移管後の予算・体制が着々/水道整備・管理行政に関する説明会/厚労省

 厚生労働省水道課は13日、水道整備・管理行政に関する説明会の第2回を、オンラインで開催した。来年4月に水道施設整備・管理行政が厚労省から国土交通省と環境省に移管されることを踏まえ、移管後も地方の水道行政が円滑に推進されるよう、情報提供や質疑への回答を行うもの。今回は、2024年度予算概算要求及び組織定員要求と、適切な資産管理を議題とした。全国の都道府県水道行政担当部局、水道事業者が聴講、オンライン上で質疑応答も活発に行われた。

処理場運転管理にAI活用へ/共同研究者の募集を開始/JS

 日本下水道事業団(JS)は「下水処理場の運転管理におけるAI活用技術の開発」について、共同研究者を募集する。

 具体的には、1.水処理の運転管理支援(ガイダンス、状態診断、自動制御など)を行う技術 2.水処理の性能等の予測を行う技術 3.汚泥処理の運転管理支援を行う技術―のうち1.、 2.のいずれかまたは両方、もしくは 3.に該当し、水処理・汚泥処理の運転管理のさらなる効率化、高度化に資するAI活用技術を開発する。

総合的な水マネジメントへ/リスク管理型の水資源政策を/国交省

 国土交通省水資源部は14日、第22回国土審議会水資源開発分科会調査企画部会(部会長=渡邉紹裕・京都大学名誉教授・特任教授)を開き、「リスク管理型の水資源政策の深化・加速化について提言(案)」について議論した。今回出された意見を踏まえて、提言を取りまとめる。

経営プラン2028改訂へ/有識者会議で事業の現状議論/名古屋市上下水道局

経営プラン2028改訂へ/有識者会議で事業の現状議論/名古屋市上下水道局

 名古屋市上下水道局は11日、市役所で今年度第1回の名古屋市上下水道事業経営有識者会議を開いた。2019年度から28年度を計画期間とする中長期的な経営の基本計画である「名古屋市上下水道経営プラン2028」について、計画期間の中間時を目途に取り巻く環境の変化や財政状況などを検証し、計画の見直しを行うこととしている。

宇都宮市で水道管劣化診断/最新のAIをフル活用/県庁所在地のプロポ受託は初/フラクタジャパン

 フラクタジャパンは5日、宇都宮市上下水道局の「水道管路劣化予測診断業務委託」を受託し、委託契約を締結したと発表した。