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2020年(令和2年)  1月 23日(第5387号)


2020年(令和2年)  1月 20日(第5386号)



革新的技術 中小の課題に対応/実規模実証3件 FS調査3件/B―DASH 公募開始/国交省
 国土交通省は、令和2年度下水道革新的技術実証事業(B―DASHプロジェクト)の公募を開始した。「実規模実証」「FS調査」でそれぞれ3テーマの公募を行う。併せて、企業等による応用化に向けた開発段階にある研究に対する支援を目的とした「下水道応用研究」についても公募を開始している。「実規模実証」の応募書類の提出は2月14日12時まで。「FS調査」と「下水道応用研究」はいずれも2月21日12時まで。詳細は下水道部のホームページで。

「水の天使」に選出 中村 真優 さん/ミス日本コンテスト
 第52回ミス日本コンテスト2020(主催=ミス日本協会)が20日、東京・西新宿の京王プラザホテルで開催され、2020ミス日本「水の天使」に千葉県柏市出身の大学生、中村真優(なかむら・まゆ)さん=が選ばれた。これから1年間、健全な水循環の重要性や豊かで清廉な水を守る人々の心と技を国内外にわかりやすく伝え、人々の水への意識を高める役割を担う。
 中村さんは、「『水の天使』を受賞できたのは私一人の力ではなく、審査員の皆さまや支えてくれた方々のおかげです。心から感謝しています」と受賞の喜びを語った。また、「『水の天使』になることができたら、日本の水循環・水環境の素晴らしさを子どもたちに教えたいと思っていました。そのためにも、上下水道を一から学んでいきます。精一杯がんばります」と抱負を述べた。

高効率脱水機に5割超が関心/エネ活用技術現状調査を報告/電気学会
 電気学会・公共施設技術委員会の「上下水道におけるエネルギー活用技術」調査専門員会(委員長=長岡裕・東京都市大学教授)は、過去10年分の上下水道エネルギー有効活用に該当する文献調査や国内上下水道事業体(対象=水道154、下水道151)へのアンケート調査、17事業体へのヒアリング調査を実施。事業体がエネルギー活用技術を導入する過程や導入の実態などを取りまとめ、都内で成果報告を行った。
 同専門委は「水道分野では、バルブ開度制御に代わりポンプ回転速度制御によりエネルギー消費を抑制するインバータ(ポンプ)への関心が6割を超えたほか、高効率ポンプ(電動機)、変圧器、小水力発電システム、太陽光発電システム、位置エネルギー活用、省電力水運用システム、エネルギーマネジメントシステムなどへの関心が高い」、「下水道分野でも、高効率ポンプ(電動機)や撹拌機などの高効率機械、高効率脱水機への関心が5割を超えたほか、インバータ(ポンプ)、消化ガス発電、太陽光発電システム、汚泥固形燃料化や下水熱の活用技術などの関心が高い」と報告。個別技術として、インバータ(ポンプ)や小水力発電、太陽光発電、高効率ポンプ(電動機)、太陽光発電、消化ガス発電、汚泥固形燃料化などの導入状況や改善効果などを紹介した。

経済性と公共性の発揮へ/4カ年の中期経営計画素案公表/西谷再整備、料金見直しなど/横浜市水道局
 横浜市水道局は、令和2年度から5年度を計画期間とする横浜水道中期経営計画の素案を公表した。平成28年に策定した横浜水道長期ビジョンの基本理念である「暮らしとまちの未来を支える横浜の水」の実現に向けた4カ年の実施計画。水道システム再構築を着実に推進できる組織となるよう、運営基盤や財政基盤といった水道事業の基盤強化に取り組むとともに、より高いレベルで経済性と公共性を発揮する公営企業を目指すこととしており、西谷浄水場の再整備や将来の事業環境を見据えた料金体系の見直しなどの取り組みを進めていく。2月12日までパブリックコメントを行っており、その意見を踏まえて3月に策定・公表する。

PFIで上ヶ原浄水場再整備/神鋼環境Sグループが落札/神戸市水道局
 神戸市水道局は20日、PFI法に基づく「上ヶ原浄水場再整備等事業」の落札者を、神鋼環境ソリューショングループ(代表企業は神鋼環境ソリューション、構成企業は日水コン・三井住友建設・メタウォーター・神鋼環境メンテナンス)に決定したことを明らかにした。施設の設計・施工・工事管理費および15年間(令和22年3月まで)の維持管理費を合わせた落札価格は、約148億4900万円(税込)。事業形式は施設完成後に同市に所有権を移転し、特別目的会社が維持管理・運営を行うBTO方式としている。

