今週の紙面
2026年(令和8年)07月23日(第5932号)
- 下水道関係予算確保へ/持続可能な下水道の実現へ 国などに提言/下水協
- 先進性とチャレンジ精神の歩み/創立40周年の節目を祝う/八戸圏域水道企業団
- トップ横顔 就任インタビュー/福島市上下水道事業管理者 杉内 剛氏
- 木曽川から堀川へ導水開始/アジア大会控え都市ブランド向上へ/名古屋市上下水道局
- 高い技術力で浸水被害軽減に貢献/石垣が優良建設業者表彰/我孫子市
- 西遠浄化セに最新鋭汚泥焼却設備/浜松WSが発注、火入れ式開く/高効率発電と温室効果ガス削減/TJAS
本号の特集
下水道関係予算確保へ/持続可能な下水道の実現へ 国などに提言/下水協
日本下水道協会は16日、国土交通省、総務省、財務省と国会議員に令和9年度下水道関係予算の確保等に向けた代表提言活動を行った。提言内容は▽改正下水道法への対応を含む下水道事業関係予算の大幅な増額▽下水道施設の改築・リダンダンシー確保等の制度の継続・拡充▽水の官民連携や広域連携の推進に向けた制度の拡充▽防災・減災対策の推進に向けた制度等の拡充▽未普及解消に向けた制度の継続等▽脱炭素社会の実現に向けた制度の拡充▽効率的な事業運営に資するDX等の推進に向けた制度の拡充▽地方財政措置による支援の拡充▽下水道界の活性化に向けた支援―についての9題で、6月26日に開催された第15回定時総会で決議されたもの。
先進性とチャレンジ精神の歩み/創立40周年の節目を祝う/八戸圏域水道企業団
八戸圏域水道企業団(企業長=熊谷雄一・八戸市長)は11日、市内のホテルで創立40周年記念式典及び記念講演会を開催した。
関係者ら約130人が出席した式典では、冒頭、熊谷企業長が主催者を代表してあいさつ、まず、関係者への謝意を示した上で、「昨年12月に青森県東方沖地震で震度6強の揺れにも大きな被害が発生することはなく、これまでの耐震化が奏功」と述べるととともに、「北奥羽地区水道事業協議会の活動も踏まえ、地域の水道の基盤の強化に貢献したい」と意欲を口にした。
トップ横顔 就任インタビュー/福島市上下水道事業管理者 杉内 剛氏
今年4月に福島市上下水道事業管理者に就任した杉内剛氏は、昭和63年に福島市役所に事務職として入庁以来、様々な部署で総務や財務を中心に多様な業務に従事し、下水道関係の業務も経験している。本紙では、これまでの経歴を振り返っていただくとともに、管理者としての抱負などを伺った。
木曽川から堀川へ導水開始/アジア大会控え都市ブランド向上へ/名古屋市上下水道局
名古屋市上下水道局は、市内を流れる堀川の水質浄化を目的に、国土交通省中部地方整備局の協力を得て木曽川からの導水を開始した。毎秒0・4立方mを上限に、約3年間暫定的に導水する。
高い技術力で浸水被害軽減に貢献/石垣が優良建設業者表彰/我孫子市
千葉県我孫子市は6月29日、市役所本庁舎で優良建設業者等表彰式を開き、機械設備部門として
「金谷排水機場更新工事」を施工した石垣を表彰した。星野順一郎・我孫子市長が石垣真一郎・石垣副社長に優良建設業者、同社の沖口裕真氏と佐藤聖也氏に優秀現場技術者の表彰状を授与した。
西遠浄化セに最新鋭汚泥焼却設備/浜松WSが発注、火入れ式開く/高効率発電と温室効果ガス削減/TJAS
コンセッション方式により事業運営されている浜松市の西遠浄化センターで、汚泥焼却設備改築工事のメインとなる4号炉新設工事が完成した。新設した4号炉は国土交通省のB―DASHでも性能が実証された「局所撹拌空気吹込み式発電型焼却炉」。汚泥焼却施設の未利用廃熱を活用した高効率の発電と、空気吹込み方法の最適化による温室効果ガスや
N2O、大気汚染物質のNOxの同時削減を併せて実現する。120t/日の汚泥を焼却。焼却炉本体の消費電力量(1万744kWh/日)を発電(6600kWh/日)により縮減する。温室効果ガス削減量は4378t―CO2/年。
【特集】業務開始9年目を迎えた香川県広域水道企業団
~水道料金統一に向けた議論などが大詰め~
香川県広域水道企業団は、香川県の用水供給事業と県内8市8町の上水道事業を一元化し、2018年4月の業務開始から今年で9年目を迎えている。現在は水道料金の統一に向けた議論が大詰めを迎えている。また、今年4月から「基盤強化推進課」を設置するとともに、次期ビジョンなどの策定に取り組むなど、その動向に注目が集まっている。本紙では今年4月から3期目を迎えた高木孝征・同企業団副企業長のインタビューと、4月に就任した佐治康弘・香川県広域水道企業団事務局次長のインタビューなどをはじめ、同企業団の取り組みを紹介する。
【特集】耐久性と防食性を評価 各地でSVの採用進む
次世代型高品位グラウンドマンホールSV
下水道事業の持続に向けて安全性の向上は重要な要素となっている。下水道管路において重要な役割を果たすマンホール蓋についても安全性の向上が求められている。次世代型高品位グラウンドマンホール推進協会が推奨する新製品の次世代型高品位グラウンドマンホールSVは、日本下水道新技術機構の「アセットマネジメントの実践に向けた次世代型マンホール蓋技術マニュアル」の安全性能の考え方に基づいて設計されており、特に従来のマンホール蓋から耐久性を飛躍的に向上させている。本紙では、地方公共団体で採用が進んでいる次世代型高品位グラウンドマンホールSVを広く紹介することを目的に特集を企画した。