新たな体制で一つひとつ/課題解決への支援を/全国簡易水道大会

新たな体制で一つひとつ/課題解決への支援を/全国簡易水道大会

 全国簡易水道大会(主催=全国簡易水道協議会、愛知県簡易水道協会)が28日、名古屋市内で開催された。首長をはじめ、都道府県、市町村、賛助会員企業など、簡易水道事業に携わる関係者約190人が参加。各地の課題を集約し、その解決に向け国への要望をまとめた。簡易水道の多くは小規模、人口減少や過疎化が進み経営基盤が脆弱。近年頻発する自然災害への対応や老朽化施設の更新などの課題に、水道未普及地域も残る。さきの能登半島地震では、水道を届けることの重要性が再認識された。水道行政が移って初めての大会。簡易水道の実情を伝え、支援を訴える。

下水道展で新企画/「出展者コンテスト」を実施/3部門で優秀者を選考/下水協

 日本下水道協会は下水道展’24東京(7月30日~8月2日、東京ビッグサイト)において、新企画「出展者コンテスト」を行う。下水道展で紹介される工法や製品について、3部門(技術フォーカス部門、グッドPR部門、審査員推薦部門)ごとに優秀な出展者を選考するもの。

給排水工事の電子申請導入/利便性の高いシステム構築へ/官民共同でPTを発足/横須賀市上下水道局

給排水工事の電子申請導入/利便性の高いシステム構築へ/官民共同でPTを発足/横須賀市上下水道局

 横須賀市上下水道局は、働き方改革に伴うDX化の一環として「給排水工事一体型電子申請システム」を導入する。来年4月からの電子申請受付開始に向けて、同局とシステム受注者の水道マッピングシステム、利用者である市指定の給水工事事業者の3者で「給排水設備工事等電子申請システム構築委託業務に基づくプロジェクトチーム(PT)」を発足した。

トータルソリューションをPR/東京・大阪で独自の展示会/キッツグループ

トータルソリューションをPR/東京・大阪で独自の展示会/キッツグループ

 キッツグループは、10日に東京国際フォーラム、17日に大阪梅田サウスホールで、中期経営計画で掲げる成長戦略に従って8つのターゲット市場分野ごとに製品・サービスを紹介する「KITZ CONVENTION2024」を開催した。国内外のグループ各社の製品・サービスを▽建築設備・機械装置▽水処理▽半導体▽機能性化学▽石油化学▽水素・脱炭素―など市場別に展示して、グループシナジーをアピールしたのが特徴。独自の展示会は35年ぶりの開催となる。

 展示会には、国内外の代理店、販売店、コンストラクターを中心に、東京会場には3067人、大阪会場には1744人が来場するなど、大盛況だった。