今週の紙面

エコ資器材の第1号にe―CON製品/カーボンニュートラルに貢献/下水協

エコ資器材の第1号にe―CON製品/カーボンニュートラルに貢献/下水協

 日本下水道協会は6日、下水道用エコ資器材の第1号として、e―CON協会が申請した「e―CON製品」を登録し、日本ヒューム三重工場に認定工場制度を適用した。今後、同協会では、エコ資器材の初認定を契機に、同制度の普及拡大、PRに努め、下水道のカーボンニュートラルに貢献していく考えだ。今回の適用範囲は、▽鉄筋コンクリート管▽コンクリートセグメント▽コンクリート製のマンホール▽コンクリート製ボックスカルバート▽インバート付二次覆工一体型セグメント―など7製品となる。

長野で震度5強も被害軽微/一部で水源濁りや配水池破損

 18日に発生した長野県北部を震源とする地震では、一部地域で水道施設の破損や水源の濁りが報告されたが、断水に至る被害はなかった。下水道施設の被害も報告されていない。13時20分に最大震度5強を大町市で、14時54分に5弱を同市と長野市で観測するなど、地震は続発した。

水ingを完全子会社化/W―PPPの競争力強化へ/設計から運営まで可能に/インフロニアHD

 インフロニア・ホールディングス(岐部一誠・社長)は14日、臨時取締役会を開き、水ing(安田真規・社長)の全株式を取得し完全子会社化することを決議した。荏原製作所、日揮ホールディングス、三菱商事が3分の1ずつ保有する全300万株を912億円で取得。水ingが持つ水処理・運転管理技術などを融合し、上下水道分野のコンセッションなど官民連携事業を中心に相乗効果を発揮することを目指す。同日付で株式譲渡契約書を締結した。譲渡日は7月1日を予定している。

PPP/PFI事業へ共同参画/上下水道分野で戦略提携契約/三菱電機・神鋼環境ソリューション

PPP/PFI事業へ共同参画/上下水道分野で戦略提携契約/三菱電機・神鋼環境ソリューション

 三菱電機と神鋼環境ソリューションは7日、上下水道事業における包括的な戦略提携契約を締結した。今回の提携により、浄水場や下水処理場における処理プロセスの全体最適化や各種設備のメンテナンス効率化の実現に向けたソリューションの共同開発を行うとともに、PPP/PFI事業へ共同参画し、具体案件の共同提案を進めていく。

水道管路工事の業務効率化へ/クボタと実証実験/管網解析精度の向上も/会津若松市上下水道局

水道管路工事の業務効率化へ/クボタと実証実験/管網解析精度の向上も/会津若松市上下水道局

 会津若松市上下水道局は、「水道管路工事の設計・施工支援システム」と、「管路の維持管理技術の開発」(管網解析精度の向上に向けた実証試験)の実証実験を2025年度にクボタと共同で実施しさきごろ、同局庁舎で最終報告会を開いた。報告会には同局、同社、協力工事事業者から約20人が参加。水道管路工事の設計・施工支援システム実証実験は2024年度に引き続き実施した。

中期経営計画案を報告/事業運営審議会を開催/千葉県

中期経営計画案を報告/事業運営審議会を開催/千葉県

 千葉県は3月26日、県庁で千葉県水道事業運営審議会(会長=滝沢智・東京都立大学特任教授)を開催した。千葉県営水道事業中期経営計画案のほか、水道料金の減免支援、県内水道の概況や統合・広域連携について報告を行った。中期経営計画の計画期間は2026~30年度までの5年間。パブリックコメントを踏まえて、5月中の策定・公表を目指す。

末端給水事業の料金あり方諮問/第4回公営企業経営審議会開く/長野県企業局

末端給水事業の料金あり方諮問/第4回公営企業経営審議会開く/長野県企業局

 長野県企業局は3月26日、県庁で2025年度第4回長野県公営企業経営審議会(会長=石井晴夫・東洋大学名誉教授)を開いた。末端給水事業における適正な水道料金等のあり方について諮問を行ったほか、2026年度当初予算などを説明し、質疑・意見交換を行った。

