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“三浦モデル”全国に発信/優先交渉権者に前田建設工業G/下水道コンセッション/三浦市
神奈川県三浦市は、「公共下水道(東部処理区)運営事業」の優先交渉権者に前田建設工業を代表企業とする「みうらラクアパートナー」グループを選定した。下水道のコンセッションとしては全国4例目で、処理場・ポンプ場、管路施設の改築と維持管理、管路施設の増築を対象としているのが特徴だ。人口減少や施設の老朽化、一般会計繰入金に依存した経営、人材不足などの課題を抱える小規模都市の下水道事業の持続に向けた一手法となる〝三浦モデル〟。今後の動向に注目が集まる。事業期間は2023年4月から20年間。今月下旬に優先交渉権者と基本協定を結び、11月に公共施設等運営権の設定と実施契約を締結する。
新技術活用し水管橋を点検/9月発足 参画企業を募集/A―Bridge/JWRC
水道技術研究センター(JWRC)は今年度、水道施設の新たな点検手法等に関する研究、通称「Aqua―Bridge」プロジェクトを実施する。新技術を活用した点検手法等の実用性や課題点について検証する。必要に応じ可能な範囲で実証実験を行い、これらの結果と課題等の情報を合わせて事例集を作成する。今年9月から2024年3月までの2年間のプロジェクト。