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2015年(平成27年)10月22日(第5029号)
- 誇れる日本の水道を次世代につなげよう/日水協「全国会議」さいたま市で
- さいたま水道展が開幕/113団体・企業/イチオシ技術満載
- 研発も各会場で熱心に
- さいたま市の魅力を感じて
- 浄水場のふく蓋化推進へ/施設更新の機会捉え抜本的に/東京都水道局
- 水道スマートメーターで共同研究/自動検針やサービスの高度化へ/Uバス、Uバスエアを活用した水道界初の試み/横須賀市第一環境
- 国連の水政策に大きく関与/増子TSS社長が検討メンバーに/ユネスコ国際水文計画フェーズ8
- 「強靭」へ3国の英知結集/31編の発表軸に活発討議/仙台市で日米台地震対策ワークショップ
- 防災井戸の活用訴える/いい井戸の日で催しも/さく井協会
- パプアニューギニアで下水整備/大日本土木・日立製作所
- 前滋賀県知事が来月14日に講演/大阪市下水道科学館で
- 災害時給水所の新標識決定へ/投票を11月5日まで受付/横浜市水道局
- 更新工事にノーディパイプ工法/自立管として耐震性も確保/石川系送水管約1㎞を施工/羽曳野市水道局
- WBCがクラウドアワードで特別賞/受賞弾みにサービス拡充へ/メタウォーター
- 災害時の水道復旧で協定/資材調達や活動などを協力/フソウと松山市
- 積算システムに新機能/水道事業体で高い評価/ガイア9/ビーイング札幌営業所
- 日本企業の技術に注目/日本8社・団体が出展/日米台水道地震対策WS
- 11月24日に非開削技術研発/日本非開削技術協会
- 来月27日に大阪で地震・津波シンポ/土木学会地震工学委員会
- ハイセラミック管協会が解散
- 11月19、20日に飲料水検査研発/給衛協
本号の特集
- 全国会議初日の模様
- 写真で見るさいたま水道展
- MIEXRを巡る水道界の最新動向
- 日本水道協会検査事業80周年
- 横浜市水道局の公民連携した水源林保全
- 小規模事業体の「アクアレスキュー」活用事例
- 座談会・さいたま市水道事業の管路技術
誇れる日本の水道を次世代につなげよう/日水協「全国会議」さいたま市で
さいたま水道展が開幕/113団体・企業/イチオシ技術満載
全国会議の開会式に先がけて行われたオープニングセレモニーでは、ゲート前に関係者が集合。宮崎正信・厚生労働省水道課長、大森雅夫・日水協副会長(岡山市長)、日野徹・さいたま市水道事業管理者、木股昌俊・水団連会長がテープカットを行った。水道産業界の一大イベントは今年で49回を数えた。多くの来場者が詰めかけ賑わいを見せている。
研発も各会場で熱心に
さいたま市の魅力を感じて
浄水場のふく蓋化推進へ/施設更新の機会捉え抜本的に/東京都水道局
同局では利根川系を水源とする浄水場に全量導入しているオゾン・生物活性炭処理の高度浄水施設は建屋の中に配置し、テロ対策強化の観点から大規模浄水場のろ過池上部のふく蓋を実施している。このろ過池のふく蓋に際しては、ふく蓋施設の架台上部に太陽光パネルを配備し、大手建設会社と重電メーカーによる異業種特定JⅤというユニークな発注手法で整備してきた経緯がある。
水道スマートメーターで共同研究/自動検針やサービスの高度化へ/Uバス、Uバスエアを活用した水道界初の試み/横須賀市第一環境
Uバス式水道スマートメーターの開発と、戸建住宅での多段中継無線通信の検証は全国初の試みとなる。また、今回の実験は、市内約200世帯の一般戸建住宅に水道スマートメーターを設置してフィールドテストを行うなど、全国最大規模となる。実験期間は、平成28年4月から31年3月までの3年間。
吉田市長は実験のメリットについて「第一環境とは25年に見守り協定を締結したが、スマートメーターを使った見守りサービスが実現すれば、より精度の高い情報を市民に直接提供できる。また、詳細な使用水量データ、ビッグデータを分析すれば、水道需要がより鮮明になり、将来的には水道施設の効率化にもつながる」と強調した。
国連の水政策に大きく関与/増子TSS社長が検討メンバーに/ユネスコ国際水文計画フェーズ8
「強靭」へ3国の英知結集/31編の発表軸に活発討議/仙台市で日米台地震対策ワークショップ
防災井戸の活用訴える/いい井戸の日で催しも/さく井協会
総会の冒頭、あいさつした脇会長は「建設産業は2割から3割程、仕事量が減少しているが、さく井業界は建設産業の土台の仕事だ。着実に発展して社会に貢献してほしい。また、今日はいい井戸の日のセレモニーも行われる。広く国民の方々に井戸や地下水の大切さを理解してもらうのが目的で、今年が14回目となる。東日本大震災では東北6県にある井戸242本の94・5%が機能を発揮した。災害時に役立つ防災井戸を提案していくのは我々の責務だ。国は水循環基本計画を閣議決定したが、皆さんの知識と技術に大いに期待している」と述べ、会員の結束を訴えた。
パプアニューギニアで下水整備/大日本土木・日立製作所
同プロジェクトは、ポートモレスビー市の都市・生活衛生の改善とサンゴ礁の生息に必要な水質の確保が目的。水分野で国の円借款・本邦技術活用条件(STEP)を適用した初の有償資金協力事業なる。受注金額は、総額約133億円。
前滋賀県知事が来月14日に講演/大阪市下水道科学館で
