今週の紙面
2026年(令和8年)06月22日(第5926号)
- 事業運営一体化の実現へ/汚水処理施設の広域連携で議論/国交省
- 財務大臣政務官へ要望活動/水道の力強い「援軍」に/日水協
- 自民党鈴木幹事長に要望/簡水基盤強化へ当初予算確保を/簡水協
- 熊谷氏が理事長に/JWRC
- 高松研修センターの開所式開く/技能者育成、地域共生の拠点として/池田香川県知事が記念講演/水道界、管工事業界にも開放/フソウ
- 下水サーベイランスの社会実装を/田村議員と厚労省に要望/下水サーベイランス2団体
- 上下水道事業の推進を支えて/新生「POLITEC協会」が始動/「上下一体での対応が可能に」/配ポリ管10事業体で新規採用/業界団体総会
- 「製品の安定供給へ最大限努力」/新会長に積水化学・清水社長/塩ビ協
- 「次の時代へ進む必要性が」/雨水浸水対策にヒューム管活用を/全国ヒューム管協会
- 水道料金の時間帯別料金を実証/夏季に4回目の実証実験/湖西市
- 水道料金の在り方で審議/第5回水道事業審議会開く/さいたま市水道局
- 管路・設備の更新を加速化/水道・工水施設の強靱化整備計画策定/愛知県企業庁
- 次期経営計画の概要など説明/三野浄水場の更新進捗も紹介/岡山市水道事業審議会
- 補完組織の組成に向けて/簡易サウンディング調査/葉山町下水道課
- 第一環境と応急対応協定/窓口・広報・応急給水を実施/奈良市企業局
- 子どもに建設業の魅力を発信/みらい建設フェスタに21団体が出展/福岡市道路下水道局
本号の特集
事業運営一体化の実現へ/汚水処理施設の広域連携で議論/国交省
国土交通省は5月26日、汚水処理施設の最適化と広域連携の推進に向けた検討会(委員長=浦上拓也・近畿大学経営学部経営学科教授)の第2回を都内で開き、秋ごろに策定予定の広域連携に関するガイドラインについて議論した。同検討会は、汚水処理施設の最適化と広域連携における事業運営の一体化を実現するため、これらの取り組みの方向性や具体的な方策などの検討を行い、ガイドラインを作成することを目的として設置された。
財務大臣政務官へ要望活動/水道の力強い「援軍」に/日水協
日本水道協会は18日、財務省に対し来年度の水道関係予算の確保等について要望活動を行った。4日の今年度第1回運営会議で決定した運動方針に基づくもので、青木秀幸・理事長と鈴木貴晶・横浜市水道局長が三反園訓・財務大臣政務官と面談。老朽化対策や耐震化の必要性を訴えるとともに、要望書を手渡した。
自民党鈴木幹事長に要望/簡水基盤強化へ当初予算確保を/簡水協
全国簡易水道協議会は19日、自由民主党本部で鈴木俊一・幹事長に対する要望活動を行った。北村政夫・会長(長野県青木村長)が面談を行い、簡易水道の実情について説明するとともに基盤強化に関する要望書を手交した。鈴木幹事長は、高市早苗・首相の示した当初予算で必要な金額を確保する方針については初の取り組みになるため、補正ありきではない予算がどういった編成となるかは未知数とした上で「簡易水道の重要性については十分に認識している。予算確保に向けしっかりと取り組んでいきたい」と話した。面談には長野県選出の井出庸生・自民党衆議院議員と青木村に本社を置く青木運輸倉庫の五味香・会長も同席した。
熊谷氏が理事長に/JWRC
水道技術研究センター(JWRC)の理事長に熊谷和哉氏が就任した。17日に開催された第39回理事会で熊谷氏が理事長(代表理事)に選定され、常務理事(業務執行理事)に松田信夫氏の再任が承認された。理事長の安藤茂氏は同日付で退任。安藤氏は5日付で給水工事技術振興財団理事長に就いている。
高松研修センターの開所式開く/技能者育成、地域共生の拠点として/池田香川県知事が記念講演/水道界、管工事業界にも開放/フソウ
フソウは11日、高松市の同社の敷地に建設した高松研修センターの開所式を開催した。同センターは水インフラに従事する技術者の育成を基軸とし、地域社会との共生、業界全体の持続的発展に貢献する拠点として整備した。開所式は池田豊人・香川県知事が記念講演を行うなど盛大に執り行われた。
下水サーベイランスの社会実装を/田村議員と厚労省に要望/下水サーベイランス2団体
全国下水サーベイランス推進協議会(会長=片山浩之・東京大学教授)と日本下水サーベイランス協会(会長=村上雅亮・NJS社長)は5月18日、田村憲久・衆議院議員に下水サーベイランスの社会実装推進に向けて要望を行った。同協会特別顧問の尾身茂・結核予防会理事長も同席した。
上下水道事業の推進を支えて/新生「POLITEC協会」が始動/「上下一体での対応が可能に」/配ポリ管10事業体で新規採用/業界団体総会
