上下水道は世界的ビジネス |
上下水道の世界マーケット化の動きが進んでいる。フランスからの提案に基づいて国際標準化機構(ISO)が、飲料水、下水設備に関するサービス活動の国際的標準規格の作成に取り組むことになり、この夏にも日本を含む専門委員会が開かれる。一方、貿易に関連する様々な国際ルールを定めている世界貿易機構(WTO)もEUの提案により、水道・下水道を、サービス貿易の対象に位置づける方向で検討を進めることを決めた。世界ビジネスの中で日本の上下水道は有望な市場分野と目されており、数年後には「身売り」を余儀なくされる事業も出てくる-と見る向きもある。 |
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14年度の活動方針確認/簡水協役員会 |
全国簡易水道協議会は15日午後、永田町の全国町村会館で第2回役員会を開き、平成14年度の活動方針を確認するとともに、事業計画等を決めた。会議には来賓として厚生労働省の3本木徹・水道課長、総務省の渕上俊則・公営企業経営企画室長も出席。14年度予算、地方債計画の概要等について説明を聞くと共に、意見を交換した。 |
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24の新技術等を証明/下水道新技術推進機構 |
下水道新技術推進機構は25日、平成13年度建設技術審査証明事業(下水道技術)の証明書交付式を行った。この事業は民間開発の下水道技術を審査証明するもので、今回は合わせて24の新技術と変更・更新技術が証明された。平成12年度までに証明された技術は61件に及ぶ。 |
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環境会計で公開草案/環境省 |
環境省はこのほど、「環境会計ガイドライン」(2002年版)の公開草案を明らかにした。国内外での研究動向や実践状況を勘案し、環境会計の最も標準的な取り扱いを示したもの。
環境会計の実施に際しての基本事項としては、準拠するガイドライン、対象期間、集計範囲、環境保全コストの算定基準、環境保全効果の算定基準、環境保全対策に伴う経済効果の算定基準を示している。 |
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札幌市藻岩浄水場リニューアル工事 |
札幌市水道局が平成9年度から整備を行っている藻岩浄水場の抜本的な改修工事が来年度末での完工を目指し、仕上げ段階に入っている。
施設能力日量16万3,000立方メートルの規模の同浄水場の水処理施設はI系、II系の2系列に分かれていることから、改修に当たっては、一系列ずつリニューアルを実施し、もう一方の系列は稼働させるという手法が取られている。まず、もう一つの基幹施設である白川浄水場からのバックアップ体制を整えて、施設能力が半分となる状況をカバーした上で、I系列の沈でん池とろ過池の改修を行い、この間は既存のII系施設を稼働させて対応している。そして、このI系施設のリニューアルが完了した昨年4月からは、新施設を稼働させながらII系施設の改修を行っており、併せて管理棟のリニューアルにも着手している。 |
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水道128億、下水道239億円/京都市予算案 |
京都市水道事業・下水道事業会計の平成14年度当初予算案がこのほど発表された。水道事業の予算総額は対前年度当初比3.7%減の572億円、下水道事業の予算総額は対前年度当初比1.7%減の1,171億6,000万円となり、蹴上浄水場の改良工事や第9次下水道5ヵ年計画(平成13年度~17年度)などを引き続いて推進していく。
《水道事業》
建設改良費は対前年度当初比19.3%減の127億9,400円を計上し、第2期浄水施設等整備事業(28億円)、上水道安全対策事業(13億円)、第7期配水管整備事業(76億円)、補助配水管整備事業(7億4,300万円)、諸施設整備(3億5,100万円)などを行う。
《下水道事業》
建設改良費は対前年度当初比四・四%減の二百三十八億九千四百万円を計上し、雨水対策、合流式下水道改善、汚水整備などを積極的に推進する。 |
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汚泥処分など7題報告/下水協中部地方支部実務研究会 |
日本下水道協会中部地方支部主催の平成13年度実務研究会がこのほど、名古屋市中区の愛知県産業貿易館で開催された。研究会では会員都市の約150名が参加するなか、沈砂汚泥等の処分方法などの実例報告および討議とともに、岩谷幸治・国土交通省都市・地域整備局下水道部下水道管理指導室指導係長の特別講演も行われた。 |
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建設改良費に144億円計上/神戸市水道局 |
神戸市は平成14年度水道事業当初予算案を明らかにした。総額は対前年度当初比1.8%減の644億8,700百万円の予算を組み、阪神・淡路大震災を教訓に災害に強い水道事業を目指して推進する大容量送水管の第2工区に着手するほか、鉛給水管に対する情報提供などを積極的に推進する。
建設改良費は対前年度当初比2.3%となる144億800万円を計上した。 |
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2100人に水道意識調査/岡山市水道局 |
岡山市水道局はこのほど「岡山市水道に関する利用者の意識調査」をまとめた。市民の意向を把握し、事業を効果的に推進する基礎資料として、3項目12題を調査したもので、今回が2回目。市民3千人を対象に実施し、2,172人から回答を得た。このうち、水道水について51%が「安全だと思う」、39.6%が「そのまま飲む」と回答するとともに、昨年6月の水道法改正を踏まえた水道事業への民間企業の参入については、「水道局の直営ですべきだ」が43%を占めた。 |
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JICA研修を受入れ/呉市水道局 |
呉市水道局では国際協力事業団(JICA)の要請を受け、中東地域「上水道維持管理」コースを実施している。JICA研修の受入れは平成十年度からで四回目。今年度は中東5カ国から10名の研修員が訪問しており、技術的問題が発生した時の的確な判断と対処方法の習得に努めている。 |
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設立パーティー開く/エム・エス・ウオーター |
昨年12月27日設立され、1月5日から営業を開始したエム・エス・ウオーターの設立披露パーティーが22日午後、神戸市中央区の神戸ポートピアホテルに来賓・関係者など約70名を集めて開催された。4月からの水道法改正の施行を踏まえ、水道施設の運営・管理業務などを行う企業として神鋼パンテツクと上下水道コンサルタントのメイケンが共同で設立したもので、民活・民営化時代を担う新鋭企業として今後の飛躍を目指す。 |
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PET管を鉛管に挿入/水道技術研究センター |
鉛管問題解決へ安価で実用性の高い鉛給水管探査方法、更生工法及び非開削工法の研究・開発を進めている水道技術研究センターは、18日と20日に、千葉市若葉区の都賀の台1丁目と4丁目公園において積水化学工業が開発した「エスロフィット工法」による鉛管更生工法の実証実験を行った。
エスロフィット工法は、飲料水用のペットボトルと同じ材料で衛生性に優れたライニング材料を使用したPET管を鉛管の内側に挿入後、専用の施工装置で加熱し、加圧拡径して鉛管内面をライニング、完了後のライニング厚みは薄く流水断面積の減少はほとんど無い鉛管更生工法。 |
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第27回水道人囲碁大会/水団連主催 |
日本水道工業団体連合会主催、日水協・本紙などの共催による第27回関東全水道人囲碁大会が、23日東京・市ケ谷の日本棋院会館において東京都、埼玉県、千葉県、横浜市、川崎市、横須賀市等の水道局職員はじめ、中倉・水道機工社長、磯村・磯村社長らの会員、田中文次元都水道局長などOBを交えた日頃腕自慢の90名が参加して開催された。 |
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