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簡水の課題 一つひとつ解決を/第67回簡易水道整備促進全国大会/簡水協
全国簡易水道協議会(会長=小田祐士・岩手県野田村長)による第67回簡易水道整備促進全国大会が22日、東京・平河町の砂防会館別館シェーンバッハ・サボーで開催された。市町村長を中心に約450人の簡易水道関係者が全国から参加。うち、国会議員も与野党から議員本人62人、代理も含めれば190人が駆け付け、来年度予算の確保をアピールした。農山漁村を中心に地域の社会基盤施設である簡易水道。その基盤強化に向け、関係者が一致団結を図った。
下水道を考える一日に/マンホーラーが来~る/第10回マンホールサミット
下水道への理解を広めようというイベント「マンホールサミット」(主催:マンホールサミットin所沢実行委員会〈所沢市上下水道局、下水道広報プラットホーム〉)の第10回が19日、埼玉県所沢市のところざわさくらタウンなどで3年越しに開催され、当初見込んだ700人を超える多くの人が訪れた。今回のテーマは「COOL×COOL×=超COOL?!」で、埼玉県内で下水道事業を実施する市町村すべてのマンホール蓋84枚のほか、全国から蓋を集め、過去最大規模でマンホール蓋を展示した。また、マンホール缶バッジづくりや塗り絵、マンホール版画など参加者が楽しめる多くの企画が用意された。
デジタル技術で管路管理効率化/MCPCアワードでグランプリ/漏水事故早期対応システム/豊橋市上下水道局
豊橋市上下水道局は、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)が主催する「MCPCアワード2022」において、「LTE―Mを利用した豊橋市上下水道局漏水事故早期対応システム(遠隔漏水監視システム リークネッツセルラー)」の取り組みでユーザー部門のグランプリと総務大臣賞を受賞した。24日に都内で表彰式が行われ、木和田治伸・豊橋市水道事業及び下水道事業管理者上下水道局長が安田靖彦・MCPC会長と竹村晃一・総務省総合通信基盤局長から表彰状と楯を受け取った。
来年度より下水道管路包括委託を導入/点検・調査・修繕をパッケージで/千葉市建設局
千葉市建設局は来年度から一部地区で下水道管路施設の包括的民間委託を導入する。管路管理にかかる▽点検▽調査▽修繕―の複数業務をパッケージ化し、複数年契約で実施することで、業務量の平準化や民間事業者の創意工夫による業務の効率化を可能とする。対象とするエリアは印旛処理区「稲毛海浜・真砂処理分区」の734ha、対象施設は、本管・取付管・公共桝・人孔等の公共下水道施設と一般排水路。今月末に入札公告、総合評価方式により事業者の選定を行い、2月に契約、4月から事業を開始する予定。事業期間は2023年4月~26年3月までの3年間。