バックナンバー
統合的水資源管理テーマに議論/IWA―ASPIREが台湾・高雄市で
第9回アジア国際水協会太平洋地域会議・展示会(IWA―ASPIRE)が22日に台湾・高雄市で開幕した。26日まで5日間にわたり、約700編の口頭・ポスター発表や76団体による展示、基調講演やワークショップ、技術視察など多彩な企画が予定されている。IWA―ASPIREは、IWA世界会議と交互に隔年で開催しているが、2021年については新型コロナウイルスの感染拡大により延期となっており、今回は2019年の香港以来、4年ぶりの開催となる。
使用料改定シミュソフト公表/下水道事業の経営健全化へ/改定率や改定の検討に活用/下水協
日本下水道協会は、下水道使用料の改定率や使用料改定を検討できる「下水道使用料改定シミュレーションソフト」を公表した。10日、記者会見を開き、成田儀範・常務理事が同ソフトの目的や内容などを説明し、「地方公共団体の改定業務を支援、推進することにより下水道事業の経営健全化に寄与していく」と述べた。
国内のスタートアップ技術をPR/海外水道・下水道事業体との意見交換会/世界27都市の担当者招く/東京都
東京都水道局と下水道局は19日、千代田区の神田明神ホールで海外の水道・下水道事業体と意見交換会(ユニークべニュー)を開いた。世界27都市の上下水道事業担当者らを招き、海外都市のプレゼンテーションや国内のスタートアップ技術の紹介などを通じて、都市間の交流を深めた。
豪雨対策基本方針改定へ/目標降雨を区部85㎜、多摩部75㎜に/東京都
東京都都市整備局、建設局、下水道局は、気候変動の影響により増加する水害リスクに対応するため、「東京都豪雨対策基本方針」を、年内をめどに改定する。「中間取りまとめ」を都市整備局のホームページで公表し、11月6日まで都民などの意見を募集している。気候変動に伴う1・1倍の降雨量に対応するため、河川や下水道などの施設整備による浸水対策の目標降雨を引き上げ、豪雨対策の基軸となる5つの施策を加速・レベルアップする方向性を示した。