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強靱な水道を将来につなぐ/「設計指針」改訂作業が最終段階/日水協
日本水道協会が進めている「水道施設設計指針」の改訂作業が最終段階に入った。2日、改訂のために設置している特別調査委員会(委員長=滝沢智・東京大学大学院教授)の第4回委員会を開催。最終原稿案について審議、了承した。水道施設整備の道標として技術者に活用されている同指針。頻発する自然災害や人口減少などの社会情勢の変化に対応した、強靱で持続可能な水道システムの構築への礎となる。日水協では第4回委員会での意見も踏まえながら、年度内の発刊に向け最終の作業を進める。
アイデア・工夫、全国の模範に/「循環のみち下水道賞」表彰式開く/国交省
国土交通省は10日、今年度の国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」の表彰式を行った。グランプリに選ばれた東京都をはじめ、部門賞8件の代表者にこやり隆史・大臣政務官から表彰状が授与された。
主催者を代表してあいさつした、こやり政務官は「アイデアと工夫を凝らし、全国の模範となる素晴らしい取り組みを現場で実践してこられた。今後とも全国をリードする先進的な取り組みにより一層ご尽力を」と受賞者の今後の活躍に期待を込めた。
「Aqua―PFAS」を発足/JWRC
水道技術研究センター(JWRC)は「浄水処理におけるPFASの除去等に関する研究(Aqua―PFASプロジェクト)」を発足した。水道事業体のPFAS対策を念頭に産官学共同で調査研究に取り組み、PFAS除去設備の導入や維持管理等について参考となるような「手引き」の作成を目指す。8月28日に都内で発足式を開いた。
次期中期経営計画のポイント議論/第2回経営検討委員会を開催/仙台市水道局
仙台市水道局はこのほど、同局本庁舎で今年度第2回の仙台市水道事業経営検討委員会(委員長=太田正・作新学院大学名誉教授)を開いた。2020~24年度を計画期間とする現行の仙台市水道事業中期経営計画の進捗管理、2025~29年度の次期中期経営計画策定のポイントについて議論した。
豊橋再整備のコンセッション範囲追加/事業費約412億円に修正/愛知県企業庁
愛知県企業庁は6日、「BT+コンセッション方式」を採用して進めるPFI事業である豊橋浄水場再整備等事業について、コンセッション範囲の追加と事業費の試算、VFM(バリューフォーマネー)の新たな試算結果を明らかにした。