今週の紙面
2026年(令和8年)07月27日(第5933号)
- 技術開発の方向性を議論/第11回上下水道政策あり方検討会/国交省
- 管路更生の設計・施工管理ガイドライン発刊/下水協
- 下水汚泥で創エネと肥料化を/汚泥ガス化でフィールド試験/鹿児島市の処理場で/カナデビア
- アクティブフュージョンズが新パートナーに/システム開発部門のリソースを強化/オリジナル設計
- 衛星InSAR解析で地表変位を把握/下水道管路の予防保全型維持管理へ/東亜グラウト工業、北九州市、下水道機構が共同研究
- より一層の産官学連携を/会員提出問題10題など審議/日水協関西支部
- フジテコムと災害支援協定締結/漏水調査や他都市への支援活動協力/浜松市上下水道部
- W―PPPの導入枠組へ助言/府処理場・管渠と2市町管渠/京都府下水経営審部会
- 中期経営計画の策定へ議論を/水道経営審議会に諮問/横浜市水道局
- AIで漏水監視の強化へ/クラウド型IoT遠隔監視システムを導入/自治体フェアで取組紹介/川崎市上下水道局
本号の特集
- 下水道展’26東京/第63回下水道研究発表会
技術開発の方向性を議論/第11回上下水道政策あり方検討会/国交省
国土交通省上下水道審議官グループは21日、上下水道政策の基本的なあり方検討会(委員長=滝沢智・東京都立大学都市環境学部都市基盤環境学科特任教授)の第11回を開催し、上下水道のイノベーション創出に向けた技術開発に関する今後の方向性について審議した。同検討会の第3次とりまとめ骨子案、上下水道基盤強化等に向けた国の基本方針の構成案について意見交換した。同検討会では、11月頃に第3次とりまとめを行う予定としている。
管路更生の設計・施工管理ガイドライン発刊/下水協
日本下水道協会は、更生工法の設計・施工管理に必携の指針となる「管路施設更生工法における設計・施工管理ガンドライン―2026年版―」を発刊した。「管きょ更生工法における設計・施工ガイドライン―2017年版」を改定したもの。会員価格が2万8600円、一般価格が5万7200円となる。また、改定内容の説明会を10月8日(東京)、10月14日(大阪)で開催する。
下水汚泥で創エネと肥料化を/汚泥ガス化でフィールド試験/鹿児島市の処理場で/カナデビア
カナデビアは17日、産業技術総合研究所と産総研グループのAIST Solutionsと共同研究中の下水汚泥ガス化技術について、鹿児島市南部処理場でフィールド試験を開始したと発表した。
アクティブフュージョンズが新パートナーに/システム開発部門のリソースを強化/オリジナル設計
オリジナル設計は、6月17日開催の取締役会で、アクティブフュージョンズ(本社:東京都港区、山元北斗・代表取締役)をOECグループの新たなパートナー企業として迎えることを決めた。情報処理サービス事業の拡大を図るとともに、グループが推進する水インフラ分野におけるDXや施設情報管理、アセットマネジメント、自治体向けデジタルサービスなどの開発・提供体制を強化していく。
衛星InSAR解析で地表変位を把握/下水道管路の予防保全型維持管理へ/東亜グラウト工業、北九州市、下水道機構が共同研究
東亜グラウト工業と北九州市上下水道局、日本下水道新技術機構は現在、人工衛星によるInSAR解析を活用し、管路周辺の地表変位を広域的に把握することで、カメラ調査や現地確認を優先すべき箇所を抽出する共同研究に取り組んでいる。下水道管路の老朽化にともなう道路陥没のリスクが全国で大きな課題となる中、効率的な調査でリスクを早期に把握する新たな維持管理の手法を確立し、最適な更新計画の策定および予防保全につなげたいとしている。
より一層の産官学連携を/会員提出問題10題など審議/日水協関西支部
第95回日本水道協会関西地方支部総会が16日、和歌山市の和歌山城ホールで開催された。会員ら約260人が出席する中、「老朽化した水道施設の更新・改良事業及び危機管理対策事業に対する国庫補助制度等の拡充と創設について」など会員提出問題10題の審議などが行われた。また、地方支部役員の改選では、奈良県支部長都市が奈良市から奈良県広域水道企業団に変更になったことに伴い、同地方支部幹事の改選手続きを行った。次回の総会開催地は奈良県支部の奈良市に決定し、開催は来年7月14日を予定している。
フジテコムと災害支援協定締結/漏水調査や他都市への支援活動協力/浜松市上下水道部
浜松市上下水道部は7日、フジテコムと「災害時における応急復旧活動の協力に関する協定書」を締結した。同日、同部住吉庁舎で協定書の締結式を執り行い、奥家章夫・浜松市水道事業及び下水道事業管理者と森山慎一・フジテコム代表取締役社長が協定書を取り交わした。
W―PPPの導入枠組へ助言/府処理場・管渠と2市町管渠/京都府下水経営審部会
京都府流域下水道事業経営審議会の第3回下水道管理のあり方検討部会(部会長=加藤裕之・中央大学研究開発機構機構教授)がこのほど、京都市下京区のキャンパスプラザ京都で開催された。同部会では府内の下水道管理のあり方について、広域化・共同化、公民連携、DX推進などの調査審議を行っており、現在は公民連携手法の導入などに重点を置いている。
中期経営計画の策定へ議論を/水道経営審議会に諮問/横浜市水道局
横浜市水道局は6日、市役所で今年度第1回の横浜市水道経営審議会を開催した。滝沢智・東京都立大学都市環境学部特任教授を会長、宇野二朗・北海道大学公共政策大学院教授を副会長に選任し、鈴木貴晶・局長が滝沢会長に横浜水道中期経営計画(2028~2031年度)の策定に向けた経営の在り方に関する事項について諮問書を手渡した。次期中期経営計画の策定に向けた審議事項は、▽事業を取り巻く環境の認識▽重点的に取り組む施策の方向性▽施設整備の方向性▽財政運営の方向性―。2027年5月までに第8回までの審議会を開催して答申を得る予定で、その後、局内検討案の作成・審議や市民意見募集などを経て2028年3月の計画策定に向けて準備していくとした。
AIで漏水監視の強化へ/クラウド型IoT遠隔監視システムを導入/自治体フェアで取組紹介/川崎市上下水道局
川崎市上下水道局は、東京ビッグサイトで開催された「第30回自治体総合フェア2026」(7月8日~10日)に参加。9日のセミナーでは「常時遠隔漏水監視による管路維持体制の強化」をテーマに川崎市上下水道局のDX活用事例を紹介した。また、展示コーナーでは、フジテコムと共同でブースを出展し、実際に導入しているクラウド型IoT遠隔監視システム「リークネッツセルラー LNL―C」の概要なども説明した。