災害時給水所の新標識決定へ/投票を11月5日まで受付/横浜市水道局
更新工事にノーディパイプ工法/自立管として耐震性も確保/石川系送水管約1㎞を施工/羽曳野市水道局
WBCがクラウドアワードで特別賞/受賞弾みにサービス拡充へ/メタウォーター
同社では「受賞を弾みとして、引き続きWBCのサービスを拡充し、クラウドサービスの発展・確立に貢献していきたい」としている。
災害時の水道復旧で協定/資材調達や活動などを協力/フソウと松山市
協定書調印式(同局庁舎内)では、原川崇・フソウ四国支社長と平岡公明・松山市公営企業管理者が協定書へ記名押印するとともに、握手を交わした。
平岡管理者は「南海トラフ地震や豪雨災害が懸念される中、復旧に必要な大口径管材料などが速やかに調達できれば、大変ありがたく、心強い」とあいさつ。原川支社長は「平時から効果的かつ効率的な協力体制を構築し、市民生活に安全や快適さの提供へ」と決意を述べた。
積算システムに新機能/水道事業体で高い評価/ガイア9/ビーイング札幌営業所
ガイア9は水道実務必携に対応していることから、道内の水道事業体に数多くの実績を持つ。ガイア9はガイアシリーズの9作目として3年前に発売し、水道事業体や土木、電気業界向けに年間100件のペースで新規ユーザーを獲得している。
日本企業の技術に注目/日本8社・団体が出展/日米台水道地震対策WS
仙台市水道局内のワークショップ会場隣に設置された各ブースでは米国・台湾の産官学の関係者をはじめとする参加者の関心を集めていた。
海外からの参加者には各社・団体のブース担当者に加え、日本の水道事業体や学界関係者から説明を受ける人も目立ち、日本企業の技術を軸に耐震・防災談義に花が咲いた。
11月24日に非開削技術研発/日本非開削技術協会
発表会は5つのセッションに構成され、▽第1セッション「開発(測量・地中レーダー)」▽第2セッション「開発・設計」▽第3セッション「管更生・強靭化」▽第4セッションと第5セッション「管推進(事例)」―をテーマに講演が行われる。発表会終了後には発明会館7Fクラブで懇親会を行う。
来月27日に大阪で地震・津波シンポ/土木学会地震工学委員会
ハイセラミック管協会が解散
同協会は、平成7年に英国ヘップワース社製のセラミック管(スーパースリーブ)を輸入販売することとなり、日本スーパースリーブ協会として発足した。
11月19、20日に飲料水検査研発/給衛協
【特集】MIEXRを巡る水道界の最新動向
原水水質の変化や水道水質基準の強化への対応、さらにはエンドユーザーのおいしい水へのニーズの高まりなど、浄水処理技術の高度化に向けた取り組みの充実が叫ばれる中、全国の水道事業体の多くが浄水施設の抜本的更新を控えている。このような中、帯磁性イオン交換樹脂という新たな技術に注目が集まり始めている。その技術を注入した水処理システムであるMIEXRは、厳しい原水事情に直面する水道事業体の課題解決に資するものと期待が高まっている。本紙では、このMIEXRのポテンシャルに注目した技術トピックス特集を企画、この技術に造詣の深い学識者インタビュー・原稿や事業体の実証実験のレポートを掲載した。
【特集】日本水道協会検査事業80周年
日本水道協会の検査事業が1935年(昭和10年)に開始されて以来、今年で80周年の大きな節目を迎えた。水道法に則り、水道水の安全性を確保するために厳正かつ公正な検査が80年にわたり継続されてきたことが日本の水道事業の掲げる「安全・安心」の礎になっていることに論を待たない。本紙では、水道事業の根幹を支える大きな役割を果たしてきた検査事業の意義を再確認すべく座談会特集を企画した。
【特集】横浜市水道局の公民連携した水源林保全
横浜市水道局は公民連携で水源林保全に取り組んでいる。同市は、今年2月にメタウォーターと「水源エコプロジェクト(ウィコップ)」協定を締結した。特集では、ウィコップの概要や目的を紹介する。
【特集】小規模事業体の「アクアレスキュー」活用事例
台風や局所的な集中豪雨、大地震などの自然災害に備えた安定給水体制の確立は非常に重要なテーマである。その課題の克服に大きく寄与し、小規模浄水場の代替施設、あるいは給水拠点として近年、採用実績が着々と伸びているのが可搬式浄水装置『アクアレスキュー』だ。取水から浄水、逆洗までの各機能がワンパッケージで搭載され、無人・自動運転を可能とするなど、自立した浄水システムの早期確立に大きく寄与する。そこで、本紙は災害に備えた応急給水拠点として同装置を導入した和歌山県紀美野町の取り組み、豪雨災害時に浄水場の代替施設として活用した滋賀県栗東市の事例を紹介する。
【特集】座談会・さいたま市水道事業の管路技術
水道事業体にとって、老朽管の更新・管路の耐震化・管路の適切な維持管理が重要課題の一つであることは、全国共通の認識となっている。その一方で、財政状況や施工環境、マンパワーなどの制約により、思うように実施することができない事業体が多いのが現状だ。さいたま市水道局は、管路技術についてさまざまな知見や技術、ノウハウを持っており、管路整備にあたっては、耐震形のダクタイル鉄管を全面採用し積極的に事業を行っている。本紙では、同市水道事業の管路技術に注目した特集を企画、小泉明・首都大学東京特任教授と八木澤修・同市水道局給水部次長(水道技術管理者)および同局若手職員による座談会を通じて、同市における管路の整備・維持管理に迫った。