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2025年(令和7年)8月18日(第5854号)
- 世界で活躍 攻めの意識で/ISO/TC224上水道国内対策委開く/日水協
- 4万2000戸が断水/上下水道施設に被害/九州など各地で
- 全国初、上下一体で議論/「パートナーシップ会議」で一堂に/九州地整
- グローバルサウスとの関係構築を/レビュー通じ今後の方向性示す/かわビズネット
- GXとDXをテーマに/南会津町と曽於市が事例報告/地方公共団体金融機構
- DBMで消化ガス発電事業/官民連携でLCC縮減や工期短縮を/10月に優先交渉権者を選定/沖縄県
- 浸水対策基本計画を策定/気候変動などの変化に対応を/富山市
- W―PPPテーマにセミナー/ガイドライン説明と導入調査の事例紹介/管路協
- 日本技術サービスが新パートナーに/下水道展ブースで発表、トークセッションも/オリジナル設計
世界で活躍 攻めの意識で/ISO/TC224上水道国内対策委開く/日水協

日本水道協会は4日、第34回ISO/TC224上水道国内対策委員会(委員長=長岡裕・東京都市大学名誉教授)を開いた。上下水道サービスに関するISO規格を審議する専門委員会「TC224」の各ワーキンググループ(WG)に委員を派遣し、国内水道事業運営への影響等を調査するとともに国際規格発行に向けた検討に日本の意見が反映されることを目的に活動しているもの。今年度1回目となる今回は、6月にカナダ・トロントで開催されたTC224の総会と、先立って開かれた各WGの会議報告を行った。
4万2000戸が断水/上下水道施設に被害/九州など各地で
福岡県や熊本県で11日に大雨特別警報が出されるなど各地で記録的な大雨が観測され、上下水道施設にも被害がもたらされた。国土交通省のまとめによると、水道管の破損や停電によるポンプ停止などの影響により5県13市町、最大で約4万2000戸が断水した。下水道施設も浸水により下水処理場やポンプ場が機能停止するなど、各地で被害が報告されたが、現在、すべての箇所で下水道使用可能。
全国初、上下一体で議論/「パートナーシップ会議」で一堂に/九州地整

地方整備局主催の会議としては全国初となる上下水道一体での意見交換会が6日、九州地方整備局により福岡市の福岡西総合庁舎で開催された。「九州・沖縄上下水道パートナーシップ会議」として、上下水道共通の課題や分野ごとの課題・取り組み事例なども含め、九州・沖縄各県と国土交通省が連携し、上下水道一体の取り組み推進に向け意見交換するもの。九州地整、内閣府総合事務局、九州・沖縄各県、政令市の水道、下水道担当者の課長級を中心に60人が出席。国交本省からも見正大和・上下水道企画課課長補佐が出席した。
グローバルサウスとの関係構築を/レビュー通じ今後の方向性示す/かわビズネット
川崎市と水分野の民間企業、協力団体が組織する海外水ビジネスに向けたプラットフォーム「かわさき水ビジネスネットワーク」(かわビズネット、会長=小泉明・東京都立大学特任教授)はこのほど、川崎商工会議所で2025年度総会を開いた。約100人が参加するなか、昨年度の活動報告と今年度の活動計画について審議し、いずれも承認。また、海外展開への支援に関する情報提供を中心に3題の講演があった。
GXとDXをテーマに/南会津町と曽於市が事例報告/地方公共団体金融機構
地方公共団体金融機構は7月29日、都内でJFM地方公営企業セミナーを開催した。児山裕巨・南会津町環境水道課主査が「水道事業のGX~水道施設への木質化導入~」、大峯直樹・曽於市水道課課長補佐兼工務係長が「上下水道職員の困りごとを解決する一体型クラウドシステムの構築」と題して事例報告などを行い、自治体の担当職員らが聴講した。
DBMで消化ガス発電事業/官民連携でLCC縮減や工期短縮を/10月に優先交渉権者を選定/沖縄県
沖縄県は1日、DBM方式で実施する那覇浄化センター消化ガス発電設備整備事業の募集要項等を公表した。
同事業は、那覇浄化センターに設置されている消化ガス発電設備の更新と維持管理期間における保守・点検・修繕などを官民連携手法により行うもので、民間事業者の創意工夫を図った提案などを求めることで、ライフサイクルコストの縮減や工期短縮のほか、エネルギー自給率の向上、浄化センターからの温室効果ガス排出量の削減につなげる。
浸水対策基本計画を策定/気候変動などの変化に対応を/富山市
富山市は、「富山市浸水対策基本計画」を策定した。浸水対策を計画的に進め、被害の軽減を図ることを目的に、気候変動の影響や社会状況の変化などを踏まえ、これからの浸水対策を実施するうえで必要な基本的事項を定めるもので、計画期間を20年間とし、2025~26年度までの2年間を移行期、2027~36年度までを第1期、2037~46年度までを第2期とする。対象範囲は下水道事業計画区域(雨水)の338排水区(約9000ha)、対象事業は、市が取り組む浸水対策のうち、内水対策に関するハード・ソフト対策。気候変動などの社会情勢の変化に対応するため、1.気候変動の影響を踏まえた計画降雨の見直し 2.定量的な評価に基づくハード対策エリアの選定 3.多様な主体が連携するソフト対策の位置付け―の3つの視点を取り入れている。