漏水工事に伴う計画断水を回避/φ150支管を修繕し対応/給水車60台で拠点・病院給水/和歌山市
 和歌山市は20日、老朽配水管の漏水修繕工事に伴い、最長3日間予定していた計画断水を回避した。国道下のφ800ダクタイル鉄管の漏水補修工事を行うため、同市全域の約5分の1に当たる約3万5000世帯(給水人口約8万人)を対象に、3日間(19日午後10時~22日午後10時)の計画断水を予定していたが、掘削作業の結果、φ800管の支管と見られるφ150管(埋設時期・管種不明)からの漏水と判明し、修繕して対応した。
 φ800管は昭和37年に埋設深さ約2mで、国道24号下に布設された基幹配水管。経年化して更新も検討していたが、交通量が多いにもかかわらず、漏水履歴がなく、代替ルートも確保していなかった。今回の漏水は今月8日、花山配水池(容量1万立方m)で異常流量値が計測され、調査の結果、JR和歌山駅から東へ約1・5㎞の花山交差点付近で、最大500立方m/時の浄水が、地下の農業用水路内へ流入していることが判明。漏水量などを踏まえ、φ800管からの漏水と想定した。同市は今後の漏水量増加、漏水圧による地盤崩落・道路陥没などを考慮し、関係機関と協議の上、道路掘削に伴う計画断水の実施を16日夜に発表。ホームページなどを通じ、市民に断水期間や断水区域、応急給水場所などの情報を発信した。17日には尾花正啓市長を本部長とする「花山水系断水に伴う対策本部」を設置し、市の幹部職員らと今後の対応などを確認した。

ジェイチーム・東芝JVと契約/浄水施設等の運転・維持管理で/香川県広域(企)
 香川県広域水道企業団は、浄水施設等運転・維持管理業務委託の契約をジェイチーム・東芝共同企業体と締結した。同企業団保有の浄水施設等の運転・維持管理を行うもので、対象施設数は453カ所、そのうち浄水場は34カ所となっている。契約期間は令和5年3月31日までで、運転・維持管理業務は今年4月1日から開始する。契約金額は20億7979万2000円(税込み)。
 全国初の県内水道事業一元化を実現した同企業団では、広域化によるスケールメリットを活かし、民間企業のノウハウを活用した運営効率化および維持管理レベルの向上を図るため、昨年6月に浄水施設等の運転・維持管理業務を担う民間事業者を公募型プロポーザル方式で募集した。


固形物分離と破砕回収一体型/社会貢献のPR効果にも期待/下水道への紙オムツ受入へ制度検討/国交省
 国土交通省下水道部は15日、下水道への紙オムツ受入実現に向けた検討会(委員長=森田弘昭・日本大学生産工学部教授)を都内で開き、紙オムツ分離装置の制度面の検討を開始したほか、介護施設などでの実態調査の結果を報告した。今回からサニテーション分野の権威でマイクロプラスチックに関する知見を持つ船水尚行・室蘭工業大学副学長が委員に加わった。

2―MIB価を検討へ/粉末活性炭のJWWA規格で/衛生常設委/日水協
 日本水道協会は、水道用粉末活性炭のJWWA規格(K113)について、2―メチルイソボルネオール(2―MIB)価の規格化を検討する。全国的なかび臭問題から2―MIB価の規格化を求める要望がかねてから寄せられていたといい、近年、試験方法が安定してきていることを踏まえ検討を進める。さきごろ開催された今年度2回目となる第255回衛生常設調査委員会(委員長=杉本智美・名古屋市上下水道局技術本部施設部主幹)でその旨、審議・了承された。具体的な検討は水道用薬品及び資機材の衛生性調査専門委員会で進めることになる。

ICT・AI活用し高度処理/B―DASH/メタウォーター、JS、町田市
 国土交通省の平成31年度下水道革新的技術実証事業(B―DASHプロジェクト)に採択された「単槽型硝化脱窒プロセスのICT・AI制御による高度処理技術実証事業」の共同研究体であるメタウォーター、日本下水道事業団(JS)、町田市の3者は14日、町田市成瀬クリーンセンターに整備していた実証研究施設が完成したことを記念する式典を同センターで開催した。共同研究体の関係者や来賓など約70人が参加する中、テープカットを行い施設の完成を祝った。

