ベンダーロックイン解消へ/AI処理場運転 年度内に提言/国交省

ベンダーロックイン解消へ/AI処理場運転 年度内に提言/国交省

 国土交通省下水道部は1日、今年度の第3回AIによる下水処理場運転操作デジタルトランスフォーメーション(DX)検討会を開いた。下水処理場運転操作へのAI導入に向けた環境整備に関するあり方の提言案などについて議論した。提言は年度内にとりまとめて、公表する予定だ。

フジタらのリン回収技術を採択/B―DASH23年度補正で/国交省

 国土交通省下水道部はこのほど、下水汚泥資源の肥料利用促進に向けて2023年度補正予算で実施するB―DASH(下水道革新的技術実証事業)の技術を新たに採択した。

管路包括導入へ市場調査/計画的維持管理業務を中心に/相模原市土木部

 相模原市都市建設局土木部は、公共下水道管路施設の維持管理にかかる公民連携の導入に向けた第2回サウンディング型市場調査の結果を公表した。

 同市で導入を検討しているスキームは、管路の維持管理業務に幅広く対応し、段階的な導入が可能となる包括的民間委託。第1回サウンディング型市場調査などの結果を踏まえ、対象業務は計画的維持管理業務を中心に、各業務の作業進捗状況などの管理や発注者との総合調整、セルフモニタリングなどを行う統括管理業務、次期計画等提案業務、維持管理情報更新業務も含めることを検討している。計画的維持管理業務は、点検(目視調査)、管内視覚調査、計画清掃・浚渫、計画修繕としており、計画清掃・浚渫と計画修繕は点検や管内視覚調査により発見された異常箇所などのみを対象とした。

「アプリ」が広報大賞クリエイティブ賞/記憶に残りやすいCM動画が評価/東京都水道局

「アプリ」が広報大賞クリエイティブ賞/記憶に残りやすいCM動画が評価/東京都水道局

 東京都が新設した広報活動に焦点を当てた職員表彰「伝わる広報大賞」に、水道局の「東京都水道局アプリ」がクリエイティブ賞(動画部門)を受賞した。さきごろ都庁で行われた表彰式では、同局の間瀬努・サービス推進部サービス推進課長が小池百合子・知事から多摩産材を使用したトロフィーを授与された。

衛星データなどで漏水リスク評価/札幌市、弘前市が「宇宙水道局」/天地人

 JAXA認定の宇宙ベンチャーの天地人は、宇宙ビッグデータを活用した水道管の漏水リスク管理業務システム「天地人コンパス 宇宙水道局」を、札幌市と弘前市が採用したことを発表した。「天地人コンパス 宇宙水道局」は、複数の人工衛星が観測したデータやオープンデータから約100m四方の範囲内で漏水リスクの可能性区域を5段階で確認・管理できるクラウド型のシステム。

QRコードで来場者を把握/「神戸水道展」出展募集を開始/水団連

 10月の「神戸水道展」に向けた準備が着々と進んでいる。主催する日本水道工業団体連合会では出展を希望する会員企業・団体の申込受付を開始した。出展の申込期限は4月26日となっている。

カンボジアに高速ろ過システム/JICAの実証事業に採択/日立造船

 日立造船は11日、JICAの2023年度中小企業・SDGsビジネス支援事業に応募した「カンボジア国高濁度向けパッケージ型高速ろ過システムの普及に向けたビジネス化実証事業」が採択されたと発表した。