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「運搬送水」の選択肢示す/衛生上の措置など留意事項を通知/厚労省
厚生労働省水道課は「運搬送水に係る留意事項」をとりまとめ、7月31日、都道府県水道行政部局や大臣認可の水道事業者らに通知した。市街地から離れた小規模な集落等への新たな水道水の送水形態としての運搬送水。水道法の適用に関する説明や、技術的な留意点を示した。昨年度立ち上げた「水道の諸課題に係る有識者検討会」で意見聴取しながら検討を進めたもの。
下水道展’23札幌に幕/4日間3万人超が来場
札幌ドームで開催されていた下水道展’23札幌が4日、閉幕した。東京より北の都市で初めてとなった今回は、299社・団体、913小間の出展があり、4日間で3万450人が来場した。首長や国会議員をはじめ、国内外から連日多くの関係者が訪れた。また、会場には子どもたちの姿も多く見られた。今回から本格的に実施した地方公共団体の職員を対象とした、下水道技術情報研修会(ブースツアー)も好評だった。
丹保憲仁氏が死去/衛生工学の世界的権威
北海道大学名誉教授の丹保憲仁氏が6日23時、死去した。90歳。
通夜は8日19時から、告別式は9日10時から、やわらぎ斎場セレティア28(〒060―0062札幌市中央区南2条西8丁目12―1、電話011―233―4411)で執り行われる。喪主は妻・綾子さん。
水道水源の水質保全対策を要望/基準の強化や支援拡充など/利根荒水協
利根川・荒川水系水道事業者連絡協議会は、厚生労働省、環境省、国土交通省、農林水産省、水資源機構へ水道水源等の水質保全対策に関する要望活動を行った。
課題が複雑化、補助拡充求める/厚労省に要望活動/大規模用水供給管理者会議
全国21の大規模水道用水供給事業者で組織する全国大規模水道用水供給事業管理者会議は、2024年度水道予算に関する要望書を取りまとめ、厚生労働省をはじめ関係各省に要望活動を実施した。7月25日、今年度の事務局を務める兵庫県企業庁の茨木徹雄・水道課長が厚生労働省を訪れ、名倉良雄・水道課長と面会。大規模用水供給事業が抱える課題を訴えた。