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水道界つなぐ 更なる連携を/青木氏が理事長に/第100回総会/日水協
日本水道協会の第100回総会が23日、東京・平河町の砂防会館別館シェーンバッハ・サボーで開催された。正会員、賛助会員ら、300人を超える産官学の水道関係者が全国から集い、1年間の協会活動が総括された。議案審議では新役員が選任され、すでに退任の意向を表明していた吉田永・理事長に代わり、東京都水道局多摩水道改革推進本部長を務めた青木秀幸氏を新しい理事長に迎えた。コロナ禍の影響が残る中、3年ぶりのこの形式での開催だった。
耐震化率や職員数に影響/単独経営と統一後を比較/奈良市県域水道一体化懇談会
奈良市県域水道一体化取組事業懇談会(座長=浦上拓也・近畿大学教授)の第2回会合が22日、市役所内で開催された。懇談会は奈良県が提案する県域水道(県と市町村の上水道事業)の一体化について、財政シミュレーションの検証などを行うため、委員11人(学識経験者4人、市議会議員5人、市民代表2人)で構成。今回は単独経営と統合後の水道料金のシミュレーションの比較ととともに、奈良県提案と県内直近5年間実績平均の建設投資額による水道料金などの変化について、意見交換が行われた。
横国大と包括連携協定/研究、人材育成など協力/神奈川県内(企)
神奈川県内広域水道企業団は16日、横浜国立大学と包括連携協定を締結した。水源保全や水道事業の持続の面での同企業団の事業展開と、SDGsを重視する同大学の研究・教育活動とで方向性を同じくする双方が、互いの知見や施設などの経営資源を活用して水資源保全や安定供給に資する研究や教育・人材育成などに関する事業を連携・協力して推進し、その成果を社会に還元していくことを目指す。