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継続的な被災地支援を明言/青木理事長が能登被災地を視察/日水協
日本水道協会の青木秀幸・理事長は13~15日の3日間にわたり、能登半島地震の被災6市町を訪問し、坂口茂・輪島市長、泉谷満寿裕・珠洲市長をはじめ、被災水道事業体幹部や支援活動を行っている事業体関係者を激励するとともに、関係施設を視察した。視察には宮島昌克・金沢大名誉教授らも同行し、復旧・復興状況を確認するとともに、被災地支援を継続的に行っていく方針を明確にした。
「群マネ」計画づくりへ議論開始/検討の手引き策定へ/国交省
国土交通省は7日、第3回地域インフラ群再生戦略マネジメント計画策定手法検討会を開いた。地域インフラ群再生戦略マネジメント(群マネ)の全体像や当面の方針案、昨年12月に選定した11のモデル地域の課題、今後の方針について検討するなど、計画づくりに向けた具体的な議論を開始した。
AI活用し漏水リスク見える化/アセットマネジメント高度化も/丸紅が業務の成果報告/仙台市水道局
仙台市水道局は、将来にわたり持続可能な経営を目指すアセットマネジメントの取り組みとして、管路の老朽度や重要度をより精度良く評価し、優先的に更新すべき管路の抽出や長期的な更新需要の算出を行うための検討業務について丸紅と委託契約を締結し、昨年6月から今年3月を期間に実施してきた。13日には、職員向けの成果報告会を開き、業務の成果としてAIを活用した水道管路における漏水発生リスクの見える化、アセットマネジメントの高度化が図れたとし、佐藤康浩・次長は「時代に乗り遅れることなく、AIなどの新技術を学び、効率的・効果的に利用する必要がある。しっかりとPDCAを回しながら、アセットマネジメントのさらなる精度向上と高度化を目指すことで、安全で良質な水道水を安定してお届けするという使命を将来にわたり全うしていきたい」と話した。
下水道施設の早期復旧へ/県と県内32市町村が水コン協と協定/岩手県
岩手県と県内の32市町村は下水道施設が被災した際に早期復旧へつなげるため、7日、全国上下水道コンサルタント協会東北支部(支部長=髙橋郁・三協技術代表取締役)と災害発生時における下水道施設等の復旧支援に関する協定を締結した。地震などの自然災害の発生により県および市町村の所管する下水道施設等が被災した場合の復旧支援にかかる業務について、水コン協東北支部に要請することができるもの。宮古市では、上水道を含めた同様の協定をすでに個別に締結しているため、今回は対象とならない。