DX・官民連携手法を活用/浄水分野の新プロジェクト/JWRC

DX・官民連携手法を活用/浄水分野の新プロジェクト/JWRC

 水道技術研究センター(JWRC)は新規の浄水共同研究プロジェクトとして、「浄水分野における新たな維持管理技術及び運営手法に関する研究:A―NEW WORK(ニューワーク)プロジェクト」を立ち上げた。25日に都内で発足式を開き、研究の概要と体制について説明した。

持続可能で強靭な水道へ/国と市町村長が知見を共有/初の意見交換会を開催/国交省中部地整

 国土交通省中部地方整備局は7日、名古屋市内で水道に関する意見交換会を開いた。国交省本省と中部地方整備局、管内の市町村長が水道事業の現状や課題等に関する情報共有を図るもので、市町村からは石田仁・大垣市長、伊藤徳宇・桑名市長、岩井茂樹・東伊豆町長、伊藤浩亘・豊根村長が参加した。

 国交省ではこれまで各地方整備局と管内市町村の下水道事業に関する意見交換を実施してきた。行政移管を踏まえて今年度からは水道事業でも意見交換会を行うとしており、今回の中部地方整備局での開催が初となる。

e―メタンの環境価値を移転/今後はバイオガス・e―メタン混合ガスも/横浜市東京ガス

 横浜市と東京ガスは28日、クリーンガス証書制度に基づき、「東京ガス横浜テクノステーション メタネーション実証設備」で製造したe―メタンを対象に発行されたクリーンガス証書の環境価値を移転し、山下公園通りに設置されているガス灯に活用すると発表した。今年4月から運用開始された同制度において、e―メタン由来のクリーンガス証書の環境価値移転を行うのは日本初となる。

非常災害用造水装置の能力が向上/「マクセス・セイフティ」改良版を発表/遠隔監視機能を搭載、軽量化も/水道機工

非常災害用造水装置の能力が向上/「マクセス・セイフティ」改良版を発表/遠隔監視機能を搭載、軽量化も/水道機工

 水道機工は9日、非常災害用造水装置「マクセス・セイフティ」の改良版を発表、神戸市で開催された「神戸水道展」で展示した。能登半島地震など、これまでの災害支援の経験や現場の声を活かし、処理能力の向上、遠隔監視機能の搭載、装置の軽量化といった改良を図った。同社は今後も、マクセス・セイフティをはじめ各製品の技術・機能向上、緊急災害水支援チーム「EWAT」での災害支援活動、被災地の復興に取り組んでいく。