バックナンバー
「水道一家」の支援に感謝/馳石川県知事が日水協を訪問
石川県の馳浩・知事が23日、日本水道協会を訪れ、能登半島地震での日水協の相互応援体制による水道の応急給水、応急復旧の支援に対する感謝を青木秀幸・理事長に伝えた。被災地は9月に豪雨災害にも見舞われており、加えて、引き続きの支援も要請した。
分散型水循環システムを視察/小田会長らWOTA・水道機工で/簡水協
全国簡易水道協議会(会長=小田裕士・岩手県野田村長)の役員が、循環型水道施設などを製造する民間企業の工場を視察した。能登半島地震の被災地で水再生システムや災害用の水処理装置が活用され、その有用性が高まっていることを踏まえ、見聞を広め今後の協議会の活動に反映させる狙い。3日に都内のWOTA、4日には神奈川県愛川町内の水道機工プロダクトエンジニアリングセンター(厚木工場)を訪れ、関係者からヒアリングし実際の装置を見学した。
富山市にマンホーラーが集結/第12回MHサミット
第12回マンホールサミットinとやま(主催:富山市上下水道局、下水道広報プラットホーム)が19日、「かっこいい、かわいいマンホール」をテーマに富山市で開催された。北陸地方で開催されたのは初めて。富山駅周辺に全国各地のデザインマンホール約100枚が実物展示されたほか、マンホールカード第24弾の先行配布をはじめとしたサミット記念品の配布、リレートークやグッズ販売などが行われ、多くの〝マンホーラー〟が来場した。駅前広場に設けられたマンホール蓋を開ける体験コーナーやマンホール版画にも来場者が列をなしていた。
道内水道の技術力確保へ/災害対策や業務効率化など/水道技術管理者研修会を開催/北海道
北海道と道内水道事業体などが主体となり、道内の水道事業が抱えている課題の解決に向けた方策を検討、推進することを目的に設置している「Hokkaido Waterパワーアップ推進会議」と北海道は15日、札幌市内で北海道水道技術管理者研修会を開いた。技術力の確保や危機管理の充実、運営基盤の強化などに関する取り組みの情報を共有し、課題解決に向けた検討の一助とすることを目的としており、オンラインを併用して開催した今回は、約190人が参加した。
危機管理対策の強化を/国交省・環境省に要望/淀水協
淀川から取水する9つの水道事業体で構成する淀川水質協議会の関係者がこのほど、国土交通省と環境省を訪れ、琵琶湖・淀川水系の水質保全について要望した。両省に▽広域的な水道水源保全の推進▽摂取制限を伴う給水継続▽浄水処理対応困難物質への対応▽有機フッ素化合物への対応▽危機管理対策の強化のための施策の推進―についての5項目を求めた。
汚泥肥料活用し花の生育状況確認/国営公園で試験的に利用/長野県
長野県犀川安曇野流域下水道事務所は17日、県内流域下水道で初めて汚泥肥料として登録された「アクアピア1号」を試験的に利用して、花の生育状況を確認すると発表した。アクアピア1号の利用・普及に向けた検討の一環として、国土交通省長野国道事務所の協力のもと、国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)の花修景の一部箇所で活用して効果を確認する。