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第3833号  8月 6日発行




水道のクリプト対策進む/厚労省調べ
 厚生労働省は30日、平成10年6月に改正した『クリプトスポリジウム暫定対策指針』に基づく予防対策の実施状況(平成12年10月末現在)を明らかにした。調査対象となった全国の浄水施設10、721施設のうち、クリプトによる汚染の惧れがあり、対策が必要なのは約7%にあたる758施設。このうち591施設(78%)が、既にろ過施設設置等の予防対策を講じていることが分かった。給水人口比率では98%をカバーしている。クリプト対策は着実に進んでいるといえよう。しかし、簡易水道などの小規模な水道事業では未だ対応が十分でない所もあるため、国庫補助制度の活用による対策の徹底を要請している。

「21世紀の水道」でフォーラム/アクアカルチャー基金
 (株)クボタが100周年を記念して設置した『アクアカルチャー基金』の主催による「21世紀の水道を考えるフォーラム」が1日、東京の日本教育会館で行われた。フォーラムには首都圏を中心に、全国から関係者400人が出席し、北大の真柄泰基教授及び、京大の入倉孝次郎教授(同防災研究所長)の講演が行われた。水道工学の第一人者による講演と、強振動地震学の進展により、効果的な地震防災対策を提言するという、最も今日的なテーマに絞った講演会とあって、主務省OB、事業体のトップやOB、研究機関、コンサルタント、メーカー等など、幹部職員・社員が顔を揃えるフォーラムとなった。

渇水対策本部を設置/国土交通省
 国土交通省は30日、渇水対策本部(本部長=竹村公太郎・河川局長)を設置した。四国地方整備局に続き中部地方整備局でも渇水対策本部が設置されたのを受けたもの。今後は関東地方についても情報収集・提供に努めていく。

水道促進大会は中止/日水協常任理事会
 日本水道協会は2日午後、協会会議室で第152回常任理事会を開いた。会議では副会長の長谷川義明・新潟市長を議長に、(1)平成12年度協会決算(2)14年度協会会計予算編成(案)-について協議。原案通り承認するとともに、『全国水道整備促進大会』の中止を了承した。
料金制度の改善を/工水協
 日本工業用水協会は25日、経済産業省など関係省庁に対し平成14年度予算に対する要望活動を行った。
 森田操三・愛知県企業庁技術監を団長とした要望団は経済産業省、総務省、国土交通省を精力的に訪れ、▽国庫補助制度の拡充▽料金制度の改善▽地方債の改善・充実▽先行水源負担の軽減-について要望した。
 経済産業省では細川政弘・産業施設課長らを訪問。細川課長は「事業体の健全な経営はユーザーの利益のためにも必要だ。出来る限り努力していきたい」と述べ、協力していく意向を明かにした。
50年の節目を盛大に祝う/大阪府水道部
 大阪府営水道は今年通水50周年の節目を迎え、2日に吹田市の万博公園で『Water Festival 2001』を開催した。昭和26年に供給を開始した府営水道は、これまで7次にわたる拡張事業を実施、増大する水需要に対応するとともに高度浄水処理事業など先進的な取り組みを進めてきた。今回のフェスティバルでは丹保憲二・放送大学長の講演をはじめ、住友恒・京都大学大学院教授を座長とするパネルディスカッション、万博公園浄水施設の見学会、万博記念競技場でのサッカー教室など様々なイベントを通して50周年を祝った。
最終報告へ管理者会議/関西水道事業研究会
 関西水道事業研究会(座長・住友恒京都大学大学院教授)は17日、大阪市住之江区の大阪市水道局・震災対策室で管理者会議を開催し、“長期的視点から見た設備投資と経営のあり方~設備更新時代を迎えて~”を研究テーマにまとめた中間報告について意見交換した。
“フェスタ”盛況に/都下水道局芝浦処理場
 東京都下水道局の芝浦処理場は7月26日、南部建設事務所と共同で『サマーフェスタ2001』を開催、「地域に親しまれる処理場」をコンセプトに処理場を開放してパネル展示や施設見学、ゲームコーナーなどを設けて下水道事業への理解向上に努めた。
超微細散気装置を納入/日立プラント建設
 日立プラント建設はこのほど、秋田県大曲処理センター向けに、従来の生物反応タンクの散気装置に比べて約70%の省エネルギーが図れ、維持管理も軽減できる「日立超微細気泡散気装置」を採用した下水処理施設を3月に納入したことを明らかにした。なお、同装置の納入は同社としては初めてとなる。
全国で巡回PRを開始/日本水道鋼管協会
 日本水道鋼管協会はこのほど、平成13年度の小径管(各種ライニング鋼管)巡回PR活動計画を明らかにした。
 今年度は他管種との競合がより一層激化していることから、樹脂ライニング鋼管の優位性を強くアピールしていくことが最大の狙い。まず第1段階として官公庁(営繕、水道関係等)に対する巡回PR活動を全国約100ヵ所で実施する。
遠隔監視ツールを開発/ペンタフ
 ペンタフ(本社・大阪府豊中市)はこのほど、インターネット遠隔監視の端末開発ツール「タフネットビルダ」を開発し、十月一日から発売する。
 タフネットビルダはμITRON仕様のリアルタイムOSとネットワーク対応の遠隔監視の主機能に関連するライブラリから構成されるソフトウェア開発キットである。従来、非常に困難だったTCP/IPプロトコルに対応する遠隔監視システムの開発環境が改善され、移動体や遠隔地にある端末から、インターネットへ接続して遠隔監視するシステムの構築が容易になった。
鉛給水管の探査実証実験行なう/水道技術研究センター
 水道技術研究センターは7月23・24日の両日、埼玉県浦和市のさいたま市南部配水場において、日水協はじめ、東京・千葉・さいたま等150名を越える関係者の参加のもと鉛給水管探査・非開削布設替え工法実証実験を行い、電磁誘導方式の管路探査改良機が鉛給水管の埋設状況を正確に把握できる探査精度を持っていること等を確認した。
100年越える企業へ邁進/タブチ
 給水装置メーカーのタブチ(本社・大阪市、田渕宏政社長)は創業60周年を迎え、14日に大阪市北区のリーガロイヤルホテルで記念式典を行った。式典には本社及び支店の社員らが出席し、60年の節目を祝うとともに、さらなる発展への決意を新たにした。
過去最大の127社出展/長野水道展
 10月31日、11月1日に長野市のビッグハットで日本水道協会の第70回総会が開かれるが、同総会に合わせて日本水道工業団体連合会主催の第35回水道展がビッグハット駐車場で行われる。今年の水道展は出展者数が127企業・団体、展示面積約5,400平方mといずれも過去最大規模で行われる。水道展のテーマは「時代は変わる技術は変わる」。
不断水実演など見学/大成機工三田工場
 平成13年度JICA都市上水道維持管理コースの研修員9名は17日、兵庫県三田市の大成機工株式会社三田工場を訪れた。研修員は東南アジアやアフリカなど7カ国の水道関係者で構成されており、不断水穿孔工事や耐震実験、製品展示ルームなどを見学した。