都道府県委で豪雨/災害などテーマに/下水協
 日本下水道協会は15日、第114回都道府県委員会(委員長=若公崇敏・埼玉県下水道局参事兼下水道事業課長)を開いた。照会があった放流水の水質基準、大規模豪雨災害時の対応、流域下水道に接続する市町村に対する雨天時浸入水に関した措置の要請の事例について意見交換し、情報を共有した。また、同協会では2017年に5カ年の中期計画を定めたが、3年が経過したことから2022年度からの次の計画に向けた検討に着手している。委員会後半では次期計画を地方公共団体のニーズにあったものとすべく、協会に求める活動について意見の聞き取りを行った。

製品高機能化、事業拡大へ/日本製鋼所との協業強化/月島機械
 月島機械は日本製鋼所との協業強化に取り組むため、相互に株式を購入することを発表した。製造機能の強化、月島機械製品の高機能化を図るとともに、両社のエンジニアリング・サービス分野の拡大にも取り組んでいくとしている。
 両社は平成30年3月に製造分野の協業に関する基本協定を締結し、日本製鋼所室蘭工場に月島機械の製造機能を移設、31年4月から月島機械室蘭工場として製造を開始した。両社の経営資源と製造技術を相互に活用し、月島機械の生産効率向上を図るもので、月島機械室蘭工場の製造スタッフは、同社社員と日本製鋼所からの出向者で構成。

カンボジアで浄水場建設一括受注/上水道拡張事業の一環で/神鋼環境ソリューション
 神鋼環境ソリューションは9日、カンボジア王国シェムリアップ市のシェムリアップ水道公社(SRWSA)から、浄水場の建設および、取水設備の機械・電気工事を一括受注したことを明らかにした。JICAによるODAの円借款資金協力案件「シェムリアップ上水道拡張事業」の一環で、工期は33カ月を予定している。

台風19号災害で支援金/日水協東北・関東・中部に/水管協
 日本水道運営管理協会(飯嶋宣雄会長)は6日、昨年の台風19号に係る支援金を日本水道協会関東地方支部に贈呈した。飯島会長が同支部長都市である横浜市の山隈隆弘・水道局長に目録を手渡した。飯嶋会長は見舞いの言葉を述べるとともに、協会の災害対策に関する取り組みとして、昨年、宮城県企業局と災害時協定を締結したことを紹介した。山隈局長は謝辞を述べるとともに「使い方は話し合って決めるが、防災対策で活用できたら」とした。

多様な連携 水道の持続見すえ/水源涵養林育成へ9社・団体と/活動エリア提供 作業体験など/青下の杜プロジェクト/仙台市水道局
 仙台市水道局は民間企業と連携し、水道水源の1つである青下水源地の水源涵養林の保全育成につなげる。「青下の杜プロジェクト」と銘打った取り組み。協賛を募り、▽クボタ▽第一環境▽大成機工▽日水コン▽日立製作所▽前澤給装工業▽宮城衛生環境公社▽宮城県管工事業協同組合▽メタウォーター―の計9社・団体が協力することになった。

水の魅力伝え利用促進を/ノーリツ・東北福祉大と協定/おふろ部
 仙台市水道局が「おふろ部」をはじめる。湯まわり器具のノーリツ、東北福祉大学と連携し取り組む。おふろ部とは、神戸市水道局とノーリツが中心となり平成28年から始めた産学官連携による取り組みで、大学生らが入浴の魅力などをテーマにした記事をSNS上に投稿し入浴習慣の定着をPRしたり、各種イベントを共同で開催していくもの。これまでに神戸市のほか名古屋市や三島市など6事業体と11大学が〝おふろ部員〟として活動しているといい、仙台市水道局は東北地方では初めて。

汚泥処理は「コンポスト化」/次期ビジョンの方向性等明示/滋賀県下水道審議会
 第9回滋賀県下水道審議会が12月26日に県庁内で開催された。今回の議題は1.高島浄化センター次期汚泥処理方式の答申 2.「滋賀県下水道第2期中期ビジョン」の策定―。第3期(令和元年10月1日~3年9月30日)の会長に松井三郎・京都大学名誉教授、副会長に清水芳久・京都大学大学院教授を選出し、新委員3人の紹介、第3期委員の3部会(基本計画、経営、資源・エネルギー・新技術)の所属先が報告された。
 冒頭、藤田喜世隆・滋賀県琵琶湖環境部技監が「効率的・効果的な下水道運営へ意見交換を」とあいさつ。松井会長は「新委員を交えて諸課題の対応策を提案へ」などと決意を述べた。