ACT21の研究成果を公開/水道技術センター |
水道技術研究センターは7月9日(火)、10日(水)の両日、東京都品川区東大井の「きゅりあん」(品川区立総合区民会館)で『高効率浄水技術開発研究・ACT21』の成果報告会(後援=厚生労働省水道課)を開催する。官・学・産の共同で5年間にわたり実施してきた高効率浄水技術開発プロジェクトで得られた成果を広く一般にも公開するもの。7つの研究グループの委員長が成果を報告するほか、37件に及んだ持込研究のポスターセッションも行われる。最終日には「水道の将来像」をテーマに講師らによる総合討論も行われる予定だ。 |
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IWAメルボルン会議が閉幕/「日本からの発信をもっと」/丹保会長 |
オーストラリア・メルボルン市で開かれていたenviro2002とIWA(国際水協会)第3回世界会議・展示会が11日、全日程を終え閉幕した。
enviro2002は、「水」、「廃棄物」、「悪臭」、「企業の環境に対する責任」の各分野に分かれて会議・展示会等が行われたが、その中心であり、最大の会議であるIWA会議を取り仕切った丹保憲仁会長(放送大学学長)には、世界79カ国、約2,800人の参加者から賞賛の声が寄せられた。会期中は口頭論文発表、ポスターセッション、ワークショップ、展示会、理事会、戦略評議会、レセプション等様々な行事が行われたが、日本からは128名の関係者が出席し、会議の成功に寄与した。 |
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下水道に多大な貢献/自治体の退職者を表彰/国土交通省下水道部 |
国土交通省下水道部は3月26日、下水協会議室で「下水道事業連絡会議」を開催し、曽小川久貴・下水道部長が下水道事業に貢献し退職を迎えた自治体の担当者を表彰した。
表彰された13名は今後の下水道事業について意見を述べると共に、下水道部の担当官と意見を交換した。その後、記念品贈呈及び記念撮影が行われた。表彰者は次の通り。(役職は当時のもの)
▽小松悠仁・札幌市下水道局施設部部長職▽横山博一・東京都下水道局長▽緒方敏彦・東京都下水道局次長▽阿部健秀・東京都下水道局職員部長▽田島和徳・高崎市下水道局長▽新井晴夫・桐生市都市計画部長▽都築武司・静岡市下水道部長▽中塚勝春・京都市下水道局管路部担当部長▽赤井仁孝・大阪市都市環境局長▽前阪進二・神戸市建設局参与(下水道河川担当)▽高野洋治・大津市河川下水道部長▽西澤忠城・尼崎市下水道部長▽久恒憲昭・北九州市建設局施設部長 |
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汚水衛生処理率64.7%/総務省 |
総務省は1日、「平成12年度末汚水衛生処理率の状況」を発表した。12年度末現在で、下水道や農業集落排水施設等の汚水処理施設を利用している人口は、前年度より305万人増えて8286万人、汚水衛生処理率は62.5%から2.2ポイント上昇して64.7%になった。
汚水衛生処理率は各事業により実際に水洗化されている人口の割合を示すもので公共下水道や合併処理浄化槽、農業集落排水、コミプラ、漁業集落排水、小規模集合排水処理施設のほか、林業集落排水、簡易排水処理施設についても集計している。
事業ごとの処理率は、(1)公共下水道55.7%(前年度54.0%)(2)農業集落排水1.4%(同1.2%)(3)コミプラ0.4%(同0.4%)(4)合併処理浄化槽7.2%(同6.9%)の順となっている。 |
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リニューアル整備着々と/東京都水道局 |
拡張事業が一段落した今、全国の水道事業体において施設の更新や補修が重要な施策に位置づけられてきているが、東京都水道局でも基幹施設のリニューアルが綿密なプランニングに沿って効率的に進められている。
小作浄水場では、耐震診断結果を踏まえて整備を行ってきた管理本館の改修工事がさきごろ完成し、先月27日には局内関係者が出席して落成式が行われた。 |
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IWA世界会議レポート |
IWA第3回世界会議には日本からも多数が参加したが、3日目に行われた『システム計画と経営』のワークショップ“水道の危機管理”では横浜市水道局の久保田照文・計画課長が横浜市で実施しているフナを使用した大型水質監視装置や緊急貯水槽などの具体的な事例について写真を使いながら説明し、司会を務めた次期IWA会長のマイケル・ラウス氏からも「エクセレント」の評価を受けていた。また、会場からも大阪市水道局の山田豊実・浄水統括担当部長が発言するなど積極的な姿勢が目立った。 |
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50周年記念誌を発行/大阪府水道部 |
大阪府水道部は通水50周年記念事業の一環として『大阪府水道部50年のあゆみ』を刊行した。拡張事業の変遷や水資源確保の経過、高度浄水処理の導入など多岐に亘る事業をまとめ、これまでの経緯が一望できる内容になっている。 |
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春休みに子供達の歓声/都内の上下水道PR施設 |
春休みはスタンプラリーで盛況-!
