全操業に向けたDXの実現を支援するソリューションの提供に向けて、横河レンタ・リース、パナソニックコネクトと協業を開始すると発表した。

事業計画は1兆2686億円規模/需給調査委で今年度調査結果/水団連

事業計画は1兆2686億円規模/需給調査委で今年度調査結果/水団連

 日本水道工業団体連合会は8月28日、第45回需給調査委員会(委員長=田村聡志・日本ダクタイル鉄管協会理事長)を開いた。毎年実施している全国の水道事業体の事業計画と水道用資材の需要について、今年度の調査結果を報告した。