各地で断水 給水応援も/福島・宮城で最大震度6強

 13日深夜に発生した福島県沖を震源とする地震は、上下水道にも爪痕を残した。浄水場や下水処理場が機能停止に至る被害は無かったものの、 最大震度6強を観測した福島県と宮城県を中心に、配水管の破損や停電などの影響で断水が発生した。下水道も施設の損傷や配管が破損した処理場があった。断水は最大で4県20事業者、約3万6000戸に上る。断水した事業体では、日本水道協会の枠組みによる応急給水なども行われ、いまだ断水の続く地域もある。市民生活を支える上下水道の復旧に、関係者は全力を挙げる。

料金収納業務等を共同化/4年度から 県境越えは全国初/業務効率化で経費削減へ/豊橋市、湖西市

料金収納業務等を共同化/4年度から 県境越えは全国初/業務効率化で経費削減へ/豊橋市、湖西市

 愛知県豊橋市と静岡県湖西市は8日、令和4年度からの水道料金収納業務等の共同化に向けて基本協定を締結した。両市が事務処理を共同化し、同一の民間事業者へ委託することにより、業務の効率化・合理化を図って経費削減を目指すもので、県境を越えての実施は全国初となる。

 同日、豊橋市役所で協定締結式を開き、浅井由崇・豊橋市長と影山剛士・湖西市長が協定書に署名した。浅井市長は「業務を共同化することでスケールメリットをしっかり活かしていきたい。今後、様々な政策について連携・協力しあう第一歩となれば」、影山市長は「業務の効率化と市民サービスの向上につなげていきたい。この協定をスタートとして豊橋市との連携を深めていけたら」と話した。