今週の紙面

2026年(令和8年)07月02日(第5928号)

本号の特集

2026年(令和8年)06月29日(第5927号)

本号の特集

強靱化への対応が急務/下水道界が一丸で/第15回定時総会/下水道界が一丸で/下水協

 日本下水道協会(会長=大西一史・熊本市長)は6月26日、東京・平河町の砂防会館別館シェーンバッハ・サボーで第15回定時総会を開催した。役員の選任、提言決議など6議案について審議し、すべて了承した。副会長の補選が行われ、新たに後藤正洋・北海道当別町長が選任された。また、建設省下水道部長、日本下水道事業団理事長、同協会理事長などを歴任した曽小川久貴氏を名誉会員に推戴した。

上下水道の強力な推進へ/財務省へ申し入れ/水道議連下水道議連

上下水道の強力な推進へ/財務省へ申し入れ/水道議連下水道議連

 自由民主党水道事業促進議員連盟、下水道事業促進議員連盟(会長=田村憲久・衆議院議員)は6月25日、両議連が合同でとりまとめた「水道事業・下水道事業の強力な推進に関する決議」について財務省に申し入れを行った。両議連の幹事長を務める盛山正仁・衆議院議員、水道議連事務局長、下水道議連幹事の川崎ひでと・衆議院議員ら14人の議員が出席し、財務省の中山光輝・主計局次長に決議書を手渡した。

町村長が地域の実情訴え/予算確保へ向け要望活動/簡水協

町村長が地域の実情訴え/予算確保へ向け要望活動/簡水協

 全国簡易水道協議会(会長=北村政夫・長野県青木村長)は6月23日、今年度第1回役員会を開催した。来年度予算の概算要求を見据え例年この時期に開催している。5月28日に鹿児島市で開催した全国簡易水道大会での決議事項を「令和9年度簡易水道基盤強化に関する要望書」として取りまとめ、会議後に要望活動を実施した。会議には国土交通省から筒井誠二・水道事業課長、環境省から東利博・水道水質・衛生管理室長を招き、来年度に向けた予算の動向やPFOS・PFOAの水質基準化などの説明を受け意見交換した。

防災力向上へ先進事例を共有/研修講師派遣制度のさらなる周知を/大都市水道局大規模災害対策検討会

防災力向上へ先進事例を共有/研修講師派遣制度のさらなる周知を/大都市水道局大規模災害対策検討会

 19大都市水道部局の課長級・係長級の防災担当者らで構成する大都市水道局大規模災害対策検討会の今年度第1回会合がこのほど、徳島市の四国大学交流プラザで開催された。中国四国地方支部内の防災対策として、徳島市上下水道局、広島市水道局、岡山市水道局、高知市上下水道局が防災力向上に向けた取り組みを説明し、情報共有を図った。また、大都市水道局研修講師派遣制度の活用状況について説明されたほか、各都市から寄せられた情報交換議題について書面で情報共有した。

最新の政策動向などを説明/市町村水道担当課長会議開く/沖縄県

 沖縄県保健医療介護部薬務生活衛生課はこのほど、沖縄県庁で2026年度市町村水道担当課長会議を開催した。県内全市町村の水道事業関係者が一堂に会し、同県の水道行政が抱える課題を共有し、連携強化を図ることを目的としており、約60人が参加した。

今年度予算の概要など説明/浄水場の再整備状況も報告/神戸市上下水道事業審議会

 第108回神戸市上下水道事業審議会(会長=上村敏之・関西学院大学経済学部教授)が6月8日、神戸市役所内で開催された。審議会は同市水道事業および下水道事業に関する重要事項の調査・審議を行うもので、学識経験者や市民代表の委員17人と、市議会議員の参与5人で構成。今回は「令和8年度神戸市水道事業会計予算の概要」「上ヶ原浄水場再整備の進捗状況」「令和8年度神戸市下水道事業会計予算の概要等」について、同市水道局並びに建設局から説明が行われ、委員から意見が出された。

GX形φ700が初施工/施工性向上、接合時間が半減/群馬東部水道企業団で導入/クボタ

GX形φ700が初施工/施工性向上、接合時間が半減/群馬東部水道企業団で導入/クボタ

 クボタのダクタイル鉄管GX形φ700が、全国で初めて群馬東部水道企業団で5月に施工された。GX形はメタルタッチ構造と管下ボトルレス押輪の採用、付属品の改良(切管用挿し口リングの施工性向上、ライナの施工性向上)といった特長を持つ。これまでφ600までが製品化されていたが、今年から新たにφ800まで製品化され、今回φ700が施工されたことで、これを契機に全国でも導入が進むと思われる。今後、φ900、1000の製品化が予定されている。

