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第3864号 12月17日発行




下水道予算削減に議員も反発/下水道議員連盟が要望活動
 国会議員13名が下水道予算の大幅削減に反対し要望活動を展開-。経済財政諮問会議で出された下水道の整備テンポ見直しの意見に対し、11月末に行われた下水道整備促進全国大会をはじめとして、全国各地の知事や市町村長による下水道予算の大幅削減に反対する要望活動が続いているが、12日には下水道事業促進議員連盟(村岡兼造会長)が国土交通省と財務省に対して要望を行った。下水道議員連盟が要望を行うのは異例のこと。
持永公庫総裁に要請/日水協
 平成14年度予算編成が大詰めを迎えている中、日本水道協会の川北和徳・専務理事は14日、公営企業金融公庫に持永尭民・総裁を訪ね、高金利対策特別借換債の創設など、起債融資条件の改善を要請した。
 日水協は先に長野市で開いた総会で『21世紀水道宣言』を採択するとともに、国等への要望事項を決めたが、この日の要望はこの決議に基づくもの。
認定対象期限を延長/給水工事振興財団
 (財)給水工事技術振興財団は4日、日本水道協会会議室で「給水装置工事配管技能者認定協議会」(会長=藤田賢二・東京大学名誉教授)を開き、既存資格者に対するダクタイル鋳鉄管の分岐穿孔技能の認定対象期限を平成15年3月31日まで延長することを了承した。
技術サロンで杉戸氏講演/下水道新技術推進機構
 下水道新技術推進機構の技術サロンで13日、水団連の杉戸大作専務理事が「水道民営化の動向と今後の方向」について講演を行った。
 杉戸氏はまず、民営化の形態や各国の民営化状況について、自身が現地を視察して担当者に聞いた話を交えて説明。シアトル市で民営化により建設コストが4割削減されたこと等を紹介した。
予算対策本部を設置/簡水協
 全国簡易水道協議会は10日、簡易水道政府予算対策本部を設置した。
 簡水協では平成14年度の予算編成にあたり、簡易水道施設整備補助金460億円の確保、補助制度の充実、簡易水道事業債815億円の確保、簡易水道に対する地方財政措置の充実-等を打ち出している。
合流改善へパイプ方式雨水滞水池/名古屋市上下水道局
 名古屋市上下水道局が平成11年度から整備を進めている山崎川右岸雨水滞水池の建設工事が最盛期を迎えている。同滞水池は合流改善(1部浸水対策併用)を目的に約40億円の事業費で整備が進められているもので、貯留容量は約1万7,000立方メートル。同局では初めてとなるパイプ方式の滞水池で、全線シールド工法で進められている工事は急曲線や長距離施工など最新技術の積極導入が図られている。
「神戸・淡路宣言」を採択/世界閉鎖性海域環境保全会議
 環境省など主催の第5回世界閉鎖性海域環境保全会議が11月19日から4日間、神戸市などで開催された。「21世紀の人と自然の共生のための沿岸域管理に向けて」をテーマに、閉鎖性海域が直面する課題などについて、基調講演や特別講演、フォーラム、分科会などで意見交換が行われ、最終日には「神戸・淡路宣言」が採択された。
   
来月25日に報告会開催/関西水道事業研
 関西水道事業研究会(座長、住友恒京大教授)の報告会が1月25日(金)午前10時からドーンセンター(大阪府立女性総合センター)で開かれる。
 設備更新・高度処理・地震対策など関水研が過去10年間に取り組んできた成果を巡るパネルディスカッションには関西8事業管理者が出席する。
 [申込方法]▽12月21日(金)迄にFAX又はe-MAILで(無料)▽申込(問合せ)先=関西水道事業研究会事務局(大阪市水道局工務部計画課内)Tel06-6616-5510~2 FAX06-6616-5519
施設監視委託者を募集/大阪府高石市
 大阪府高石市は来月7日から、高石配水場施設監視などの業務委託者を募集する。技術提案(プロポーザル)方式の提案書などにより選定するもので、同市指定様式の参加表明書は17日から26日まで、同市水道部総務課総務係で配布される。
 業務名は「高石配水場施設監視及び運転操作等業務委託」。委託期間は来年3月1日から同月31日までで、参加者の資格として、業務委託事業の営業に2年以上従事していることなどが挙げられている。
 プロポーザル方式参加表明書など提出書類は、来年1月7日から10日の午前9時30分から同11時30分まで、同市水道部総務課総務係で持参により受け付ける。
鈴木氏退官を祝う/東大生研
 今年3月、東京大学生産技術研究所教授を退官した鈴木基之氏の退官記念パーティーが先頃、帝国ホテルで開催された。
相模原浄水場を拡充/神奈川県内(企)
 神奈川県内広域水道企業団は現在、相模原浄水場(標準処理水量=日量40万6,600立方メートル)の拡張工事を進めている。宮ヶ瀬ダムに新たな水源を求めた相模川水系建設事業(第1期)に基づくもので、傾斜板の増設やPC調整池の新設などによって日量12万千立方メートルの増強を図る。
来年度予算確保で要望/水団連
 日本水道工業団体連合会は14日、平成14年度政府予算に対する要望活動を行い、厚生労働省、総務省、財務省、経済産業省、国土交通省へ各種水道関係事業費の確保を訴えた。また、衆議院第一議員会館、同第二会館、参議院議員会館も訪れ、関係国会議員に対しても同様の要望を行った。

新生産ラインが完工/九州鋳鉄管
 フランジ長管のトップメーカー・九州鋳鉄管(本社・直方市、波多野溪子社長)は、かねてより品質向上・コスト低減・生産の合理化などを目指し、工場の生産ライン全般にわたる見直しを進めていたが、このたびその全てが竣工、10日、地元関係者や業界代表を招き工場見学、記念式典並びに祝賀会を行った。

新技術の発表会開く/ナガオカ
 下水道新技術推進機構は30日、技術委員会を開き新技術実用化評価委員会などの研究テーマについて審議した。
 水処理技術共同研究委員会からは新規課題として「高速消毒技術に関する共同研究」の報告がなされた。この技術は合流式下水道の改善に関連するもので、速効性で残留性の低い臭素系の消毒剤と浮上性繊維ろ材による高速ろ過装置により、SSなどの汚濁物除去と消毒装置の複合的機能を持たすことで、環境への汚濁負荷の低減と消毒効率の向上を目的にしている。(株)石垣、(株)荏原製作所との共同研究で、研究期間は平成13年度と14年度の2ヵ年。

技術センターの認定を取得/前澤工業
 前澤工業はこのほど水道技術研究センターから常時4.0立方m/平方m/日以上の膜ろ過流束を持ち、省エネ・省スペースを実現した「内圧式全量膜ろ過装置」の装置性能認定を取得したことを明かにした。
茨城県で大規模不断水工事/コスモ工機
 コスモ工機(本社・東京、加藤正明社長)はこのほど、茨城県企業局鹿行水道事務所内において、鹿島工業用水道の配水管2,000ミリと1,500ミリの鋼管に不断水工事でバタフライ弁を挿入する「コスモインサーティング工法」を行い、無事完了したことを明らかにした。
 同工事は鹿島浄水場から鹿島コンビナートへ配水する管上に緊急遮断弁を設置する工事で、通常の配水を行いながらバタフライ弁を設置するため、不断水工法が採用された。元請は常総開発工業。