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2023年(令和5年)6月19日(第5673号)
- PFOS・PFOA動向を共有/農薬類パラコート見直しへ/水質基準逐次改正検討会/
- 水質異常時の適切対応求める/室蘭市での事例踏まえ連絡/厚労省
- 給水人口100万人超など対象/経済安保の省令案でパブコメ/厚労省
- 安心安全を次の100年へ/応急活動応援団体3者に感謝状/通水100周年記念式典/山形市上下水道部
- コスモ工機と災害時協定/迅速な復旧へ材料供給や工事協力/佐賀西部広域(企)
- 持続可能な下水道事業経営へ/第2回研究会で国など事業説明/上伊那地域下水道事業広域連携研究会
- 若い世代に魅力をPR/人材確保に特化し積立資金/水コン協
- 浸水予測システムを青森県に/流域治水で外水・内水を一体的に/日立製作所
PFOS・PFOA動向を共有/農薬類パラコート見直しへ/水質基準逐次改正検討会/
厚労省
厚生労働省水道課は16日、今年度第1回水質基準逐次改正検討会(座長=松井佳彦・北海道大学名誉教授)をオンラインで開催した。一部、環境省のPFOS・PFOAに係る水質の目標値等の専門家会議と合同による開催となり、有機フッ素化合物(PFAS)の一種で自然環境中で分解されにくく高い蓄積性があるPFOS・PFOAに関する国内外の動向を共有したのをはじめ、水質基準等に関して、農薬類の目標値の見直し案などについて審議した。
水質異常時の適切対応求める/室蘭市での事例踏まえ連絡/厚労省
厚生労働省水道課は15日、「ガソリンスタンドからのガソリン漏洩に伴うベンゼンの水質基準超過について」とする事務連絡を、都道府県水道行政担当部局や大臣認可の水道事業者、国設専用水道設置者らに宛てて発出した。北海道室蘭市で発生した事案を挙げ、これまでに水道課が発出している留意事項や水質異常における摂取制限を伴う給水継続の考え方などに基づき、必要な対応を迅速かつ適切に行うこと、需要者から検査の請求があった場合には速やかに検査を実施するよう要請した。また、飲料水の水質異常などが発生した場合には直ちに同課に連絡することも求めている。
給水人口100万人超など対象/経済安保の省令案でパブコメ/厚労省
厚生労働省水道課は、いわゆる「経済安全保障推進法」に規定する特定社会基盤事業として適用を受ける水道事業の基準や、特定重要性設備を定める省令案を公表した。
安心安全を次の100年へ/応急活動応援団体3者に感謝状/通水100周年記念式典/山形市上下水道部
山形市の水道が100周年を迎え2日、水道通水100周年記念式典を山形市内のホテルで開催した。国や県、周辺市町の首長など関係者が参加するなか、「山形の水、安全安心を次の100年へ」をテーマにパネル展示、記念映像の放映、感謝状の贈呈、記念講演などを行った。同市の水道は1923(大正12)年5月4日に給水を開始し、今年5月で100周年を迎えた。
コスモ工機と災害時協定/迅速な復旧へ材料供給や工事協力/佐賀西部広域(企)
佐賀西部広域水道企業団は1日、コスモ工機と「災害時等における水道復旧材料の供給及び応急工事に関する協定」を結んだ。自然災害や事故が発生した際に、コスモ工機から水道復旧用材料の供給や応急工事の協力を受けることで、迅速かつ適切な復旧活動につなげ、住民への早期給水を図る。
持続可能な下水道事業経営へ/第2回研究会で国など事業説明/上伊那地域下水道事業広域連携研究会
上伊那地域8市町村(伊那市、駒ヶ根市、辰野町、箕輪町、飯島町、南箕輪村、中川村、宮田村)と長野県、長野県下水道公社が参画する上伊那地域下水道事業広域連携研究会は12日、伊那市役所で第2回研究会を開催した。上伊那地域においてそれぞれが抱える課題に対応しつつ、下水道事業の経営を持続可能なものとするため、広域連携などを研究する場として昨年11月に設置された。今回の研究会は、長野県生活排水課主催の長野県広域連絡調整会議との共同開催として、国土交通省、長野県、日本下水道事業団(JS)、長野県下水道公社がそれぞれの事業の説明などを行った。