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2008年(平成20年)05月22日(第4405号)
- 中国被災地の水道を救え/厚労省
- 脱ペットボトルを決定/名古屋市上下水道局
- 皇太子殿下がご視察/東京都水道局
- 大いに「水」を語ろう!/来月7日設立総会
- 地方支部総会がスタート/下水協
- 広域化のあり方を議論/大都市水道事業管理者会議
- 会員提出議案は8題/簡水協関東甲信越ブロック会議
- 新型太陽光発電システムで実証実験/東京都下水道局
- 災害時支援協力隊を設置/岡山市水道局
- 発表論文8題で講演/大阪市水道局技術談話会
- ストックの延命化推進を/下水協神奈川県支部総会
- 民間企業に職員を派遣/大阪市水道局
- 高効率型攪拌機を開発/アタカ大機
- 平成20年度社内検定を実施/フジ地中情報
- 価格据置でステンレス化/石崎製作所
- 第三世代PSIを安定供給/水道機工
- 各社6月に値上げ方針/ダク異形管
- ロボットで管内調査/三井造船
- 試験対策を実施/水コン協
本号の特集
中国被災地の水道を救え/厚労省
5月12日の地震発生以来、死者4万人以上が確認されるなど、連日悲惨な被災地の様子が伝えられる四川大地震。水道をはじめ道路や電力・通信などライフラインは寸断された。
14日夜に中国建設部から厚労省水道課に入った緊急要請によると、四川省では水道施設が完全に崩壊したことにより水が断たれた人口が20万人に上る。施設の復旧には少なくとも4カ月かかる見込みという。
脱ペットボトルを決定/名古屋市上下水道局
上下水道局は、これまで局イベントでの配布に加え、市の各局が主催する会議にも“名水”を提供してきたが、ペットボトルを使用することによる厖大なCO2と資源ごみの排出を解消するため、水道PRにペットボトルを使用するのを止め、代わって使用済みガラスを用いたカラフェやリユースカップを用いることを決めた。
皇太子殿下がご視察/東京都水道局
国連「水と衛生に関する諮問委員会」の名誉総裁を務められるなど、皇太子さまは水問題に熱心に取り組んでおられることで知られる。水道関係では昨年7月に、同じ東京都水道局の朝霞浄水場や水道歴史館などを視察されている。
漏水調査を体験される皇太子殿下
大いに「水」を語ろう!/来月7日設立総会
昨年、水道法が50周年を迎えた。これをきっかけに設立の準備が進められた「語る会」。全国で情報交換の場所を設けることや水道事業体が継承するべき水道技術をまとめること、水文化に関する資料収集、水道史の編さんなどその活動内容は多岐に渡る。
地方支部総会がスタート/下水協
第45回下水協関西地方支部総会は会員ら約190名が出席。金﨑健太郎・和歌山市副市長、永澤章行・大阪市建設局理事、江藤隆・国土交通省下水道部長らが挨拶した。
広域化のあり方を議論/大都市水道事業管理者会議
要望活動は7月に東京都で行う臨時会に合わせて実施する予定。なお、来年度の開催担当は浜松市。
会員提出議案は8題/簡水協関東甲信越ブロック会議
新型太陽光発電システムで実証実験/東京都下水道局
災害時支援協力隊を設置/岡山市水道局
なお、発足式が4月25日、同市三野浄水場で行われ、協力隊員30名(登録79名)らが出席。酒井五津男・同市水道事業管理者の式辞に続き、登録通知書を受けた下川明夫・協力隊長が決意を表明した。この後、臨時給水所の設置訓練が行われた。
発表論文8題で講演/大阪市水道局技術談話会
冒頭、白井大造・同局長が「水道界全体の技術向上に貢献を」と挨拶。続いて、論文8題が発表され、質疑応答が行われた。
ストックの延命化推進を/下水協神奈川県支部総会