東京臨海副都心に立地する6つの博物館が春休み期間を利用して、スタンプラリーを実施、「水の科学館」、「虹の下水道館」といった上下水道事業関連の施設でも小学生や親子連れを中心に賑わいをみせた。
この催しは、▽虹の下水道館▽水の科学館▽東京みなと館▽船の科学館▽日本科学未来館▽東京税関情報ひろば-の6館が共同で実施したもので、初の試み。6館中5館のスタンプを集めると各館のオリジナル記念品セットがプレゼントされるとあって、各館でスタンプを押したり、展示物やゲームに興じたりする子供達の姿が見られた。 |
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西尾レントオールと提携/クボタ |
クボタ(本社・大阪市、土橋芳邦社長)と総合レンタル業大手の西尾レントオール(本社・大阪市、西尾公志社長)はこのほど、水道配水用ポリエチレンパイプ用融着工具類のレンタル及び販売について提携したことを明らかにした。
水道配水用ポリエチレンパイプは、EF(電気融着)方式により接合するが、これにはコントローラー(通電装置)、スクレーパー(パイプ表面切削工具)、クランプ(パイプ固定工具)などの融着工具類が必要になる。西尾レントオールは「クボタ水道配水用ポリエチレンパイプ」用の融着工具類を全国150箇所に及ぶ同社の営業ネットワークを通じ、施工業者などのユーザーにレンタル及び販売することが提携内容となっている。水道配水用ポリエチレンパイプのトップメーカーであるクボタが工具類のレンタルで提携するのは業界では初めてで、今後、業界で定着していくものと予想される。 |
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佐世保で技術講習会開く/ポリテック |
水道用ポリエチレンパイプシステム研究会は3月22日、佐世保市水道局庁舎で技術講習会を実施し、職員ら約30人が参加するなかEF接合などの施工実演などを行った。
佐世保市水道局では現在、水道配水用ポリエチレン管・継手の技術検討を進めており、その一環として同管・継手に対する理解を深め、知識の習得を図るために今回の講習会を開催したもの。 |
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ISO9001取得/クボタパイプテック |
クボタパイプテック(本社・尼崎市 渡邊綱義社長)は、3月18日、品質保証の国際規格であるISO9001の認証を取得した。
認証を取得したのは、本社及び東京支店、船橋事業所で、登録範囲は各種パイプラインの設計・施工及び施工管理、管路の調査・診断業務、継手接合及び配管研修業務など。審査登録機関は日本化学キューエイ(JCQA)。
平成13年1月にキックオフして以来、「顧客満足を第一とした、品質の確保」という品質方針のもと、コンサルタントは入れず、各職場から若手、中堅を推進委員に選任して活動を推進し、2度にわたる予備審査と今年2月下旬に行なわれた本審査を経て今回の認証取得となった。 |
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