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「下水道展'10名古屋」はじまる

「下水道展'10名古屋」はじまる
新しい下水道への第一歩となる―。下水道界最大のイベント「下水道展」(主催=日本下水道協会)が27日、名古屋市のポートメッセ名古屋で始まった。今年は277の企業・団体が出展、900ブースの規模での開催となった。膜を使った最先端の水処理技術や、資源回収技術、省エネ技術、管更生技術など、各分野から最新の技術・製品が所狭しと並ぶ。「下水道研究発表会」をはじめとした関連イベントも多数開催されている。当地での下水道展は8年ぶり。暑い名古屋が30日までの4日間、さらに熱く燃える。

水道広域化の意義を確認/水の安全保障戦略機構第5回基本戦略委

水の安全保障戦略機構の第5回基本戦略委員会が23日、東京都文京区の中央大学理工学部で開催された。
 竹下亘衆院議員らも参加の下、丹保憲仁・北大名誉教授が議長を務めて議事が進行、▽「チーム水・日本」の活動▽基本戦略委員会▽行動チームの活動状況―が報告された。

最優秀発表は誰の手に/下水道研究発表会

第47回下水道研究発表会が27日、名古屋市のポートメッセなごやで開幕した。最優秀発表の栄誉は誰に輝くのか興味あるところ。内容はアセットマネジメントや地球温暖化・省エネルギーなど注目の特定課題セッション87編、通常セッション212編のほか、ポスター発表15編、アジアセッションなど盛りだくさん。迷った時は会場で配布している本紙特集号(22日付)を参考にしてほしい。

「Web水検定」8月から/日本水フォーラム

日本水フォーラムは、8月1日の「水の日」から「Web水検定」(http://www.waterforum.jp/kentei/)をスタートする。国内外の水問題を学んだ成果の腕試しができると同時に、水問題解決への貢献もできる仕組みになっており、同フォーラムでは、水問題に関する啓発と人材育成につなげたい考え。

技術交流の場として盛況/下水道展'10名古屋

技術交流の場として盛況/下水道展'10名古屋
技術交流の場として盛況/下水道展'10名古屋
27日に名古屋市港区のポートメッセなごやで開幕した『下水道展'10名古屋』では、出展企業・団体らが趣向を凝らした展示ブースで積極的にPR―。訪れた全国の自治体関係者らから熱心に質問を受けるなど、技術交流の場として連日盛り上がりを見せた。特に、省エネ機器やバイオマスを利活用する創エネ技術、膜分離活性汚泥法(MBR)、アセットマネジメントの導入支援などに関する製品・技術などが注目を集めていた。

全面更新で膜ろ過導入へ/桂沢水道企業団桂沢浄水場

桂沢水道企業団(企業長=渡辺孝一・岩見沢市長)は、老朽化が著しい桂沢浄水場(施設能力=日量7万立方m)の整備方針を固めるため「桂沢浄水場将来構想検討委員会」(眞柄泰基・委員長)を設置して検討を進めてきたが、9日、眞柄委員長が渡辺孝一・企業長(岩見沢市長)に報告書を提出した。報告書では、更新時の浄水方法は膜ろ過方式の導入を推薦し、建設位置は既設浄水場内の法下とした。

下水道技術に感心/河村名古屋市長「大いに宣伝を」

下水道技術に感心/河村名古屋市長「大いに宣伝を」
8年ぶりの開催となった名古屋市の河村たかし市長も会場をくまなく視察した。膜を使った水処理など、最新技術の説明に熱心に耳をかたむけ、またパブリックゾーンでは訪れた市民と触れ合った。開会セレモニーで市長は、名古屋市の下水道技術が日本のトップクラスにあることを知らなかったと明かしており、視察後は「よう勉強になりました」と感心しきり。また下水道が目に見えにくいことを挙げ、「見えやあせんで、大いに宣伝せにゃあかん」と、持ち前の名古屋弁で関係者を励ましていた。

名古屋下水道展で注目集める/新型SS濃度計「SSD―1610、1620」/東亜ディーケーケー

東亜ディーケーケーが名古屋下水道展に出展している新型SS濃度計が注目を集めている。ラインナップは、低濃度対応で初沈出入口水、留任下水、汚泥濃縮槽上澄水などのSS濃度監視用「SSD―1610型」と、中濃度対応で反応槽混合液、返送汚泥、余剰汚泥などを測定対象とするSS/MLSS測定計「SSD―1620型」の2種類。連続測定が可能な現場設置型で、長時間の安定測定を実現した。

下水道展パブリックゾーン

下水道展では自治体などが出展しているパブリックゾーンを中心に、大勢の一般市民も訪れている。今回、特に目を引くのは、会場入り口付近にスペースを構えた地元・名古屋市上下水道局のブース。下水道の重要性を子ども目線から楽しく学んでもらおうとのコンセプトから、水をきれいにする実験などさまざまな催しを用意している。

多様な設計条件を反映/フォーラムエイト

CADソフト開発を手がけるフォーラムエイト(本社・東京、伊藤裕二社長)は下水道管本体の耐震設計計算を支援する「下水道管鉛直断面の計算ソフト」を開発した。同ソフトは日本下水道協会規格に準拠。レベル1、レベル2地震動に対応し、下水道管鉛直断面の耐震照査を行う。管種はRC管、陶管、強化プラスチック複合管、ダクタイル鋳鉄管に対応する。

