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第 3846号 10月 1日発行




21世紀の水道は住民の視点で/下水道主管課長会議を開催/国土省
 国土交通省は25日、平成13年度全国下水道主管課長会議(第2回)を開き、下水道に関する最近の話題について連絡するとともに、平成14年度概算要求について説明した。この中で、流域下水道による広域的な雨水対策の推進を呼びかけるとともに、新世代下水道支援事業制度の積極的な活用を要請。冒頭、曽小川下水道部長は「合流改善や高度処理など財政が厳しい中で的確に対応しなければならない課題は多い。量から質へ事業を転換する時期に来ており、住民への説明責任など下水道に課せられた課題に対応していきたい」と述べ、都道府県による市町村指導の充実を求めた。

地公法適用で審議/第2回事業検討委開く/簡水協
 全国簡易水道協議会の事業検討委員は21日、第2回目の会合を開き、簡易水道事業への地方公営企業法適用をめぐり意見を交換した。
 簡易水道は、昭和27年に制定された地方公営企業法の適用からは除外されているが、平成12年12月に閣議決定された行政改革大綱では、地方公営企業の経営の効率性を高めるとともに、住民へのアカウンタビリティーを向上させるため、地方公営企業法の適用範囲の拡大が打ち出された。制度の見直しを含め平成14年度までに検討を行い、平成17年度までに必要な措置を講じることとなっている。

上下水道施設の監視強化へ/米国連邦捜査局
 米国連邦捜査局(FBI)はこのほど、地方の全ての上下水道施設の関係者等にあてて、生物や化学兵器を使った新たなテロに対する警戒を要請した。少なくとも10月11日までに適切なセキュリティ対策を実施するよう求めている。

水道の鉛問題でフォーラム-/日水協
 日本水道協会は25日、協会会議室で『鉛問題を考える-水道事業体フォーラム-』を開催した。
 平成12年3月に設置された「鉛問題対策特別調査委員会」(委員長=国包章一・国立公衆衛生院水道工学部長)が検討を終え、報告書をまとめたのに合わせ、鉛問題の現状や今後の取り組み方策について意見を交換し、鉛問題に対する理解を深めてもらうのが目的。
 『鉛管と水質問題』をテーマとした国包氏の基調講演のあと、(1)鉛管の水質問題(横浜市)(2)鉛管の使用実態と解消(東京都、高崎市、福岡市)(3)広報(名古屋市、東京都、川崎市)-をめぐる事例報告や意見交換が行われた。
配水池築造工事が本格化/新潟市水道局
 新潟市水道局が平成17年度の通水を目指して昨年から建設工事に着手している信濃川浄水場では、配水池築造工事が本格化、既にコンクリート打設にも入っている。同浄水場は、同局の主力施設、鳥屋野浄水場に代わる新施設として整備が進められているもので、同局として初めて高度浄水処理を導入したほか、防災拠点としても位置づけられるなど、注目度は高い。
“経営レポート”を作成/大阪府水道部
 大阪府水道部はこのほど『大阪府営水道・工業用水道経営レポート』を作成した。府民や受水企業の理解を得ながらサービス向上、経営の効率化を目指すため、多様な基礎データ、比較データを盛り込み、事業活動が容易に一望できる内容となっている。
技術開発報告会開く/東京都水道局
 東京都水道局が例年秋口に開催している技術開発報告会が今年も先月13日に東京・本郷の同局職員研修所で開催され、13テーマによる発表と開発成果品の展示・実演、さらにはパネル展示が行われた。
 同局職員以外にも多摩地区市町の関係者など約150名を集めた報告会は、同局の岡田次長の挨拶、現行の技術開発体制についての紹介の後、順次13テーマの発表が行われた。
   
郡山市で技術事例発表会/日水協東北支部
 日水協東北地方支部は27、28日の2日間にわたり、福島県郡山市の郡山文化センターに約140名の参加者を集め『第5回水道技術事例発表会』を開催した。
リニューアル整備着々と/多摩地区都営水道
 東京都水道局多摩水道対策本部は統合市町から継承した施設を中心にリニューアル整備を積極的に実施している。これは給水所・配水池の能力増強や小規模浄水施設の処理方式のグレードアップが主で、耐震性強化や運転管理面の効率化を加味するなど、多様な視点で施設のリニューアルが図られている。ここでは、現在同本部が実施中の工事を中心に多摩地区都営水道の施設のリニューアルについてレポートした。
新型膜ろ過装置を発売/オルガノ
 オルガノはこのほど、従来の凝集沈殿法による既設浄水場の最終段に設置でき、病原性微生物クリプトスポリジウム対策を行えるMF膜ろ過装置(オルファインMHF)と、高流束というニーズに対応した水道用高流束UF膜ろ過装置(オルファインHF)の2件について水道技術研究センターのシステム認定を取得し、発売を開始した。オルファインHFは従来品よりも約1.5倍以上のろ過流束で処理可能な高流束タイプで、ランニングコストの大幅な低減や施設面積の縮小化が図れる。オルファインMHFはクリプト除去に重点をおいた膜で、従来の浄水用除濁に比べ2倍以上の高流束で通水可能な画期的な浄水用膜ろ過装置である。オルガノでは3年後に80億円の受注を目指す。
企業年金でセミナー開く/水団連
 日本水道工業団体連合会は9月27日、日本水道会館で企業年金セミナーを開いた。
 今年6月22日に「確定拠出年金(日本版401K)法」が成立し、10月1日から施行されるが、これにより我が国の退職金・年金制度が大きく変わると予想されている。こうした背景から、最新情報の提供や退職金制度の再構築に向けた具体的方策について講演が行われた。
FTTH工法例をPR/光ファイバー協会
 10日の下水道の日に因んで、日本下水道光ファイバー技術協会(藤田忠久会長)は、10日から22日までの約2週間、国土交通省1階ロビーにおいて「下水道FTTH工法例」などのPRコーナーを設置し、事業啓発活動に努めた。
大阪で技術講習会開く/光ファイバー協会
 日本下水道光ファイバー協会の平成13年度第2回(大阪)技術講習会は、20日、21日の両日、大阪市中央区の大阪厚生年金会館に西日本地区の下水道関係者など約200名を集めて開催され、国土交通省下水道企画課の松田尚之企画調整係長による講演をはじめ、計画・設計を中心とした各種の講習が行なわれた。