水道事業の安定的な継続へ/包括委託第3ステージを開始/ウォーターPPPの更新実施型/荒尾市企業局

水道事業の安定的な継続へ/包括委託第3ステージを開始/ウォーターPPPの更新実施型/荒尾市企業局

 熊本県の荒尾市企業局は1日より、ウォーターPPPの「管理・更新一体マネジメント方式(レベル 3・5)」の更新実施型に該当する「荒尾市水道事業包括委託(第3ステージ)」を開始した。メタウォーターを代表企業とする特別目的会社「あらおウォーターサービス」が、2026年4月から2036年3月の10年間、水道施設の工事や運転・維持管理、危機管理対応、利用者対応などの業務を包括的に担う。水道事業を将来にわたって安定的に継続させ、さらなる水道サービスの向上を目指す。

山崎水処理セ整備等事業を公告/堀留、熱田の処理機能を集約/名古屋市上下水道局

 名古屋市上下水道局は1日、「山崎水処理センター整備等事業」の入札公告を行った。山崎汚泥処理場を撤去した後、山崎水処理センター(西系)として、西系揚水施設と西系水処理施設を整備し、各施設の運営を実施するもので、事業方式はDBO方式。設計・建設期間は西系揚水施設が来年2~3月を予定している特定事業契約締結の日から2037年3月まで、西系水処理施設が特定事業契約締結の日から2042年3月まで。運営期間は西系揚水施設が2037年4月から2057年3月まで、西系水処理施設が2042年4月から2057年3月まで。予定価格は1452億6660万円(税抜)。

下水汚泥固形燃料化施設が完成/脱炭素化に向け 運営・維持管理を開始/千葉市建設局

下水汚泥固形燃料化施設が完成/脱炭素化に向け 運営・維持管理を開始/千葉市建設局

 千葉市建設局が南部浄化センター内に建設を進めていた下水汚泥固形燃料化施設が完成し、1日から運転を開始した。

 既存焼却炉の更新にあわせ、燃料化施設を2基導入する事業。DBO方式で進め、今回完成した「5号燃料化施設」の設計・建設が2023~25年度、運営・維持管理が2026~45年度、これに続く「6号燃料化施設」の設計・建設が2026~28年度、運営・維持管理が2029~48年度の事業期間。事業者は代表企業を月島JFEアクアソリューション、構成企業を月島ジェイテクノメンテサービスとする特別目的会社で、落札金額は176億8000万円だった。

名城水処理セW―PPPを公告/更新実施型、5月28日まで受付/名古屋市上下水道局

 名古屋市上下水道局は1日、「名城水処理センター運営等包括委託」の入札公告を行った。名城水処理センターの運営と更新工事を包括的に委託するもので、事業方式は、ウォーターPPP管理・更新一体マネジメント方式の更新実施型とすることを想定している。民間事業者の創意工夫を促すとともに、経済原理に基づく経営手法を活かし、より効率的な事業運営等が実現できるよう、市と事業者との連携により、専門的な技術と知識を継承し、将来にわたり安定的に下水道事業を継続することを目指す。運営期間および設備更新期間は2027年4月から2037年3月までの10年間。予定価格は143億3060万円(税抜)としている。

【特集】九州の上下水道 熊本地震から10年

 本紙では、持続可能な上下水道を見据え、各地域・地方で進められている特色のある取り組み内容を紹介しており、今年度もまずは九州地方の上下水道特集を発行。今年が熊本地震から10年を迎えることを踏まえ、その教訓の共有も念頭に「強靱」をキーワードに全国の関係者・識者と熊本市関係者の座談会や学識者によるヒアリングの同行取材をはじめ、九州の話題で紙面を構成した。