JWWA規格を改正/日水協

日本水道協会は、水道用ダクタイル鋳鉄管(JWWAG113)と水道用ダクタイル鋳鉄異形管(JWWAG114)、水道用ダクタイル鋳鉄管モルタルライニング(JWWAA113)の3規格を改正するとともに、水道用ダクタイル鋳鉄管類の表示方法(JWWAZ101)について廃止する。いずれも、20日に開かれた工務常設調査委員会で了承された。

ウォーター・エキスポ・チャイナ/11月に北京で開催

中国水ビジネスの公式見本市であるウォーター・エキスポ・チャイナが11月17日から19日の3日間、中国・北京市の北京国家会議中心で開催される。
 同見本市は、メッセ・フランクフルト社と中国水利学会の共催で行われ、中華人民共和国商務部が認可し、水利部がスポンサーとなる中国唯一の見本市。出展者・来場者ともに、中国内外の水ビジネスに関わる主要な意思決定者と交流できる機会となるほか、最新の政策等の情勢を把握できる絶好の機会となる。
 昨年度は、史上最多となる18の国や地域から252社の出展者が参加し、数多くの製品やテクノロジーが展示された。来場者数も同じく史上最多を記録し、30の国や地域から1万239人に上った。

“作家の目”で都政実務を活写/『東京の副知事になってみたら』(猪瀬直樹著)

猪瀬直樹・東京都副知事が、副知事としての近況を“作家の目”で活写。
 副知事の実務報告・体験談と思いきや、全体のトーンは作家としての歴史観に根差した文明論の趣の濃いものになっている。石原知事とのやり取りも、副知事招聘にまつわるエピソードや執務の話にとどまらず、作家同士の強い共感を軸にした言語技術談義であり、何よりも読み物として飽きさせない内容になっている。
 自身も深く関わっている水道局の国際展開を扱った“「水ビジネス」で世界へ”の章は、筆者自らの強い要望で編集者を説得し、第1章に据えたとのこと。水道事業への強い期待は行間からも窺うことができる。その点でも、知的好奇心豊富な水道関係者必読の書と言えるかもしれない。
(新書版190頁。小学館101新書。735円)

【特集】拠点都市シリーズ=広島市

広島市水道局は昨年、地域水道ビジョンを策定した。10年間という目標期間に安全でおいしい水の供給、基幹施設の更新・改良、災害対策の充実などを進め将来にわたって信頼される水道を目指すという。今回の拠点都市シリーズでは、同市の飛原秀登・水道事業管理者と全国の水道事業の課題に精通している日本水道協会の御園良彦・専務理事とで語り合っていただいた。

【特集】東京都水道局の国際貢献

東京都水道局の国際貢献に向けた姿勢がより積極性を強めたものになってきた。とりわけ、今年1月に公表された『東京水道経営プラン2010』公表後からその積極姿勢は顕著になっている。本紙では、東京都水道局の新たな国際貢献に向けた取り組みにスポットを当てた特集号を企画、「国際貢献ビジネスのキーは水道事業」と明言する猪瀬副知事のインタビューを実施したのをはじめ、尾﨑水道局長と滝沢東大教授との対談、そして同局と一体的に海外展開を標榜する東京水道サービスの今後の取り組みの方向性をレポートした。

【特集】日水協の検査事業-2

日本水道協会の検査事業に対する理解度、認識度の低下が水道界の内外で懸念されている。本来、水道事業体が行うべき資機材等のチェックを高いノウハウによって実施している検査事業の本来的な役割に対する理解は水道事業の本質、存在意義を占うものと言っても過言ではない。本紙では、検査事業の重要性をアピールするシリーズ特集を適宜発行しているが、今年度の第2弾は、学識者、水道事業体関係者に検査工場を視察いただいた上で座談会を実施し、市民PRのあり方も含めて検査事業の意義について語り合っていただいた。

【特集】第2期水道施設・管路耐震性改善運動

厚生労働省と日本水道協会など関係団体は、水道利用者の理解の向上、水道事業者による施設・管路の耐震化の取り組みを促進すべく、平成20年度から2ヵ年で「水道施設・管路耐震性改善運動」を展開した。この運動により一定の成果は得られたものの、なお充分とはいえない状況のため、厚生労働省等は平成22年度から「第2期水道施設・管路耐震性改善運動」を進めることとなった。運動の趣旨を確認するとともに、耐震化の現状を分析し、今後の方向を探った。

【特集】日本バルブ工業会の会長に田渕新体制

日本バルブ工業会の会長に田渕宏政氏(タブチ社長)が就任し、新しいスタートを切った。同工業会は昭和29年に日本弁工業会として設立されて以来、あらゆる産業の発展を陰で支えてきた。本紙では、田渕宏政新会長にインタビューし、同工業会の歩み、活動状況、展望などを聞くと共に、同工業会の各種活動、バルブの日の制定とイメージキャラクター「ばるちゃん」、バルブ便覧の改訂など国民各層にアピールする事業を紹介する。