今年度の事業計画としては、各種研修事業や要望活動などを行っていくと決定。また会員提出議題を審議し1.下水道事業における地球温暖化対策の取り組み2.下水道施設の地震対策3.指定工事店に関する情報交換体制の強化4.宅配温泉の下水道使用料の賦課―の4題を関東地方支部総会に上程することを決めた。
民間企業に職員を派遣/大阪市水道局
高効率型攪拌機を開発/アタカ大機
平成20年度社内検定を実施/フジ地中情報
実技試験の内容は「管路診断職」が各種漏水調査・水圧流量測定・管路探知、「地中探査職」が埋設物探知・空洞調査・機器調整など。
価格据置でステンレス化/石崎製作所
第三世代PSIを安定供給/水道機工
各社6月に値上げ方針/ダク異形管
旭鉄工は、6月1日の受注分よりダクタイル鋳鉄異形管類の値上げを再度行うと発表した。アップ率は15%。
主原材料となる鉄スクラップの需給が逼迫し、国内の原材料価格が高騰しているため。同社では、全国の水道事業体や関連ユーザーに対して価格改定の趣旨説明を行う。
村瀬鉄工所
村瀬鉄工所は14日、ダクタイル鋳鉄異形管類の販売価格を6月1日受注分から10~15%値上げすることを明らかにした。
値上げは昨年12月以来の半年ぶりで、鉄スクラップ、銑鉄などの原材料価格の高騰が要因。
同社は「原材料の短期間での高騰、また今後も原材料価格が上昇傾向にあることから企業努力で吸収することは困難な状況」とコメントしている。
ロボットで管内調査/三井造船
調査対象は、水の流れのある下水処理場放流きょ(管路長270m×口径2.5m×2.3m)と晴天時は水の流れがないポンプ場放流きょ(管路長370m×口径3.0m×3.2m×2連)。
試験対策を実施/水コン協
講習会では、技術士試験委員経験者や技術士合格者が、技術士試験の出題傾向や勉強方法、答案作成上の注意、試験に臨んでの心構えなどについて講義した。
【特集】全国水道研究発表会
日本水道協会主催の全国水道研究発表会が、5月28日から3日間、仙台市において開催される。現在、我が国の水道事業はかつてない大きな転換期を迎えており、施設の更新・再構築、水質管理問題、地震対策、環境問題、さらには技術継承など、多くの課題を抱えている。「水道ビジョン」に示された目標の達成はもとより、今後とも我が国が誇る「蛇口から水を飲む文化」を守っていくためには、近代水道の創設以来培ってきた英知を結集しなければならない。こうした課題の解決に向け、水道界最大の研究集会である『水道研究発表会』による知見・情報の交流や問題意識の共有に大きな期待が寄せられている。元開催地である仙台市は、釜房ダムにおける異臭味や昭和53年の宮城沖地震などの試練をバネに高い意識と技術力に支えられた前向きな事業運営に取り組んでいる。本紙特集号では、官学連繋も踏まえた仙台市の取り組みにスポットを当てたのをはじめ、発表論文の聞きどころの執筆陣を増強して発表会の手引きとなるように努めた。さらに、今年の水道フォーラム「気候変動と水道の課題」の講師陣にも原稿執筆をお願いした。
【特集】技術トピックス・配水用ポリエチレン管
耐震性、施工性をはじめ配水用ポリエチレン管に対する注目度は年々高まっており、今や水道事業における主要管材料の1つになっていると言っても過言ではない。本紙では、例年この時期に配水用ポリエチレン管の最新動向に関する技術トピックスを掲載しているが、今回は、全国水道研究発表会の開催地が日水協東北地方支部長都市・仙台市であることを踏まえ、東北地方における配水用ポリエチレン管の整備動向をテーマに企画。既に導入実績のある4事業体のレポート記事を掲載したほか、昨年初めて配水用ポリエチレン管の技術講習会を開催した仙台市の藤井参事のインタビューを実施。講習会を通じて得た配水用ポリエチレン管に対する印象・評価に加え、支部長都市として管内事業体の採用動向を概観していただいた。