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技術職員採用に課題が/末端4分の3が値上げ/事務委員長報告まとめる/企業団協
全国水道企業団協議会は、2022年度の事務委員会での調査研究結果を委員長報告として取りまとめ、全正会員に配布した。水道企業団が抱える諸課題の解決への手がかりになるよう実態調査を行い、情報共有を図る目的で毎年度行っているもの。今回は、「技術系職員の採用状況」と「水道料金の改定」がテーマとなった。水道事業を支える〝人〟〝カネ〟の課題。基盤強化に向けた水道企業団の取り組み状況が明らかになった。
DX推進基本計画を策定/下水道事業の改革を牽引/新たな価値創出へ/JS
日本下水道事業団(JS)は、DX推進を加速するための実行計画として「DX推進基本計画」を策定した。生産性・効率性の向上により、第6次中期経営計画に掲げた「下水道プラットフォーマー」として、新たな価値を創出するだけでなく、成果を地方公共団体への総合的支援に反映することで、「下水道ソリューションパートナー」機能を一層強化し、「下水道イノベーター」として、DX活用による下水道事業の変革を牽引していく。計画期間は、第6次中期経営計画とあわせた5年間(2022~26年度)とした。
JSでは、DXの推進に向けた組織として、昨年4月にDX戦略部を創設した。計画の策定にあたっては、森岡泰裕・理事長を委員長とする「DX推進本部会議」を設置し、1年にわたり審議を行った。