下水道展'01東京が開幕/最新の知見、技術が一堂に |
『下水道展'01東京』が24日、東京・有明の東京ビッグサイト(東京国際展示場)において4日間の幕を明けた。今年の出場出展企業数は399社(団体)、1,510小間、入場予定者は10万人を超える見込みで、いずれも過去最高の数字だ。前日の23日から25日には同じ会場で第38回下水道研究発表会も開催された。研究発表会では「下水道事業における雨水対策」、「21世紀の流域管理と下水道」をテーマにパネルディスカッションも開催され、幅広い意見交換が展開された。また、26日からは、「21世紀における下水道システム」をテーマに国際会議も開かれる。 |
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研究発表会/丹保氏が特別講演 |
第38回下水道研究発表会は23日から25日までの3日にわたり開催され、ポスターセッションを含め326編にのぼる最新の知見が報告された。
第1日目午前には、丹保憲仁・放送大学学長(前北海道大学総長、土木学会会長、IWA副会長)が、『都市の総合水管理』-水文大循環と都市水代謝-をテーマに特別講演を行った。 |
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鉛管の衛生対策で通知/厚労省
厚生労働省は16日付けで水道課長名により、大臣所管水道事業管理者及び水道用水供給事業管理者にあてて、「給水管等に係わる衛生対策」について通知した。
平成4年12月から概ね10年後に、鉛の水質基準を現行の0.05mg/lから0.01mg/l以下に強化する方針を示していることや、改正水道法が平成13年7月4日に公布され、情報提供の規定が設けられたこと等を踏まえ、鉛対策の促進と情報提供に努めるよう重ねて要請することにしたもの。 |
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鉛管の大規模調査を実施/東京都水道局
鉛の水質基準値が現行の0.05mg/lから平成15年度までに0.01/lへと強化される方向にある中、国内に約850万件以上あるとされる鉛給水管への対応が全国の事業体にとって急務となっているが、このほど、東京都水道局は約356万件を対象とした『鉛製給水管使用状況調査』と311件を対象にした『水質調査』を実施した。鉛の水質調査は大規模なものとしては昨年横浜市が行った400件規模の水質実態調査に次ぐもので、鉛の水道水への溶出の原理はまだ解明されていないものの興味深いデータとなっている。 |
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函館市で第72回地方支部総会/日水協北海道地方支部
日水協北海道地方支部は17日、函館市のホテル函館ロイヤルに約360名の参加者を集め、第72回地方支部総会を開いた。 |
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豊橋市で第79回総会開く/日水協中部地方支部
日水協中部地方支部の第79回総会は18日から19日にかけて、豊橋市の「ホテルアソシア豊橋」において関係者約520名を集めて開催された。 |
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JICA歓送会開く/水団連
日本水道工業団体連合会は19日、東京市ケ谷のアルカディア市ケ谷でJICA歓送会を行った。 |
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環境に優しい傾斜板を開発/ワセダ技研
ワセダ技研(本社・東京、槇島恒彦社長)はこのほど、「環境に優しい傾斜板装置・ウノ式傾斜板沈降装置~非晶性ペット材使用~」を開発、第1号機を処理水量40,000m3の浄水場に納入したことを明らかにした。同社の傾斜板沈降装置は全国の水道事業体に採用されており高い評価を受けているが、今回の環境に優しい装置の開発で一層の拡販を目指していくとしている。 |
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下水道予算獲得など/下水道施設協
日本下水道施設業協会の小島会長(明電舎会長)、前田副会長(荏原副会長)、西口専務理事らの代表は18日、国土交通省の澤井都市・地域整備局長はじめ、曽小川下水道部長らの幹部に対し、公共事業全体を取り巻く厳しい社会経済情勢の中、今後とも下水道事業予算の確保へ不退転の決意で取り組んで欲しいと強く要望した。 |
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