中期行動計画策定へ/官民連携・若年層への広報を推進/水コン協

 全国上下水道コンサルタント協会(会長=中西新二・日水コン社長)は6月11日、都内で第45回定時社員総会、理事会を開催した。

 決議事項は昨年度会計書類の承認、任期満了に伴う役員の選任について報告事項は、昨年度事業報告・決算報告、今年度事業計画・収支予算について。役員改選では中西会長が再任された。

 中西会長は会冒頭のあいさつで「昨年は協会設立40年を記念し、記念講演や記念誌の発刊を行った。また、一昨年の能登半島地震の災害支援にあたっては、皆様に多大なご協力をいただき、これらの活動を取りまとめた協会誌の特別号も発刊した。新ビジョンに関しては、今後の3カ年の中期行動計画について検討を行い、今年度から実行に移す段階となっている」とし、会員各社へより一層の協力を仰いだ。

現地の自立的な衛生経済確立へ/業務提携・協力の覚書に署名/JICALIXIL

現地の自立的な衛生経済確立へ/業務提携・協力の覚書に署名/JICALIXIL

 国際協力機構(JICA)と衛生設備メーカーのLIXILは6月8日、開発途上国における水・衛生課題の解決に向けた業務提携・協力に関する覚書に署名した。JICAの有する政府や制度に働きかけるノウハウとLIXILの製品・市場形成力を相乗させ、トイレをはじめとした衛生サービスを現地におけるビジネスとして自立的に循環させる「衛生経済」の確立を図る。

【特集】特集 東北地方の上下水道

上下水道の持続確保へ

 東北地方の上下水道特集では、今年度から仙台市水道事業管理者に就任した梅内淳氏、仙台市建設局長に就任した二階堂聡氏のインタビューを掲載した。また、今年で創立40周年の節目を迎えた八戸圏域水道企業団の熊谷雄一企業長(八戸市長)を囲む座談会や40年の歩みにより、先進広域水道事業体の今後の方向性を展望した。また、トピックスとして、青森県岩木川浄化センターの汚泥肥料化施設、東北みずの会の総会・会員相互研修会の模様を紹介する。

転換期の水道 サポート体制を強化/第108回総会 国民理解へ産官学で/日水協

転換期の水道 サポート体制を強化/第108回総会 国民理解へ産官学で/日水協

 日本水道協会の第108回総会が25日、東京・平河町の砂防会館別館シェーンバッハ・サボーで開催された。正会員、特別会員、賛助会員ら産官学の水道関係者約400人が全国から集い、1年間の協会活動が総括された。奇しくもこの日の朝、青森県で震度6強を観測する地震が発生、幸い大規模な断水に至る被害は無く関係者は胸を撫でおろしたが、最も重要なライフラインである水道に携わる人たちが、その使命を再認識する出来事となった。山積する課題に水道関係者は果敢に挑む。

安全・安心な水道を将来に/広域水道への支援訴え/企業団協

安全・安心な水道を将来に/広域水道への支援訴え/企業団協

 全国水道企業団協議会(会長=熊谷雄一・八戸圏域水道企業団企業長、八戸市長)は18日、第203回役員会を開催し、福島市で開催した第70回総会での決議事項(会員提出問題)について各省と関係国会議員に要望した。熊谷会長は役員会の席上、「安全・安心な水道サービスを将来にわたり安定して持続していくことは私たちの使命。その使命を果たしていくためには相互連携を深め直面している課題の解決・改善に着実に取り組むことが重要。本協議会としても会員の皆さんの声に耳を傾け、関係機関にしっかりと伝えながら財政支援の充実や制度改善に向けた要望活動を積極的に進めたい」と述べた。

青森震度6強など災害各地で/ポンプ場浸水で機能停止も

 25日7時30分、岩手県沖を震源とし最大震度6強(青森県階上町)を観測する地震が発生した。国土交通省のまとめによると、岩手県一戸町で停電の影響によるポンプ設備の停止により最大73戸が断水した。震度6弱の八戸市、5弱の野辺地町の一部地域で濁り水が発生したものの断水に至る被害は無かった。下水道施設(処理場・ポンプ場・管路)も青森、岩手、宮城の3県で震度5弱以上を観測したすべての対象施設で被害は無かった。

