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新たな公定規格を創設/下水汚泥肥料の利用拡大へ/農水省
農林水産省は15日、汚泥資源を利用した肥料成分を保証可能な新たな公定規格(菌体りん酸肥料)に関する説明会を開いた。同省から国内資源の肥料利用の拡大に向けた取り組みについて、国土交通省から下水汚泥資源の肥料利用拡大について紹介した後、菌体りん酸肥料の登録までの流れや事業者が作成する品質管理計画の概要を中心に説明した。
汚水処理統一化へ可能性調査/統廃合、バイオガス発電を検討/湖西市下水道課・環境課
静岡県湖西市下水道課と環境課は、2023、24年度で再生可能エネルギー事業の可能性調査を行う。市の重要施策である「ゼロカーボンシティ」の実現に向けて再生可能エネルギーの確保を目指すとともに、将来の人口減少に伴う使用料収入の減少や施設老朽化に伴う大量更新などを踏まえた地域の汚水処理の統一化に向け、下水処理施設(湖西浄化センター、新居浄化センター)とし尿・浄化槽汚泥処理施設(湖西市衛生プラント)の統廃合を検討するとともに、下水汚泥やし尿・浄化槽汚泥、生ごみ、家畜排せつ物といったバイオマス資源を活用したバイオガス発電システムを検討する。
ジャンビ市公社と技術協力で覚書/水道事業の課題解決に貢献/大阪市水道局
大阪市水道局はこのほど、インドネシア共和国・ジャンビ市水道公社と「技術協力に関する覚書」を結び、同局庁舎で締結式を実施した。期間は2023年8月28日から26年12月31日で、今後覚書に基づき▽ジャンビ市の水道事業の課題解決及び発展のために必要な水道技術や知識についての情報共有▽水道事業の課題解決及び発展に向けた、水道技術分野における人材育成の協力―を行う。