配水用ポリエチレンパイプシステム協会は5月28日、定例総会と理事会を都内で開いた。下水道用ポリエチレン管・継手協会との団体統合により、4月1日付で設立した新協会の名称を「POLITEC協会」とすることなどを定めた新会則・規程類や、昨年度の各委員会の活動結果・収支報告、今年度の活動計画・収支予算、役員改選、協会規格改正について、いずれも了承した。
「製品の安定供給へ最大限努力」/新会長に積水化学・清水社長/塩ビ協
塩化ビニル管・継手協会は5月18日、都内で第557回理事会、2026年度の通常総会を開いた。新たに清水郁輔・積水化学工業社長を会長に選任するとともに、2026年度事業報告および収支決算、今年度の事業計画及び収支予算等を審議し、承認した。
「次の時代へ進む必要性が」/雨水浸水対策にヒューム管活用を/全国ヒューム管協会
全国ヒューム管協会(会長=増渕智之・日本ヒューム社長)は5月20日、都内で2026年度定期総会を開いた。昨年度会務報告や今年度事業計画案等について審議し、いずれも承認。また、改選期に伴う役員選任を行い、増渕会長が再任した。
水道料金の時間帯別料金を実証/夏季に4回目の実証実験/湖西市
静岡県湖西市は、水道の使用が集中する時間帯を分散させることを目的に、2022年度から水道スマートメーターを活用した時間帯別料金の実証実験を行っている。第4回実証実験は、季節による水使用傾向やピーク発生時間帯の違いを確認するため、夏季の6月16日~8月15日に実施する。
水道料金の在り方で審議/第5回水道事業審議会開く/さいたま市水道局
さいたま市水道局は5月29日、第5回さいたま市水道事業審議会(会長=石井晴夫・東洋大学名誉教授)を開いた。同局は水道料金等の在り方について同審議会に諮問を行っており、今回は、「料金収入及び原価推移、現行料金の課題等」を議事として審議を行った。今後は、8月の第6回で水道料金体系の在り方、11月の第7回で今後の望ましい水道料金体系の方向性、来年3月の第8回で企業債の在り方などKPI指標に基づく水道料金の適正な原価について審議する予定となっている。
管路・設備の更新を加速化/水道・工水施設の強靱化整備計画策定/愛知県企業庁
愛知県企業庁はこのほど、水道用水供給事業と工業用水道事業の施設を強靱化する今後10年間の具体的な取り組みを記した「愛知県水道施設強靱化整備計画」と「愛知県工業用水道施設強靱化整備計画」を策定、公表した。
次期経営計画の概要など説明/三野浄水場の更新進捗も紹介/岡山市水道事業審議会
第83回岡山市水道事業審議会(会長=宗村広昭・岡山大学大学院教授)が5月21日、同市水道局の三野浄水場内見学者ホールで開催された。今回は「次期経営計画の概要、現状および課題」「三野浄水場更新工事」について意見交換した。次期経営計画は今年10月中に素案をまとめ、パブリックコメントを経て、来年3月に公表するとしている。
補完組織の組成に向けて/簡易サウンディング調査/葉山町下水道課
神奈川県の葉山町環境部下水道課は、補完組織の組成に向けた簡易サウンディング調査を実施する。同町が実施するウォーターPPPに関してモニタリング需要の増加が見込まれる状況を踏まえて、適切なモニタリングの実施や同町技術職員不足への対応、技術継承を見据えた補完組織の組成について、多角的な観点から意見をもらうことを目的としている。
第一環境と応急対応協定/窓口・広報・応急給水を実施/奈良市企業局
奈良市企業局は9日、第一環境と「災害発生時における応急対応業務に関する協定書」を締結した。同社は今年4月から同市上下水道事業のお客様センター業務を受託。同社が全国の事業体と災害協定を締結し、災害時に活動していることなどを踏まえ、同局は災害発生時における市民生活の支援体制強化を図るとしている。
子どもに建設業の魅力を発信/みらい建設フェスタに21団体が出展/福岡市道路下水道局
福岡市道路下水道局が主催した「みらい建設フェスタ」が5月9、10日の2日間、福岡市役所西側ふれあい広場で開催された。上下水道を含む建設業の魅力を子どもたちに発信するためのイベントで、地元の業界団体など21団体が出展し、多くの来場者で賑わった。
【特集】強靱な下水道事業の実現に向けスピーディーに課題解決
~シンクタンク、スポークスマン、ナレッジセンターの役割を果たし、持続可能な社会構築に貢献~
日本下水道協会の第15回定時総会が26日、東京都千代田区の砂防会館で開催される。会員提出議題の審議を通じて下水道関係者の意見を集約するなど、その成果に全国の下水道関係者が注目している。定時総会開催にあわせ発行する特集では、大西会長(熊本市長)からのメッセージをはじめ、岡久理事長、総務部、経営・研修部、企画部、技術部の寄稿により同協会の活動などを紹介したほか、全国7地方下水道協会の総会を振り返った。