下水道関係予算の確保へ一丸/下水道事業促進全国大会が開催

下水道関係予算の確保へ一丸/下水道事業促進全国大会が開催

 日本下水道協会など下水道関係4団体による「下水道事業促進全国大会」が1日、東京・平河町の砂防会館別館シェーンバッハ・サボーで開催された。全国から首長ら自治体関係者、下水道関係企業関係者に加え、国会議員も多く駆けつけ、876人が集結。来年度下水道関係予算の確保や地方債制度の充実、新規制度の創設など9項目の大会決議が採択された。持続可能な下水道事業の実現へ関係者が一丸となる。

「脱炭素化」の取組を調査/実行計画の策定状況など/厚労省

 厚生労働省水道課は7日、都道府県水道行政担当部局や大臣認可の水道事業者らに宛て、「水道事業の脱炭素化に向けた取組に関するアンケート」への協力を求める事務連絡を発出した。脱炭素化の現状の取り組みや、将来の取り組みについて訊く。先月11日に開いた第7回水道の諸課題に係る有識者検討会で水道事業における脱炭素化を議題にし、このアンケートの案についても議論していた。

高度浄水の知見を後世に/越後京大教授の講演や討論会など/阪神(企) 高度浄水30周年シンポ

高度浄水の知見を後世に/越後京大教授の講演や討論会など/阪神(企) 高度浄水30周年シンポ

 阪神水道企業団は10月31日、尼崎浄水場で水道関係者約180人を集めて、「高度浄水処理通水30周年記念シンポジウム~高度浄水処理通水から現在までの振り返り及び新たな課題~」を開催した。越後信哉・京都大学大学院教授による基調講演と、大阪市水道局、大阪広域水道企業団、阪神水道企業団の3事業体による事例講演、さらにパネルディスカッションにより、高度浄水処理導入の意義の再確認と導入後の知見・教訓の共有が図られた。

有機フッ素化合物対策の充実を/3省に要望活動を実施/相水協

有機フッ素化合物対策の充実を/3省に要望活動を実施/相水協

 相模川・酒匂川水質協議会(神奈川県企業庁、横浜市水道局、川崎市上下水道局、横須賀市上下水道局、神奈川県内広域水道企業団)は10月18日、国土交通省、環境省、厚生労働省を訪れ、相模川・酒匂川水系の水質保全及び水道整備・管理行政移管について要望した。