
バックナンバー
強靱で持続可能な下水道へ/第14回定時総会を開催/下水協
日本下水道協会(会長=大西一史・熊本市長)は6月27日、東京・平河町の砂防会館別館シェーンバッハ・サボーで第14回定時総会を開催した。300人を超える正会員、賛助会員が参集し、役員の選任、提言決議など7議案について審議、すべて了承した。副会長を務めていた上地克明・横須賀市長が退任し、新たな副会長に佐藤栄一・宇都宮市長が選任された。そのほかの会長、副会長は再任された。強靱で持続可能な下水道システムの構築へ向け、会員一丸で取り組む。
簡水の実情 町村長が訴え/予算確保へ要望活動/簡水協
全国簡易水道協議会(会長=北村政夫・長野県青木村長)は6月25日、今年度第1回役員会を開催した。来年度予算の概算要求を見据え例年この時期に開催している会議。5月27日に松江市で開催した全国簡易水道大会での決議事項を「令和8年度簡易水道基盤強化に関する要望書」として取りまとめ、会議後に要望活動を実施した。
ICT活用の推進に向け/13社が新技術をプレゼン/水道ICT情報連絡会

水道事業へのICTの活用の推進に向けて22水道事業体で活動を行っている水道ICT情報連絡会は6月27日、第6回情報連絡会を横浜市でオンライン併用により開催した。民間企業による技術提案に関する13件の発表や、17の企業による技術提案に関するパネル展示を行った。産官合わせ会場263人、オンラインも最大同時接続数111人の参加があった。
珠洲市の水道施設復旧へ/設備系業務支援で協定/名古屋市上下水道局

名古屋市上下水道局は6月12日、石川県珠洲市と能登半鳥地震・奥能登豪雨に係る珠洲市水道施設復旧事業における設備系業務支援に関する協定を締結した。甚大な被害を受けた浄水場等の復旧へ、設備系職員による技術支援を実施する。名古屋市は発災直後から支援を行い、現在も職員を派遣しており、今回の支援は珠洲市からの要請に応じて行うものとなる。
「岡南レイントンネル3750」が完成/計画降雨53mm/時の浸水軽減へ/岡山市

岡山市が2018年度から進めてきた浦安11号幹線(1工区)雨水管築造工事(管内径3750mm、管延長約3・7㎞)が2024年度末で完成した。台風の浸水被害対策として、計画降雨53mm/時における床上浸水解消を目指して幹線整備を推進。1工区は深さ約18~21mに泥水式シールド工法で施工した。