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下水道事業の持続へ支援を/予算要望額の確保や制度の充実など/下水協
日本下水道協会(会長=大森雅夫・岡山市長)は全国町村下水道推進協議会(会長=田嶋章二・熊本県苓北町長)とともに1日、代表提言活動を行った。定時総会、全国町村下水道推進大会で決議した提言書を携え、国土交通省、総務省、関係国会議員のもとをまわり、下水道事業の持続に向けた支援を訴えた。
災害時の円滑な支援活動へ/水資源機構の訓練に参加/日水協
日本水道協会は2日、水資源機構が利根導水総合事業所で行った可搬式浄水装置実施訓練に参加した。地震や風水害、渇水などの災害発生時における飲用水の確保と水道施設などの早期復旧を目的として両者が2018年度に締結した「災害時における支援活動に関する協定」に基づくもので、田村聡志・工務部長ら日水協職員は訓練の様子をはじめ、備蓄資機材倉庫や排水ポンプ車などを視察した。その後、両者で意見交換を行い、災害時の円滑な支援活動やさらなる連携強化に向け、今後の取り組みの方向性を確認した。
海外実証する2技術を採択/現地政府関係者の理解醸成へ/国交省
国土交通省下水道部は2022年度下水道技術海外実証事業(WOW TO JAPANプロジェクト)の採択技術を決定した。実証する技術は1.カンボジアにおけるPOD(プレハブ式オキシデーションディッチ法)コンセプトを用いた小規模下水処理法の現地適応性に係る実証事業(実施者:神鋼環境ソリューション・日本下水道事業団共同事業体)と 2.効率的な油脂系汚泥処理に係る実証事業(実施者:宇都宮工業・カーボンフリーコンサルティング共同事業体)―。
「こまめに水を」甲子園で呼びかけ
熱中症予防へ水を飲む習慣などを促す取り組みが、夏の高校野球で行われている。主催は「健康のため水を飲もう」推進委員会、後援は厚生労働省、日本高等学校野球連盟も協力し、体の水分不足が健康障害を引き起こすとしてこまめに水を飲むように球場内で呼びかけられている。