長期ビジョンの策定へ/上下水道事業審議会に諮問/名古屋市上下水道局

長期ビジョンの策定へ/上下水道事業審議会に諮問/名古屋市上下水道局

 名古屋市上下水道局は22日、名古屋市役所で今年度第1回の名古屋市上下水道事業審議会を開いた。小泉明・東京都立大学特任教授を会長、森田雄一・名古屋市立大学教授を副会長に選任した後、「名古屋市上下水道長期ビジョン(仮称)の策定」について諮問を行った。事務局が策定趣旨や策定方針、事業運営の方向性などを説明し、審議した。今後は10月の答申に向けて、審議会で議論を行っていく予定となっている。答申の受領後は、所管事務調査、パブリックコメントを経て、今年度末の策定を想定しているという。

明電舎と上下水道施設の災害支援協定/震災から10年 新たな連携体制を構築/熊本市上下水道局

明電舎と上下水道施設の災害支援協定/震災から10年 新たな連携体制を構築/熊本市上下水道局

 熊本市上下水道局は、明電舎と「上下水道施設復旧に係る災害支援協定」を締結した。災害発生時に応援要請し、電気設備の被災状況調査や応急復旧工事、応急復旧に必要な資機材・人員の調達・供給、仮設電気設備の設置・操作などの支援を受けられる。被災した上下水道施設の機能回復を図る連携・協力体制を整備した。

下水道100周年で記念事業/ロゴマーク、キャッチフレーズ作成/札幌市下水道河川局

下水道100周年で記念事業/ロゴマーク、キャッチフレーズ作成/札幌市下水道河川局

 札幌市下水道河川局は、下水道事業100周年を記念して、ロゴマークとキャッチフレーズを作成した。100周年記念事業やそれに向けた各種PRなどに活用していく。

耐震化・老朽化対策を骨太方針に/各省水団連関係議員に産業界の声伝える/概算要求見据え要望活動/水団連

耐震化・老朽化対策を骨太方針に/各省水団連関係議員に産業界の声伝える/概算要求見据え要望活動/水団連

 日本水道工業団体連合会(会長=北尾裕一・クボタ代表取締役会長)は10日、2027年度政府予算についての要望活動を実施した。各省の予算概算要求を前に産業界の意見を伝えた。

 上下水道および工業用水道はライフラインとして国民生活や社会経済活動に欠くことのできない最重要インフラシステムであることを強調。円滑な事業推進には国の積極的な制度・予算両面からの支援が不可欠だとして、概算要求で上下水道および工業用水道の耐震化・老朽化対策や地方創生となる基盤強化など急務の課題を〝骨太の方針〟に明記し重点化することを求めた。▽上下水道・工業用水道予算総額の重点的確保▽上下水道・工業用水道に関する施策の充実▽上下水道・工業用水道の持続性確保対策の充実▽次世代に向けた新たな上下水道効率化策の進展▽上下水道・工業用水道関連重要施策の一層の充実―の各項目を掲げた。

【特集】組織力と技術力を継承、発展 メンテナビリティ向上へ

 東京都下水道局では、事業を取り巻く課題解決に向けた施策を着実に推進するため、今年度から5年間の事業運営の指針となる「経営計画2026」を新たに策定した。「レジリエンス(強靭性)」と「サステナビリティ(持続可能性)」の確保を基本コンセプトに、「強靭な下水道の構築」、「脱炭素・良好な水環境への貢献」、「持続可能な経営基盤の確立」の3つの柱で様々な取組を推進していく。本紙では、藤橋知一・局長に、新たな計画の基本となる方針や考え方についてお話しいただいた。また、相田佳子・次長と樋口隆之・流域下水道本部長には、事務部門の主要施策と市町村との連携強化に向けた取組について伺った。各部長による寄稿で初年度の重点施策を紹介する。

【特集】安全で良質な水を安定して供給

札幌市水道局の最新動向

 札幌市水道局は、北海道地方はもとより全国の水道事業体の中でもトップクラスの技術レベルを発揮して意欲的な事業運営を展開されていることから、本紙では毎年、取り組みの最新動向を紹介する特集を発行している。今回の特集では、村上水道事業管理者の就任インタビューをはじめ、各部における今年度の主要な取組に関する寄稿などを掲載する。